政府「竹島「共同付託」提案書」拝考
2012/08/21(火) 23:30:30 [民主党]
ヌルヌル感が否めない「共同付託」提案
竹島「共同付託」提案書、韓国政府に手渡す
政府は21日、韓国が不法占拠している島根県・竹島の領有権問題について、日韓両国で国際司法裁判所(ICJ)に共同付託する提案書を韓国政府に届けた。韓国政府は共同付託を拒否する構えだ。日本政府は韓国が拒否を表明すれば、直ちに単独提訴の準備に入る。共同付託の提案書は、ソウルの日本大使館員が同日夕、韓国外交通商省を訪ね、日本担当の崔鳳圭(チェボンギュ)東北アジア1課長に手渡した。読売新聞(Web) 8月21日付記事より参照のため抜粋引用/同記事より資料として参照のため引用
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諸士の心を敬う
「後は好きにして」と言いたげなヌルヌル感こそ否めないが、あくまでも平和裏に事の解決に当たりたい、との野田内閣の意向を組んでのことかと拝考する。あくまでも日本政府のその後に真に実行するか、否かにもよるが、南朝鮮が拒否すれば「単独提訴」に出る、との前提での「共同付託」提案書の提示それ自体は決して誤った方法ではない。国家的な領土侵略に対して主権国のごく当然に執るべき措置であり、好ましくはもっと迅速に、即効で実行すべきであったが。
問うべき需要なことは、南朝鮮がこの度も提案から逃げ、日本政府が単独提訴を成した場合に、たとえ審理が成立しないにしても、それを機にどれほど効果的な国際アピールを出来、且つ、南朝鮮に対する類する措置を厳正に講じることが出来るの、否かにある。言い換えれば、一歩も引いてはならない被侵略である。国民に対するガス抜き程度の「いつもの」と“ちょっと保守”的な偽装闇政治の一環で終わっては取り返しがつかない。それゆえ、史上最低の現民主党政権にとって一度くらいは「良いことをしました」とここでピリオドを打ち。後の措置は次期政権に委ね、決して政権延命のために今般の事柄を悪用しないことが肝要だ。
なぜならば、民主党の大部分が親朝鮮議員であり、且つ、陳哲郎氏など、その“理想の祖国”の血脈を引く帰化系議員らのあまりの多さが指摘されて止まない“政党”であり、マニフェスト不履行も典型的な一つだが、平然と手のひらを返すがごとくの「祖国」さながらの嘘と誤魔化しに満ちた党体質が、そもそも良識の預託に耐え得ないからである。
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■ 主な関連記事:
▼「博士の独り言 II」の21日の小稿:
・政府「21日の閣議」拝考
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【筆者記】
朝鮮語がペラペラの、あの言うだけ議員のケースとはその事由も異なるようだが。“ちょっと保守が売り”の野田佳彦氏が、何故、闇法案の賛同者であり、親韓であり、民団に入魂(じっこん)でおられるのか。その真相を衝いたかの有志の情報を先稿で紹介させていただいたことが有ったので、ご参照いただければ幸いである。
▼「博士の独り言 II」での今春の小稿:
・野田首相「病理」の側面 2012/02/25
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日本は毅然とあれ!
