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2009/03/15(日) 17:46:12 [メディア/意見書]

中川氏記事に対する意見書を送付

20090315006
毎日新聞記事「中川前財務相 バチカン騒動「事実と違う」」に対する意見書
 毎日新聞の上記記事に対し、意見書を送付したので小稿に報告します。博士の独り言/写真は毎日新聞記事(切り抜き)3月15日朝刊(2面)より参照のため引用

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毎日新聞への意見書

 以下に、意見書を報告します。

毎日新聞社殿

 拝啓 毎日新聞の購読者として、朝刊紙面(3月15日・二面)の記事「中川前財務相 バチカン騒動「事実と違う」に意見を差し上げたく、ここに一筆申し上げます。当該の記事では、中川昭一氏の反論を掲載しているようであって、しかし、御紙2月18日朝刊(3面)、同20日朝刊(2面)、さらには、同21日夕刊(8面)では、関わる記事に多大なスペースを割かれているのに対し、朝刊紙面の当該の記事構成は、私にとって決して十分なものと映りません。

 以前に掲載された関わる当該記事については、一部から御紙のスタンスに品位を信頼性を問う指摘があり、ひいては、その内容とともに、御紙の社会的信用に関わる事項として衆目が集まっています。また、中川氏は、「警報機を鳴らす」(要旨)と大きく報じられた事実関係を否定するとともに、同番組の談話では、「事実と違うことを(醜態をさらした)記者会見の延長線でさもありなんと報道された」(表題)、と明らかに御紙の記事(上述)を含む大報道に疑義を投げかけています。

 御紙が、一連の記事に報じた内容と、中川氏自らが証する事実との差分があれば、公器たるべき社会的責任の上から説明すべきです。もしも、中川氏の反論に間違いがあれば、間違いと。また、御紙に、一連の記事に対して追記・補足に資する言い分があれば、その旨を明記すべきであり、誤報であれば、誤報であったと。また、虚構であれば、虚構であった、と紙面を以って説明を十分になすべきです。これは商業にあるべき社会的義務です。

 その義務を怠るかのように、確たる後始末しないとあれば、先年に、良識の前に露呈した英文サイト経由の多大な変質記事に対する御紙の対応と本質は同じであることを指摘せざるを得ません。およそ、新聞記事は、数十万、数百万の読者が目にするものであり、新聞に誤報、意図的な虚構があった場合は、それに倍する以上の労力と責任を以って、その訂正に誠意を以って当たるべきです。これが成されないとあれば、毎日新聞に対する評価はますます下がるでしょう。以上、誠意ある対処をお願いし、意見書を申し上げます。

平成21年3月15日

○○○○

(以上、転記)
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20090315007
意見書(3月15日)概要
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 以上を報告します。報道に対する意見書については、各紙の中でも毎日新聞に対する書面が最多ですが、今後も、メディアに対する粛々とした意見書、取材の積み重ねをして行きたく思います。

 ご多忙の中、日々新たにご訪問いただき、辛抱強く支えてくださるみなさまに心より感謝します。

平成21年3月15日

博士の独り言
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2009/03/14(土) 21:09:57 [メディア/意見書]

中川昭一氏が「バチカン報道」に反論

20090314004
バチカン騒動を否定=中川前財務相
 自民党の中川昭一前財務・金融相は14日放送されたCS番組で、ローマで開かれた先進7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)出席後に視察したバチカン博物館で立ち入り禁止区域に入り、警報機を鳴らす騒動を起こしたとされる問題について、「全く警報機は鳴っていないし、わたしに対する注意もなかった」と述べ、事実関係を否定した。中川氏は「事実と違うことを(醜態をさらした)記者会見の延長線でさもありなんと報道された」と主張。さらに「同行した(バチカン側の)神父さんからも、お酒のにおいは全くしていなかったと正式に手紙ももらっている」と反論した。時事通信Web) 3月14日付記事より参照のため引用/写真は朝日新聞記事(切り抜き)3月14日夕刊(12面)より参照のため引用

