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2015/03/21(土) 21:43:01 [国思う勉強会/新聞]

百年後の日本 (第一回)まえおき

 百年後という長期の大計のもとに国家の将来を熟慮して行く。国作りという意味で、「国家百年の大計」としばしば用いられています。三権のみならず外交、経済、教育などあらゆる分野を含めた視座をもとに国家に在るべき将来像を打ち立て、そこから逆算して今から10年後はこのように。20年後はこう、30年後にはこう在るようにと。短・中期の諸策をその大計の中に巡らす。それがごく基本的な「大計」の在り方です。私達は常に長中短期のそれぞれの時間軸を集約した中で生活しています。

 たとえば、日めくりのカレンダーの中には、今日は「何年」「何月」「何日」という長中短期の時間軸がすべて含まれている。日付を表示するアナログ表示の腕時計でも今日の日付と共に短針(何時)、長針(何分)、秒針(何秒)がそれぞれ機能し合って「現在」の時間的な位置づけを表示しています。

 ごく当たり前のことですが、しかし「国家百年の大計」を念慮する上で再確認しておくべき重要な一つでもあります。ともすれば、たとえば政治では選挙の集票のために場当たり的なポピュリズムを煽り、メディアの多くもそれに加担するかの風潮が近年にいたっても未だ絶えませんが、良識がそれらの欺瞞、手前味噌の粉飾を英邁に見抜いて行く上でも、「百年の大計」を皆様の目の前で演説している候補者や、政党が「どうとらえているか、否か」を峻別の規準の一つとすべきではないかと。先ずこの点を問わせていただきたく思います。

(平成27年1月17日 民間防衛調査会議の勉強会での挨拶より)
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百年後の地上は

 「国家百年の大計」を見据えて行く上で、時間軸と共にしかと見据えて行くべきもう一つが有ります。それは空間枠の大中小です。

 先ず大枠から観ますと、この地上に、果たして百年後にも人類が存続しているのか、否かという問いが有ります。生物学的な視座から指摘すれば、人は未だ進化の途上に在るという。この客観的な視点を欠いてしまっては事は先に進みません。

 端的に指摘すれば、今世紀中に人類が「それ」で滅亡しかねないと危惧されている事柄を数えれば十指では事足りません。人類が滅亡するとすれば、我が国も必然的にその影響を受ける。逆に人類がさらに繁栄するとしても、日本が影響を受ける。この必然の理を念頭に置いて、先ずはすなわち空間的な「大枠」を殊に外交で思慮して行かねばなりません。

 その中枠は「国々」です。外交上で意義が深い諸国をはじめ、時間軸の上でこれから関連を深めて行くべき諸国、近隣諸国との関連性などを挙げることができます。我が国発のイニシアティブという面を考慮すれば、心を共有できる諸国と共に、空間の「大枠」で最悪の人類滅亡に通ずる動静に対しては協力し合って暴走させず、歯止めを先ずかけて行く必要が有ります。

 これらの「大枠」「中枠」の保全に努めた上で、はじめ「小枠」といっては語弊が有りますが、「我が国」の将来が有る。つまり我が国一国では国家たり得ないという、森羅万象のあらゆる事象個々と同じように、日本はこれら空間的な枠組みの中でこそ成り立つという、ごく自然の理を確認しておく必要が有ります。
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害する国をどう抑え込むか

 己が一国で成り立っているかに倒錯は亜系らの癒えぬ精神病理です。たとえば“人類の文化のあらゆる起源は朝鮮にある”とする南朝鮮の「ウリナリズム」や、地上のすべては己の所有であるかの厚顔無恥が絶えない支那の「中華思想」は、人類に様々な「害」をもたらして来ました。諸国から警戒されはじめ、嫌われている事由もそこに有ります。

 我が国に対する侵害も諸処甚だしく、これらとの対峙、抑止が外交上必要不可欠であることは謂うまでも有りません。そのスタンスが明確になって行けば、亜系の犯罪や侵蝕に悩む諸国にとっても、対策の「モデルケース」として示して行けることになるでしょう。


 近年の政治の中で「ようやく」と云っては語弊が有るのかもしれませんが、そのスタンスを示し、兼ねて「国家百年」の計を示す総理が現れた。自民党という枠組みには是々非々は有るとしても、それこそ国体の護持と弥栄を良識が願う大局の上で支えて行くべき存在であると私は拝考します

(以上、2月11日の近隣有志との茶話会での挨拶より)
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■ メルマガ「博士の独り言」 平成27年 第7号掲載
http://www.mag2.com/m/0001088522.html
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日本は毅然と在れ!