路傍にて(筆者)
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弱腰「強制送還判断」考
2012/08/18(土) 13:30:00 [民主党]
弱腰「強制送還判断」考
「歴然とした刑事犯罪」 石原知事が強制送還判断を批判
沖縄県・尖閣諸島の魚釣島に不法上陸した香港の活動家らを政府が強制送還としたことについて、石原慎太郎東京都知事は17日の定例会見で「歴然とした刑事犯罪だ」と指摘、刑事手続きで罪を問うべきだとの認識を示した。石原知事は「(上陸を)予告してきた。海上保安庁の巡視船に石を投げており器物破損や公務執行妨害。なぜ適用しないのか」と批判、8年前の不法上陸時に政治判断で強制送還とした小泉内閣時とは「ケースが違う」と強調した。産経新聞(Web) 8月17日付記事より参照のため抜粋引用/同記事より資料として参照のため引用
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石や器物を投げつける「亜」の不法者
以前の小稿で、不法者通報のための「ヤード調査」において、調査隊に石やボルトが投げつけられて来た。そうした様子を報告した記憶がよみがえるニュースである。石や器物ならまだしも、エスカレートすれば乗用車やトラックで突っ込んで来る。己らの悪行を隠匿できれば「それでよい」とするかのように、そもそも相手の命など「屁」とも思っていない。それが「亜」の病癖の一つだ。「亜」の病癖は日本人の常識感覚では決して測れない。その典型的な事例の一つかと思う。
表題は、尖閣でかくも非道の極みを海保職員諸氏が受けていながらも、「器物破損」や「公務執行妨害」を適用せずに、逮捕した支那人の一団を「強制送還」の名のもとに、航空機と船とで本国へ「お送りした」現政府の弱腰、逃げ腰、および腰のスタンスを石原慎太郎都知事が指弾した様子を伝える記事である。
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公邸で「お休み」になっていたどこぞの首相
尖閣でこれら不法侵入の民が逮捕・拘束されるという事件があった日(も)、公邸で終日お休みになっておられたのはどこの首相であられたか。
一団の不法侵入は“予告”されていたことでもあり、「侵略」の先鋭とも位置づけて警戒の要を尽くすべき筋道にある。国家の首長として陣頭指揮に当たり、少なくとも事前から閣僚を集めるなり、緊急の閣議を開くなりして、国民の安全と命と財産を守るその基本使命の上からの措置、たとえば、海保職員の正当防衛権の行使など、諸々の対抗策を講じるべき筋道に在ったはず。その立場の首相が、屁をするなりして公邸でお休みになっていた、ではまったく話にもならない。
竹島への南朝鮮大統領の不法侵入を機に、ごく当然の一つとして国際司法裁判所への提訴をなしたとしても、“宗主国の支那様が怖い”とするかのこの政権の体たらくでは、「ほら、民主党だって毅然としているでしょう」との「アリバイ」的な“政権浮揚”宣伝にしか映らず、その後がむしろ心配である。
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「防衛チャンネル」座長談話
一部をブログで取り上げましたが、野田首相は昨年九月の就任以来、すでに二週間以上の終日「来客なく、公邸で過ごす」のお休みをお取りになっている。例に出して申しわけないけれども、あの不器用な麻生元首相でもほとんど有り得なかったことです。一般に、新人の有給休暇は年間「十日間」ほどかと思いますが、これを野田氏に当てはめてみれば、人並みの仕事すらせず、有休をすでに使い果たして「欠勤」に突入している状況ではないか。それが「公職」の最たる立場の首相であればもうレッドカードです。
(平成24年8月5日「猫の会」総会より)
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■ 主な関連記事:
・野田総理「公邸でお休み」拝考 2012/08/16
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日本は毅然とあれ!
路傍にて(筆者)
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石井一氏「参院予算委員長、辞任」拝考
2012/05/11(金) 09:00:00 [民主党]
国民置き去りの「さしだすぞ日本」政権
11日間も、フィリピンで何を?
石井参院予算委員長、辞任へ=外遊日程を無断変更
石井一参院予算委員長(民主)は10日、参院に届け出た内容とは異なる日程で海外渡航していたことの責任を取るとして、平田健二議長に辞表を提出した。来週の本会議で了承される見通し。石井氏の緊張感を欠いた行動に、自民党など野党は「国会軽視だ」と反発している。石井氏は、今月3~6日の日程でフィリピン訪問を申請。日・フィリピン友好議員連盟会長として、同議連総会に出席することなどが目的としており、先月26日の参院議院運営委員会理事会で渡航が了承された。しかし、実際は先月27日に日本を出発し、帰国したのは今月7日だった。時事通信(Web) 5月10日付記事より参照のため抜粋引用/写真は時事通信の同記事より資料として参照のため引用