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“ヘロヘロ大臣”印象づけの大報道

 現時点で、表題について、主な夕刊各紙で掲載している紙面は朝日新聞のみのようだ。記事には、云く、「14日放映の朝日ニュースターの番組で、イタリアでの「もうろう会見」後に観光したバチカン博物館で立ち入り制限区域に入ったことなどを伝えた報道について「全く警報も鳴っていないし、私に対しての注意もなければ、お酒のにおいなんか全くしていない」と反論した」と記している。同系のテレビ番組でのことであれば、のことかもしれない。この中川氏の反論が、この朝日紙面にどこまで正確に記されているかは定かではない。時事通信の配信(表題)の方では、「事実と違うことを(醜態をさらした)記者会見の延長線でさもありなんと報道された」との言質もあるようだ。ここが核心部分と指摘できるが、朝日紙面では省いているようだ。
 
20090314010
時事通信Web)3月14日付記事
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 中川氏がG7後の会見の「延長線上」で、と語る当時の報道について、ここで少々レビューしたい。当時の朝日紙面を再び拝見してみると、こう記している。当該記事に、云く、「到着時から中川氏の足取りはフラフラとおぼつかなく、言葉もはっきりしなかったという。案内役の説明を聞かずに歩き回ったほか、入ってはいけないエリアに足を踏み入れたり、触ってはいけない展示品を素手で複数回触ったりした。そのため警備室の警報が少なくとも1回鳴ったという」と。中川氏の反論が事実にもとづいたものであるとすれば、ここでも、朝日新聞は見事なまでの捏造記事を配していることになる。

20090314005
朝日新聞記事(切り抜き)2月21日朝刊(39面)
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 中川昭一氏の反論に照らせば、同氏がいかにもヘベレケの千鳥足で生活し、世界に恥ずかしい政治家であるかに印象づける。政治家として再起できないまでに印象を貶める。そのために、「バチカン観光」でいかにも醜態を演じたかの大報道は「うってつけ」のネタであった、と認識すれば事の次第が判りやすくなる。

 この朝日新聞の朝刊記事に同調するかのように、同日の夕刊に紙面を大きく割いたのが毎日新聞であった。云く、「財務省職員を伴った中川氏を現地の大使らが案内する形で、一行10人は博物館職員と共に館内を回った。午後4時の閉館時刻を過ぎていたため、一般客はいなかったという」と。続けて、「その際、中川氏は館内を好きに歩き回った。触ることを禁じられている石像を2回ほど触り、一度は警報のブザーが鳴った」と記している。無礼に映る記事写真の選定といい、「眠り込みそうな表情で会見を終えた中川氏」と始まる記事文面といい、である。中川氏の指摘にある通り、“ヘロヘロ大臣”を印象づけるに格好のネタであったに違いない。他の多くの紙面がこれに追従したことも、残念な出来事であった。

2008031400720090314008
毎日新聞記事(切り抜き)2月21日夕刊(8面)
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伏線は、「取材しない」毎日新聞

 これに対して、中川昭一氏がバチカンに当日の状況確認を入れ、証拠として、文書を得られていたとすれば非常に重要である。上記の紙面がいかに意図的で、厳正に指摘すれば、捏造性に富んだ記事であったか。証拠に照合すれば、そのおぞましい報道体質が、この一件でも明らかになるからだ。

 また、上記の伏線は、2月20日の毎日紙面にあったのかもしれない。記事に云く、「ローマで開かれた先進7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)後に、ろれつが回らない状態で記者会見して辞任に追い込まれた中川昭一前財務・金融担当相が、14日の会見終了後、同行した財務省幹部や現地大使とともにバチカン市内を約2時間、観光していたことが19日分かった」とある。ここから、中川氏貶めの、虚構報道の枝葉が伸びたものと認識して差し支えない。

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毎日新聞記事(切り抜き)2月20日朝刊(2面)
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 さらに、この記事の伏線は、この2日前の、“報道の速さ”で話題となった「検証・ローマの2日間」と題する毎日紙面に遡ることができる。「検証」も何も、毎日新聞に問い合わせ、直接取材することもなく、同記事を書いていたことを確認している。