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平成27年 敷島の桜花
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2013/12/09(月) 10:05:00 [国思う勉強会/新聞]

「新嘗祭慶祝の集い」ご参加の御礼

 ご挨拶が遅くなりましたが、去る24日の「新嘗祭慶祝の集い」へは、遠くは愛知県、茨城県からご来場くださった皆様をはじめ、多くのご参加を賜り心より御礼申し上げます。さらに、運営を陰ながら貴重なサポートくださった方々に感謝します。お祝いを差し上げ、皆様のお話も伺うことが出来、有意義な時間を共有できましたことを有り難く存じます。

 ここでお話を差し上げておきたいと。そう思う事柄が実に多く、二つ目の小講が予定より40分ほど長くなりましたことをお詫びします。

 国思う勉強会は、平成十九年に祖代の生誕二百年を期して、人育てることに無私の尽力を重ねた祖代の遺徳を今日にとの思いにより始めました。四月二十八日に、縁筋数名を対象に小講を申し述べ、その後、国思う勉強会として皆様を対象に間を置きながらもそのささやかな歩みを進めてまいりました。

 しかしながら経済的な面で運営が困難となり、明年の新年茶話会を以ちまして当面の締めとさせていただく次第です。国思う大学校開設へ向けての指標が見えて来た時点で、定期的な無償提供に耐え得る財源の確保が可能になれば、ご参加一度分を、国思う大学校の授業一時限分の換算を考慮した上で、あらためて開催して行ければと考えいます。

 明年より、一部の重要本の執筆と併せて、国思う大学校開設へ向けて精一杯歩を進めてまいりたく思います。これまでのご参加者におかれましても、更なるご縁が有れば、大学校への応援、アドバイスをお願いいたします。

平成25年11月26日
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■ 主な関連稿

平成26年「新年茶話会」開催のお知らせ 2013/10/23
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 明年の「新年茶話会」の後は、良識の皆様と無私無償で共有すべき「チャンネル敷島」を育て、身の経済状況の改善をなしつつ、一方で国思う大学校開設への進捗を図りながら対外本の集中執筆への準備を進めます。
 
 これまでのさまざまな経緯から、国守るプロジェクトを掲げた際は「潰し」の妨害、危害が必ずと謂ってよいほど入ることが判りました。そのため、誠に僭越ながら、以っての居場所は開示せず、既例の通り、連絡(転送)先は仮所を郵便物の窓口とさせていただきます。
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日本は毅然とあれ!

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路傍にて(花)
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2013/11/21(木) 14:05:00 [国思う勉強会/新聞]

「新嘗祭・慶祝の小講」開催のお知らせ

 以前、国思う勉強会のために確保しておいた会場を11月24日(日)に急遽変更させていただき、「新嘗祭慶祝の集い」を次の要領で開催させていただくことといたしました。日程上、10人ほどの集いが出来れば幸いと思います。

■ テーマ: 「新嘗祭・慶祝の小講」

■ 日 時: 平成25年11月24日(日)午後1時開場‐3時半頃まで

■ 開催地: 神奈川県藤沢市。詳細は案内状に明記します。

■ 内 容: 1). 陛下の御意と敷島の稲作の伝統 小講 45分ほど
          2). 付帯事項ながら「線量汚染報道」の誤り 小稿40分ほど
2).については、専門家らやや外れていますが、量子物理学の視点からメディア報道の誤りとそれらの意図性に言及します。
                3). 質疑応答 今般はざっくばらんな形式で行わせていただきます。


■ 備 考: 小資料につきましては、当日、受付で差し上げます。誠に勝手ながら、移転のため、今般と「新年茶話会」(平成26年1月18日開催)が関東地域での当面最後の小講となります。
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▼ ご参加のお問い合わせ先: 

・ブログの連絡窓口 【連絡窓口

 以上につき、先ず連絡申し上げます。なお、先祖代々の敷島人による純然たる催しのため、国思う活動の旧来の是として、特定の教団や団体への勧誘を目的としたカルト、通名工作員のみなさんのお申し込みは、これまでも固くお断りしてまいりました。なお、利益活動では無いため、主催勉強会でも入場料、お土産等は申し受けておりません。あらかじめご了承ください。
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【付記】

 上記の会場につきましては、今夏、小規模の勉強会を開催したく確保していましたが、折からの入院施術で開催できなくなり、使用期日を延期していました。

 会場の使用/未使用にかかわらず賃料は戻って来ない事情もあり、以前から考えていた催しでもあり、数人のご参加者と親しくお話しさせていただければ、と開催を活用を思い立った次第です。急なお知らせで申し訳有りません。
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日本は毅然とあれ!                         