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洗うべき、フィリピン外遊「虚偽申告」の明細
表題は、石井一氏(参院予算委員長)が、四日間予定で申請していたフィリピンへの「外遊」を、結果、十一日間に変更し、難題山積の国内での「公人」としての、ましてや国会の参院予算委員長としての職責を空けられていた。「責任を取る」として、辞表を提出した、と伝える速報(時事通信)である。
現地での、国益に関わる偶発的な急務が生じたわけではなく、且つ、似た前例が有った。「東日本大震災発生後の昨年5月もフィリピンを訪問し、ゴルフをしていたことが問題視され、党震災対策副本部長を辞任している」としている。いかがなされたのか。それほどフィリピンがお好きなのか。それとも度々の辞任逃げをなさるほどの、追求されたくない何らかの事柄が有ったためか。
たとえ政治家の唐突な行動であっても、それを「事象」とみなせば、原因、理由が必ず有るはずで、そこを国民の前に明らかにするのが「公人」の基本責任である。「外遊」と称するからには「公費」がそこに使われているはずで、重職を辞任するのみならず、当該の「外遊」の明細を国民に開示して然るべき筋道に事の次第が在る。先年の分も併せて、ここで石井一氏がその「説明責任」に身を資するのか、どうか。有権者が峻別すべきポイントの一つがここに在る。
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反創価とは謂え
石井一議員については、以前、反創価の国会議員かと注目した一人だが、「公人」に在るべき社会正義の上からの反創価のスタンスではなく、別教団との入魂(じっこん)の関係の上からの言動であることが判り、そうか「この人も」かと落胆を覚えた記憶が有る。いわば、反創価だから、と応援する一般有権者を他の教団へと誘導するに通ずるに等しく、結果、「カルトの乗り換え」キャンペーンの片棒を担いでいるにも等しい。
同じようなスタンスの議員が幾人となくおられるが、政治がカルトにメスを入れることが出来ない。言い換えれば、依然、カルトが横行している大きな原因の一つが、広告にひれ伏すメディアの荒廃と共に、こうした政治の曖昧にも有ると。筆者はこう観ている。ゆえに、何も解決できない。そう認識して差し支えない。
カルトからカルトへの「乗り換え」ではなく、被害に苦しむ国民をごく通常の日本人へと引き戻す。周囲がトラウマの払拭を手助けする。これこそが、これからの日本に必要な努力のはず。実際、瑣末な身も幾多の酷い目に遭いながらも、国思う上から一人一人を救出して来た。この純粋な国思う「民間防衛」の共有が、無組織、無名の広がりの中で、より多くの良識に広がり行けば、国土は「朝鮮化」軌道から脱し、日本は必ず恢復する。
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思い出す、前例の数々
平成二十二年の宮崎県「口蹄疫事件」の最中に、赤松広隆氏(当時・農水相)が南米外遊に出かけて消息を一時絶つという大事件が有った。宮崎県で爆発的に広がる惨禍をよそに、農相として何ら具体的な対策、指示を出すことも無く。この人物は消息を絶ったのである。“当然”のごとくに、当時の「外遊」の明細も示さすに辞任逃げしている。
先年、福島原発事故を意図的に拡大させたとしか、一連の言動を客観的説明のしようがない菅直人氏(当時・首相)もまた直後一週間も間、国民の前から消息を絶っていた。国家の有事であるにもかかわらず、国家非常事態宣言もなさずに、汝の外国人献金のもみ消し工作や釈明にもならない“言い訳”、その場しのぎのパフォーマンスに終始していたのである。
「国民が第一」と謳っていたのはどこの政党だろうか。いっそ「民主党」を「さしだすぞ日本」へと改名すべきだ。非常時には、国民の前から姿を消す「さしだすぞ日本」。困難な時ほど国民を置き去りにして逃亡する「さしだすぞ日本」。日本をさしだす前に、次なる選挙で消えるべしと申し上げたい。
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■ 主な関連記事:
・消息不明「赤松農相」考 2010/05/05
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・石井一氏「チベット発言」考 2010/02/24
・首相「漢字テスト」一考 2009/01/21
・あの時の警鐘 2011/09/10
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読者のみなさまにはお忙しい中ご訪問をいただき感謝します。一日一日を大切に、みなさまと共に考え、真実を共有できればと願っています。この足かけ七年、不変のスタンスとして堅持して来たことは、事実掘り下げのために、政治家や政党、官公労、宗教法人など「公」に対する指摘をなすことはあっても、「個」に属する私人や「個」のブログは名ざしの対象とはしない。小ブログはこの一点に始まり、このスタンスはこれからも不変です。辛抱強く支えてくださるみなさまに心より感謝申し上げます。
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日本は毅然とあれ!