20090314006
毎日新聞記事(切り抜き)2月18日朝刊(3面)
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 この“ネタ”元が、中川昭一氏、麻生総理を邪魔者とする隷中倒錯オーナー率いる読売新聞ではないか、との指摘が絶えない。ガードが厳しく、当時は確認こそできなかったが、複数のクサを配していたことから、当時の状況が窺える。
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中川昭一氏にエールを

 表題に参照する朝日紙面は、云く、「一方、もうろう会見については「政府・与党に迷惑をかけたという気持ちは、どういう誤報や意図的報道があろうと責任は感じている」と釈明した」と記している。中川氏は、報道で関係者に迷惑をかけた点について責任を述べておられるのであって、意図的な報道を認めたものではない。その様子を読み取れる次第である。

 先稿に紹介した、週刊文春の意図的な写真記事もまた然りだが、これらの潰し“報道”は報道とは謂わずに、貶めの「印象宣伝」と認識した方が事の次第が判りやすくなる。中川昭一氏の議員生命まで奪おうとする意図が露呈しているのである。これらのメディアがどうあれ、中川昭一氏は、この日本の将来にとって不可欠の国思う議員である。日の丸のもとに良識が結束して、中川昭一氏にエールを贈り、支えて行くことができればと願う。


 先稿で、中川昭一氏への激励の葉書、手紙を書こう、との呼びかけをさせていただいた。多くのみなさまから、さらに「送った」とのメッセージをいただき、感謝しする。小ブログでは、これからも、中川昭一議員にエールを贈る。僭越ながら、下記の凡例(葉書)はあまりご参考にならないかもしれないが、新たに送られる方には、部分使用していただいてもよい。

(以下、激励の葉書)


頑張れ、中川昭一議員!

日本国民の安全と生命と財産を守るために、闇政治、闇法案を放逐して開けた政治実現のために、辞職要求は跳ね返してください。

中川昭一議員を支持します!
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20090225006
葉書凡例(画像)
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■ 中川昭一氏議員宛先

国会事務所
〒100-8981 東京都千代田区永田町2-2-1 衆議院第一議員会館720号室


(以上、中川昭一氏のページより転記)
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■ 主な関連記事:

▼ いつもの捏造体質を露呈:

朝日「バチカンの変」の闇 2009/02/21 
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▼ 取材をしないで書ける毎日新聞:

毎日「取材なし記事」に思う 2009/02/21 
毎日「バチカン観光」記事に問う 2009/02/20 

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▼ 週刊文春まで:

文春「中川記事」の闇 2009/03/06 
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▼ TBSもいつものように:

TBS「報道テロ」の策謀 2009/03/01 

▼ 言うことを聞かない首相は、「1000数万部の『読売新聞』の力で倒す

何様だ、渡辺恒雄殿! 2007/08/22

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【筆者記】

 上記の毎日、朝日の“報道”のように、時系列的に観れば、虚構が枝葉を伸ばすケースがあることが判る。このパターンは、今後の“報道”をご覧になる際の何らかのご参考としていただけるのかもしれない。もう1つの典型的な虚構パターンは、前後の脈絡を切り捨てた「言葉狩り」にみられる、トリミングによる“報道”である。このパターンには、映像の間引き、捏造したかの写真も含まれる。このパターンが、中川昭一氏、麻生総理に対してどれほど使われて来たことか。報道の多くが、「ニュース」と謂うよりは、その虚構、捏造検証のための膨大な資料と化していることが、皮肉に感じられてならない。

 先のTBSの麻生総理の講演(2月22日)のニュース報道に観られる、会場の間引き映像についても、あからさまな作為が観られた。指摘検証と検体(動画ファイル)を関係当局に送付させていただいた。後稿の機会に詳しく報告する。以上、紙面記事を参照し、小考を報告する。
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 読者のみなさまにはお忙しい中、ご訪問をいただき感謝しています。ここに、小稿を新たにアップさせていただけたことを有難く思います。 拙い記事に対し、有志のみなさまより、内容を的確にフォローいただくコメント、身を案じてくださるコメント、メッセージをいただき感謝します。一日一日を大切に、みなさまと共に考え、真実を共有できればと願っています。事実を指摘する批判は「悪口」ではなく、真実を掘り出し、その共有のために不可欠です。また、真実の共有はすべての第一歩です。正論は真実から生まれ、良識の声は必ず力になる。辛抱強く支えてくださるみなさまに心より感謝します。