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路傍にて (花) 
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2013/10/29(火) 18:30:00 [国思う勉強会/新聞]

平成26年「新年茶話会」開催のお知らせ

 新年をお祝いし、平成26年もささやかながら「新年茶話会」を開催させていただくことにしました。「国際情勢と国体護持と弥栄」と題し小講を申し上げます。

■ 開催日時: 平成25年1月18日(土曜日)午後1時から3時半頃まで

■ お申し込み方法:
 
 資料は当日お配りします。参加ご希望のみなさまには、「平成26年「新年茶話会」への参加希望」とお記しいただき、お名前とともに、案内状の郵送(11月より発送)が可能な宛先(郵便番号を含む)を明記の上、連絡窓口よりお申し込みください。メールアドレスのみでのお申し込みはお受けしておりませんので、あらかじめご了承ください。
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▼ お問い合わせ先: 

・ブログの連絡窓口 【連絡窓口

 以上、拙きお知らせで恐縮ですが、みなさまに連絡申し上げます。なお、先祖代々の敷島人による純然たる催しのため、国思う活動の旧来の是として、特定の教団や団体への勧誘を目的としたカルト、通名工作員のみなさんのお申し込みは、これまでも固くお断りしてまいりました。なお、利益活動では無いため、主催勉強会でも入場料、お土産等は申し受けておりません。あらかじめご了承ください。
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■ 参考記事:

慶祝・紀元節(建国記念の日)  2013/02/11 
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関東地域では当面最後の小講に

 表題の「新年茶話会」(平成26年)につきましては、移転のため、関東地域では当面最後の小講となる見通しです。以上、少し早いお知らせかとは存じますが、先ずは一報報告します。どうぞ宜しくお願いします。
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  一人でも多くの方に国思う問いかけを、一人でも多くの方に国思う警鐘を。大したブログではありませんが、応援くださるみなさまに心より感謝します。
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日本は毅然とあれ!  

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路傍の壁紙(花)  
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2013/05/15(水) 15:31:00 [国思う勉強会/新聞]

 母の日にちなみ

 日の丸を背負う自覚と誇り、責任を汝の指針とし、艱難を糧とし、常に前へと生きよ。これは学部三年の時から師事した恩師の言葉です。武士の後孫として汝のために涙するべからず、世のため人のため、陛下おわす敷島のためにのみ涙せよ。この父の教えの教えと共に、今も身の指針としています。

 子供の頃から兄たちのお古を着て育ち、お古を使って学校に通い、読み古した本を読んで勉強しました。そうした子供の時分に先ず身を以って学ばせていただいたことは、人は中身こそが大切であるということでした。それを教えてもらったのだと両親に感謝しています。その意味では、さらに私のお古を着て育った弟は一番の果報者だと思います。
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長所を見守り伸ばす

 子供の頃から数学が好きでした。今思えば、物事を客観的に整理し、未知の事象に対しても冷静に分析にあたる。その役に立っているものと体感しています。中学へ上がる時は微分方程式を解いていましたし、二年になる頃には、今でいう大学院の数学をほぼマスターしていたのではないかと記憶しています。黙々と独学を進めていました。大学院から講師として教えに来ておられた数学の先生ご自身のレポートを、頼まれて添削して差し上げたこともありました。

 そのような悪童でしたが、母は、もっと英語の勉強をしなさい、などとは一言も言わず、あなたが好きな勉強を思いっきり進めなさいと。そう見守ってくれて、伸び伸びと育ててくれたことに感謝の念は今も尽きません。人は誰にでも長短は有る。大切なことは長所を伸ばし、短所を補って余り有る人を育てることだとの、その薩摩の伝統的な気風が背景に在りました。

 決して真似をせよと申し上げるつもりは有りません。しかし、皆様が将来、お父さん、お母さんになられた時に、子供さんたちに対して先ず長所を伸ばして差し上げる。長所を褒めて伸ばして差し上げる。特に、お母さんになられる皆様には、そのような寛容さが一つ有っても良しいのではないかと思う次第です。きっと、後に大きくなられた子供さんから感謝されると思います。

 親の有り難さは齢を重ねるほどに実感できます。もしも母が存命であれば、思い切り親孝行したい。私のような立場になってみて、今更のようにそう思うわけですけれども。どうか皆様は孝養を常々なされますよう。また、感謝の心こそが実はご自身の心を豊かに育て、充実させるに通じてまいります。世界に誇る敷島人の品位の淵源がそこに有るのです。

(平成24年「母の日」を前にしての青少年講座より)
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日本は毅然とあれ!  

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路傍にて(筆者)
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