野に咲く花のように(筆者)
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使い回し「前原待望論」拝考
2011/07/21(木) 11:24:03 [民主党]
今度は前原氏か
「ポスト菅にヤル気まんまん」 前原氏“とらぬ狸”の前のめり
興味深い誌面を見つけたので、小稿にクリップさせていただきたい。博士の独り言/写真は週刊文春 7月28日号誌面(P48)より資料として参照のため引用
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代表選の「政治空白」再びか
延命を続ける菅直人氏(どこぞの首相)は、退任時期をそれとなく示唆すれども、具体的な「時期」については明言していない。民主党内からはあるいは8月末に、とのガス抜き発言も“ニュース”を通じて聞こえては来るが。仮に、菅氏を同時期に退任させるとしても、一旦、そこで総選挙を問い、国民に信を問い直すスタンスは民主党政権に観られない。あわよくば、さらなる「与党」としての政権延命を謀ろうとしている。
その証左とも指摘すべき事例の1つが、またしても「政治空白」を生むであろう民主党の代表選であり、そこへ照準を合わせるかのように、再び頭をもたげて来た前原氏への「待望論」ではないか。表題も、「不祥事でわずか四ヶ月前に閣僚を辞任した議員が有力候補というということ自体、民主党政権の絶望的な状況を象徴している」と記事を結んでいる。
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自民党への秋波
復興協力を盾にするかのように、ここ数ヶ月間、前原が自民党へ送る「秋波」の様子についても一部で報じられている。そうした際、この前原氏があたかも保守系の国会議員であるかの論調がみられるが、果たして、いかがなものか。実際は、保守系に人脈を広げてはいるが、しかし、その実体は、先稿で指摘させていただいた通り、保守系と謂うよりは、むしろ、見せざる政治信条は「北朝鮮に近い」とみられる旧社会党系の民主党議員と同軌であり、日本の保守系に対する対日政治工作員とみなせば判りやすくなる。
いわば、民主党という“枠内”で、旧社会党系の議員がその正体を露呈して潰れる段になれば、その一方で、副交換的に、結果的には同等の“機能”を“発揮”して「亜」の傀儡政権のさらなる延命を謀る駒(こま)として政権内部で動く。そうした役割を“担う”存在とみなして差し支えない。すべては謂わないが、かの新進党(その前段の日本新党を含む)系出身の国会議員諸氏には、一見、わが身を保守系であるかに見せるかの偽装傾向が顕著であり、英邁に見抜くべき点がここにある。
リベラルを自称しつつ、闇法案の一部や国籍取得の容易化に熱心な政治家は、党派を問わず、以上の影響を受け、あるいは、前原氏らの流れに同化して対日政治工作員化した議員とみなせば、個々相応に怪しげな政治行動の本質が判りやすくなるのではないか。
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■ 主な関連記事:
・前原氏「在日献金」考 2011/03/05
・前原氏「汚れた献金」考 2011/03/04
・前原氏「訪朝記念写真」考 2011/02/21
・小沢待望論を斬る 2010/12/04
・隷中ゴルフ「民主4人組」考 2010/12/02
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そもそもが「使い回し」の民主党
民主党の人材の「乏しさ」を傍証するものかと拝察するが、現下の首相(=イコール)民主党代表にしても、前首相の鳩山由紀夫氏にしても、あるいは、一部で首相待望論が持ち上がったかの小沢一郎氏にしても、いずれもが順繰りに民主党の代表を務めて来た歴々である。前原氏もまた同様であり、ここで前原代表(=イコール)延命政権の首相待望論が持ち上がったとしても、“党是”の使い回しの延長線上でのイベントに他ならない。
民主党にとっては、可能な限り「首相」「閣僚」の経験者を増やしておく方が、たとえ次の総選挙で敗北するとしても、政界への“影響力”を残せる、とそう踏んでいるのかもしれないが。無能による政治的な空転、中身乏しき「ラベルの貼り替え」の政治空白の迷惑を被るのは他でもなく、日本国民である。
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【筆者記】
民主党の代表選で再び政治空白が生じるのであれば、むしろ、総選挙を実施する方が現下の理に適っている。政権交代選挙での集票のために、国民に対して示した政権公約はほぼ壊滅状態であり、その脆弱な足元を見透かすかの他国による領土侵害はその度をさらに深めつつある。同じ政権内で首相の首さえすげ替えれば“良し”とする政治ショーには、すでに多くの国民が辟易とし始めているはずだが。
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日本は毅然とあれ!
路傍にて(筆者)
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