2009/03/03(火) 06:51:24 [メディア/意見書]

聖教化しゆく毎日新聞

20090303008
毎日新聞掲載の創価「投げ込み」記事
 読者から、毎日新聞(3月1日)が創価学会記事を掲載したことが話題になっている、とのお知らせをいただいた。小稿に実物を紹介し、クリップさせていただく。博士の独り言/写真は創価学会の寄稿記事。毎日新聞記事(切り抜き)。3月1日朝刊(5面)より参照のため引用

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国思う政治家をバッシングし、創価に隷従する

 新聞各紙が、創価学会の機関紙の代行印刷、広告掲載などでビジネスを維持している。その実態については、小ブログからも、先稿で度々指摘させていただいた通りである。各紙とも、どの「ビジネス」の金額は公表しないが、とりわけ、その面で創価学会への依存度が高く、且つ親密な「新聞」が毎日新聞である。また、系列のTBSと同様、内部に抱える創価学会信者の数も多く、最早、創価学会抜きには、毎日新聞、TBSは成り立たないのではないか、との指摘さえあるようだ。

 その意味合いからか、毎日新聞朝刊(3月1日付)(5面)では、池田大作(創価学会名誉会長)寄稿として、創価記事を配している。

 寄稿の形式をとってはいるが、この種の記事は、ビジネスパートナーである創価学会の「投げ込み記事」といわれるもので、あくまで、掲載の是否は、創価学会の恩典を受ける各紙の裁量に任せる、としているそうだが、しかし、関係の深い新聞ほど、「投げ込み記事」を掲載しなければビジネスに響く、との心配がつきまとうそうだ。いわば、忠誠を誓う意味合いもあっての掲載ではないか。これなら、「取材をしなくても書ける」記事の1つに違いない。

 先年は、神奈川新聞掲載の同種の記事を小稿を通じて紹介したが、神奈川新聞もまた、毎日新聞と同様に、創価学会への経済的な依存度が高い「新聞」である。あの国籍法改正案が国会審議にかかっている時に、各紙に対して、なぜ、同法案について報じないのか、との良識の問い合わせが集まった。だが、これらの隷創メディアは、一般読者の声を無視すると同時に、創価学会の礼賛記事を度々掲載し続けているのである。創価学会の都合に合わない事柄であれば、本来、報じるべき事柄であっても報じない。最大読者数(1000万部以上)を誇る読売新聞がその極みだが、露骨さ、卑劣さの点から指摘すれば、毎日新聞が抜き出ている。今後も機会あれば、毎日新聞の紙面傾向を注視していただきたい。紙面、広告ともに、この創価学会や南北朝鮮関連が増えていく可能性がある。
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変態記事の後始末無し

 先年、広く知られるようになった毎日新聞発の英文変質記事について、「おわび」を紙面に掲載(2008年7月20日朝刊)したが、その後にあるべき対外的な謝罪、訂正については、何ら後始末をしていない。それどころか、こともあろうに、本年に入って、さる朝刊紙面に、風俗にはしる主婦のドキュメントを掲載するなど、持ち前の性癖体質を復活させている。また、隣に住む女性の下着を盗んで逮捕された社員(管理職)の事件もあった。新たな捏造報道を露呈した系列のTBSと同様、メディアとしての「存在」が問い直されるべき時期に来ている。
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■ 主な関連記事:

▼ 創価広告と引き換えに「書かない」新聞

創価「広告で口封じ」か 2008/11/19 
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▼ 神奈川新聞の創価記事

創価「新聞広告」か 2008/11/27 
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▼ 変質記事の後始末無き「おわび」

毎日「変質事件」一考 2009/01/26 
毎日「性癖復活」へ 2009/01/06 
「毎日」謝罪の「軽さ」 2008/09/28 
毎日新聞への意見書 2008/07/08 

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▼ 取材しないで書ける「毎日新聞」

毎日「取材なし記事」に思う 2009/02/21 
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▼ 準韓国紙の面目

毎日「韓国に親しみ51%」 2009/01/04 
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【筆者記】

 件の「個の圧殺報道」でも、朝日新聞とともに、その先導役を担って来た存在が毎日新聞である。

20090303007 
毎日新聞掲載(切り抜き)3月1日朝刊(28面)
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 そもそも、カルトや性癖に汚染された新聞が、報じるべきを報せず、ごく当たり前の発言をした政治家や、一瞬の失態を大報道する意味があるのか、どうか。この1点を考察するだけでも、とても「新聞」とはいえず、軌を同じくするTBSについても、とても「放送局」とは謂えない。以上、紙面記事を参照し、小考を報告する。


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2009/02/23(月) 23:15:13 [メディア/意見書]

朝日、手を替えて中川攻撃

20090223017 
中川財務相「もうろう会見」 記者は何をしていたのか?
 朝日紙面に報道を回顧するコラムが掲載されている。興味深い記事なので、小稿に参照したい。博士の独り言/写真は朝日新聞記事(切り抜き)2月23日夕刊(9面)。参照のため引用

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中川昭一「バッシング」の一環

 バッシング報道の「アリバイ」記事のパターンではないか。云く、「中川前財務・金融相はローマの記者会見で醜態をさらしましたが、会見に出席した記者たちもまた、批判を浴びることになりました。テレビニュースが、記者会見の様子を放送したからです」とある。論旨のすり換えではないか。記者を批判する論調はどこの紙面にあったのか。また、云く、「呂律(ろれつ)が回らない大臣の様子を見て、(記者からは)体調を心配する質問があってもよさそうなものですが、質問がなかったことがわかってしまいました」とある。

 池上氏が示唆されるように、確かに、体調に関する記者の質問はあって良かった、とトリミングされた報道映像のみを見れば、ふとそう思えるかもしれない。だが、報道そのものが、表題の写真選びと同様、中川財務相「もうろう会見」とキャプションを付ける朝日紙面のような意図性を持っていた、と認識すれば事の次第は判りやすくなる。すなわち、「ニュース映像」で配信するための、「ネタ」シーンが最初から欲しかったのである。中川氏は状態が悪い中でも、会見全般では何とか受け答えをこなしている。だが、それについての映像は放映せず、「ネタ」の部分を強調するかのように、際限なく放映し、記事に書き続けたのは、いったい、「どなた」であったのか。

 また、云く、「それとも中川氏と一緒に酒を飲んでいたので、追求できなかったのでしょうか」と。そこで、云く、「毎日新聞は18日朝刊で、中川氏が前夜男性記者たちと酒を飲み、当日は、日本から同行した女性記者らと昼食をとり、その際、赤のグラスでワインを注文したと書いています。この記事の最後には、「毎日新聞の記者は、中川氏との会合には、いずれも出席していなかった」と書いてあります。わが社は潔白だと言いたいようです」とある。曖昧に過ぎる論旨である。池上氏がここで引用されている「毎日新聞」の記事については、筆者が同紙に取材し、同記事の内容が直接取材ではないこと。また、直接取材したように書いて、どこが悪い、との応対を受けた経緯を報告した。大報道が始まるタイミングで、読売サイトから姿を消した記者が自紙に書けないため、毎日新聞が掲載した、との見方もできるが。

 さて、記事の終盤に、朝日新聞記者は同席していなかった、とする朝日新聞記事(20日)に触れ、池上氏はこう記しておられる。云く、「飲酒について質問しなかったのは、「日本の新聞の15日付朝刊締め切りが迫っており、質問はG7の内容に集中したからだそうです」と。いわば、会見の原映像の通り、中川氏が受け答えしていたから、約35分余りの時間の中でも、「質問はG7の内容に集中」(記事)できたのではないか。池上氏は原映像をご覧になっていなかったのか。言葉は悪くて恐縮だが、こうした記事は、論旨が曖昧だ。
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記者の責任を問う形で、中川氏の「もうろう会見」を補強

 朝日新聞にしても、唯一、ハッキリしている論旨は、中川昭一氏の議員生命を絶ちたい。メディアが誘導した中川氏の辞任劇をそのまま倒閣につなげたい、とする意図にある。ゆえに、記事の締めくくりに、「中川氏の飲酒癖を知っていながら、大事な会議の前夜に一緒に酒を飲む記者。記者会見前の昼食にワインを注文した中川氏の行動を「確認」しなかった記者。大臣の呂律の回らない様子を問いたださなかった記者たち。記者の行動もまた、読者から厳しく問いただされる時代なのです」と。同行記者に問うようであって、しかし、何で、中川氏を止めなかったのか、と。巧みに、むしろ、中川氏の「もうろう会見」を補強しているのである。

 指桑罵槐(しそうばかい: 桑を指して槐(えんじゅ)を罵(ののし)る)とは、このことかもしれない。延々と、中川氏のバッシング報道は、その姿形を変えながら続いている。中川氏を議員辞職に追い込むまで、執拗な報道は続くのであろう。だが、中川氏に投げつけたブーメランは、必ず投げた当事者の首をめがけて返って行く。中川氏は、間違っても心を弱くしてはならない。
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要求は「議員辞職要求」にいたれり

 東京新聞の朝刊紙面には、こうあった。云く、「民主党の鳩山由紀夫幹事長は22日、中川昭一前財務相がバチカン博物館で柵を乗り越えたり、素手で美術品を触ったりした問題について「大臣や政治家というより、人間としてやってはいけない。議員バッジをつける資格があるのか、厳しく問わなければならない」と述べ、議員辞職に値するとの見方を示した」と。続けて云く、「鳩山氏は、福岡県筑紫野市で民主党衆院議員の会合に出席し「日本の政治家がこんなに程度が低いものだという恥をさらした罪は極めて重い」と強調した」とある。こと「議員辞職要求」にいたれり、と謂うべきか。真の「」は、いつまでも、攻撃「ネタ」で騒ぎ立てる。議員まで辞職せよとする鳩山由起夫氏、ひいては民主党にこそ問われるべきではないのか。

20090223016 
東京新聞記事(切り抜き)2月23日朝刊(2面)
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 そして、麻生総理への「問責提出」か。これも、メディアを使った「大報道」→「議員辞職」→「総理の任命責任追及」の、「小沢ルーチン」とも指摘すべきお決まりのパターンである。パターンをフローに落としてみると、過去のケースも同じフローに収まることを確認した。その「やり方」は、議論より先に相手の抹消に出る特定国の手法そのものだ。後稿の機会に報告したい。「小沢ルーチン」が機能できなくなるバスターがあれば良い。最大の弱点は、わがままで中身が無いことだ。

20090223018 
東京新聞記事(切り抜き)2月23日朝刊(2面)
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■ 主な関連記事:

報道「小沢発言」の闇 2009/02/23
毎日「取材なし記事」に思う 2009/02/21
朝日「バチカンの変」の闇 2009/02/21
毎日「バチカン観光」記事に問う 2009/02/20
朝日毎日「総理追求」の闇 2009/02/19 
手紙・中川昭一議員殿 2009/02/18 
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【筆者記】

 闇政治、闇法案に奔走する政治家は何10人辞めようとも、日本の損失にはならない。だが、これに真っ向から対峙して来た中川昭一氏は失ってはならない存在だ。賊も認識しているがゆえに、中川氏に執拗な攻撃が続くのである。以上、紙面記事を参照し、小考を報告する。
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 読者のみなさまにはお忙しい中、ご訪問をいただき感謝しています。ここに、小稿を新たにアップさせていただけたことを有難く思います。 拙い記事に対し、有志のみなさまより、内容を的確にフォローいただくコメント、身を案じてくださるコメント、メッセージをいただき感謝します。一日一日を大切に、みなさまと共に考え、真実を共有できればと願っています。事実を指摘する批判は「悪口」ではなく、真実を掘り出し、その共有のために不可欠です。また、真実の共有はすべての第一歩です。正論は真実から生まれ、良識の声は必ず力になる。辛抱強く支えてくださるみなさまに心より感謝します。
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2009/02/21(土) 23:20:20 [メディア/意見書]

取材しないで書ける毎日新聞

2009022100520090221006
中川前財務相:お騒がせ もうろう会見直後、バチカンで石像触り警報鳴る
【ローマ藤原章生】 ローマで開かれた先進7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)で、ろれつが回らない状態で記者会見に出席し、辞任に追い込まれた中川昭一前財務・金融担当相が、会見直後に訪れたバチカン博物館で陳列品の石像に触れるなどマナーの欠ける行いをしていたことが、同行者らの証言でわかった。中川氏は博物館でも政府代表とは言い難い姿をさらしていた。毎日新聞記事(切り抜き)2月21日夕刊(8面)より参照のため抜粋引用/写真は毎日新聞の同記事より参照のため引用

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執拗な中川昭一「報道」

 中川昭一氏の政治生命を絶ちたいのであろう。毎日紙面でも執拗な攻撃が続いている。表題の写真選びも意図的である。内容も、相変わらず、その場に居合わせたかの、「見て来た」ような記事である。云く、「今月14日午後4時(日本時間15日午前0時)すぎ、ローマ中心街のホテルで、眠り込みそうな表情で会見を終えた中川氏は、その足で博物館に向かった。イタリアを去る間際の2時間の「視察」で、当初から予定に組み込まれていた」と。続けて、云く、「財務省職員を伴った中川氏を現地の大使らが案内する形で、一行10人は博物館職員と共に館内を回った。午後4時の閉館時刻を過ぎていたため、一般客はいなかったという」と。

 続けて、云く、「その際、中川氏は館内を好きに歩き回った。触ることを禁じられている石像を2回ほど触り、一度は警報のブザーが鳴った」と。描写が細かい。記事に、「・・という」と出て来てはいるが、論調は新聞と謂うよりは、同紙が得意とするその分野の小説に近い。問題と指摘されている、「見てきたように書く」記事は、同紙の体質に由来するものであろう。同紙面についても、厳正に記録しているが、朝日新聞と同様に、「中川昭一」報道には、文脈に明らかな意図とその背後とのつながりが観える。これについては、あくまでご参考として、後稿の機会に報告したい。
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「取材無し」で記事が書ける

 最近、毎日紙面の確認できた1つの傾向は、同紙の場合は、取材をしなくても記事が書けることだ。他紙の情報、記事も、あたかも、自らがその場に居て取材していたように書く。これについて、昨日、同紙に問い合わせた様子を報告する。

筆者: 御紙2月18日付2面の「検証 ローマの2日」と題する記事について、伺いたい。
毎日: その記事が何か。


筆者: これは、御紙がその場で直接取材して書かれた記事か? その場に居合わせたような書き方だが。
毎日: ウチの記者はその場にいなかった。周辺取材というか、中川氏に同行した関係者から聞いた内容を、ウチの記事にしたものと思われる。

筆者: それならば、一般紙面の慣用句として、たとえば、「関係者によれば」、「関係筋によれば」との書き始めから、内容を紹介する形で書くべきではないか。
毎日: ウチの紙面をご覧になれば判ると思うが、ウチはそんな書き方はあまりしない。直接取材しなければ記事を書けないというのか?


筆者: 御紙も新聞ならば、通常の慣用句や表現方法を用いるべきではないか、とお尋ねしているのだが。現状では、直接取材なのか、関係筋による情報なのか、区別がつかない記事に映る。直接取材していないのであれば、その様子を客観的に明示しても良いのではないか。新聞は公器であるべき存在だ。その立場で、内容の事実確認や責任を問われるケースもあるはずだが。
毎日: ウチのやり方について、とやかく言われる筋合いにない。


筆者: その場にいなくても、または、取材しなくても、御紙なら記事にできる。そのやり方に文句を言うなということか? 購読者の1人として伺っているのだが。
毎日: 言いたいことはそれだけか。

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 物事のごく基本的な筋道さえ分からなくなっているのだろうか。掘り下げた意地の悪い質問かもしれないが、購読者が淡々と問い合わせすれば、腹立たしく返す。淡々と、こうですよね、と確認の意味で質問しても、相応の答えは返って来ない。毎日新聞のやり方に文句があるのか(要旨)と返す。残念な応対である。
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中川昭一氏への執拗な攻撃

 通話を切ろうとする空気が伝わって来たが、問い合わせを続けた。

筆者: 連日の紙面を拝見しているが、中川昭一氏の辞任後にいたっても、執拗に「酩酊会見」に関する記事や、その関連記事が目立つが。明らかに度を超している報道だ。大報道と見ている。そこまで、中川氏を攻撃する理由は何か。
毎日: 一国の大臣が醜態を見せた。それを記事にしているのだが。


筆者: 一国の大臣をあつかうならば、少なくとも明暗両方を客観的に報じるべきだ。そもそも、G7会議で中川氏の職務に瑕疵はあったのか? その問いもなさずに、「酩酊会見」に関する記事を連日掲載する。その中に取材もしていない記事も目立つ。
毎日: ・・・


筆者: 過去に、酩酊状態で会見に臨んだ他国の首長もいる。その様子が世界に配信されたからといって、「辞めろ」との声は上がったのだろうか。100パーセント完璧な人間は存在しない。問うべき職務の内容を問わずして、1つの失態を、いつまで報道し続けるつもりか。
毎日: ご意見として関係者に伝える。


筆者: 御紙が今日(2月20日付)で書いている「バチカン観光」にしても同様だ。行く国々の見学、観光はどのような政治家でも通例ではないか。
毎日: ご意見として関係者に伝える。


筆者: 一連の「大報道」を個の圧殺と認識している。明らかな暴力である。中山成彬氏の事例と同じだ。御紙は「個」に対する暴力の先導役を買い、結果的に、それを利用する政治勢力を幇助していることになるが。
毎日: 幇助とは聞き捨てならない。(「幇助」に敏感に反応)


筆者: 幇助といわずして、何と謂う。
毎日: ご意見として関係者に伝える。

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 率直な感想を申し述べれば、この時の反応は、特定国の人物と話す時と同じだ。整然と問いかけても、論旨を理解しようとせず、ヒステリックに返す。好んで行っていることではないが、今後も、他紙と同様に同紙の検証を続ける。
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取材をしないで書ける特技

 以下の記事は、表題と同日付の毎日新聞(8面)の記事だ。筆者にとっては、興味深い分野の科学記事だが。

20090221007
毎日新聞記事(切り抜き)2月21日夕刊(8面)
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 その内容を拝見すれば、どこかで読んだことがあった。記憶をたどれば、2月18日付の日本経済新聞(16面)に論旨を同じくする記事があった。記事を締め括る神奈川大学助手の談話も同じである。ごく単純に紙面を拝見すれば、日本経済新聞掲載の「3日後」に、若干の手を加えて膨らませた「記事」を、毎日新聞が掲載しているようにも映る。

20090221008
日本経済新聞記事(切り抜き)2月18日夕刊(16面)
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 写真(想像図)がカラーになっている。こういう書き方が毎日新聞だ、と返されれば、“主張”になるのかもしれないが。通常は、情報の鮮度も新聞に問われる1つの要素だ。同記事を最新のニュースと読む購読者もおられるのかもしれない。
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■ 主な関連記事:

朝日「バチカンの変」の闇 2009/02/21
毎日「バチカン観光」記事に問う 2009/02/20
朝日毎日「総理追求」の闇 2009/02/19 
手紙・中川昭一議員殿 2009/02/18 
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【筆者記】

 小学校の壁新聞でさえ、それなりの取材をして書く。以上、どこかでご参考としていただければ幸いである。紙面記事を参照し、小考を報告する。
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