2008/04/15(火) 21:55:33 [国際時事]

 

 
国連は誰のものか? 

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中国、また日本の常任理入り支持せず
 潘国連と同安全保障理事会の改革に関する日中外務省局長級協議が14日、北京で開かれ、日本が安保理常任理事国入りへの中国側の積極的な姿勢を求めたのに対し、中国側は「途上国の利益を重視すべきだ」などと従来の見解を表明、日本への支持を示さなかった。中国は1月に行った中印首脳会談の際の共同文書で、インドの常任理事国入りを支持。5月に予定される中国の胡錦濤国家主席の訪日を控え、日本に対しても支持表明を期待する声が日本側で高まっているが、中国側は現時点で支持する考えがないことを示した。日本の常任理事国入りについては米国、英国、フランス、ロシアの4常任理事国がこれまで支持を表明。常任5カ国の中では唯一、中国だけが支持を表明していない。産経新聞 4月15日付記事より参照のため抜粋引用/写真は国連本会議場(読者提供)

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そろそろ発想の転換を

 国連の実像と機能については、有志ブログの多くがあつかわれている事柄と思う。諸氏の英邁な指摘と論及に敬意を表し、小ブログからも短稿を呈する。なお、小稿も庶民の視線で書かせていただこうと思う。

 いわゆる、「国連神話」と謂うべきか、国連を至上主義というべきか。これらはよく耳にする言資だが、現今の日本の政治の分野で、その考え方が主流であるとするならば、そろそろ発想を変えて、その視点、とらえ方を見直すべき時期に来ているのではないか、と思える次第である。これまで、日本は中華人民共和国からの「常任理事国入り」への支持を得るために、何かといえば、多大な円借款やその他の支援を重ねて来た。だが、むしろ、同国からは巧みなまでに「常任理事国入り」への道を阻まれ、言葉は悪いが、「出すものは出せ」との要求に翻弄(ほんろう)されて来た感が否めない。その本質は、「ぼったくり」と同様ではないのか。

 一部では、『日本政府は5月の胡錦濤国家主席訪日で合意を目指す共同文書について、常任理事国入りへの中国の支持明記を求めている』(報道)とある。このために、殺人指導者を「国賓」として招く方針なのかもしれないが、しかし、その可能性は低いだろう。中国共産党政府は、およそこの「カード」を、ポストODAを引き出すために温存しておく可能性が高い。いわば、目の前にぶらさげた「ニンジン」のように、延々とこの「カード」を、今後も使えるだけ使うつもりであろう。かの「日本解放第二期工作要綱」の長期的な視点を考察すれば、いずれは、この日本も「自治区」の1つとなる。そうとらえているためだ。対中外交においては、楽観論は捨てて、この点への確固とした認識を持ち、一線、二線を画したスタンスが必要だ
。さもなくば、日本はこのままペースに乗せられるのみで、危うくなる。
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国連と日本の関わり

 次に、国連という、元来、公的機関であるべき大きな組織と日本との関わりについて、概観ながらここで少々再考する。ご存知の通り、国連の運営を賄(まかな)う基盤は各国による「分担金」で形成されている。 日本は、国連にたいする分担金として、2007年は3億3,260万ドルを拠出。これは、米国(4億9,320万ドル)に次ぐ第2位に相当する巨額であり、3位のドイツ(1億7,160ドル)の約2倍。常任理事国である4位のイギリス(1億3,290万ドル)、5位のフランス(1億2,610万ドル)にも大きく水をあけている。
 
20080102006
2005-07年国連通常予算分担率・分担金外務省
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 一方、「常任理事国」である中華人民共和国は、9位で5,340万ドル。同じく、ロシアにいたっては、15位の2,400万ドルと異様にその額は低い。米国と日本で全体の約38%を拠出し、6位のイタリア(1億160万ドル)を含め、米、日、独、英、仏、伊の6ヶ国で60%以上をまかなっている。だが、その中で、中華人民共和国、露西亜が占める割合は、合計してもわずか「3.769%」である。どこかの国の「公明党の支持率」と同じような数値である。この2国は、自国には強大な軍事費を使いながら、国連への拠出はわずか「3.769%」であることが留目すべき点だ。まさに、日本に「資金は出せ」、しかし、「口は出すな」の典型がここにあり、この点で日本は、最も身分不相応な「割りに合わない」目に遭っているのである。

 中華人民共和国、露西亜が「常任理事国」で、低額な分担金すら滞納が指摘される韓国からは事務総長を輩出。現今では、事務総長による組織の一部の私物化さえ指摘されている。これで国連の本来持つべき機能が公正に発揮できるのか、といえば疑問が残る。

 また、この3月に再発したチベットの惨劇に対し、曲がりなりにも、欧州議会や米国上下院議会が、この4月に、対中非難決議案を相次いで採択しているが、肝心な国連の「顔」はなかなか見えて来ない。常任理事国に虐殺の当事者が入っているため、と指摘されても致し方ないであろう。「第2国連」とまでは謂わない。ならず者国家を締め出した「真の国連」の新たに設置。それを日本からの提案を検討する。その余地はないのだろうか。もし、その方向に進路を置き換えることが出来れば、上述のような、対中外交に翻弄されることなく、日本が日本独自のスタンスを見出していけるのではないか。庶民の視線からは、そのように映ってならない。雑感ながら短稿にて。

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■ 主な関連記事:

韓国「国連私物化」一考
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【筆者記】

 国思う勉強会(4月29日(土))に際し、沢山の応募をいただき感謝する。盛況になりそうなので、5月1日か、2日にも新たな勉強会を考えている。申すまでもなく、これらはあくまでもボランティアであり、どこかでみなさまのご参考としていただければ、との願いから行わせていただく勉強会である。お気軽にお立ち寄りいただければ幸いである。
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 読者のみなさまにはお忙しい中、ご訪問をいただき感謝しています。ここに、新たに記事をアップさせていただけたことを有難く思います。 拙い記事に対し、有志のみなさまより、内容を的確にフォローいただくコメント、身を案じてくださるコメントに感謝します。昨今、売国事例と呼ぶべきさまざまな事件、不祥事が露呈していますが、良識の力によってこれらを今周知・打開し、未来の教訓とすべき「日本復刻」への確かな前兆と筆者は観ています。先ず膿を出し切って、病を治す。これもまた自明の道と思います。力を合わせて頑張りましょう。

 一日一日を大切に、みなさまと共に考え、真実を共有できればと願っています。事実を指摘する批判は「悪口」ではなく、真実を掘り出し、その共有のために不可欠です。また、真実の共有はすべての第一歩です。正論は真実から生まれ、良識の声は必ず力になる。辛抱強く支えていただき、共に闘ってくださるみなさまに心より感謝します。 

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2008/04/15(火) 09:59:31 [国内時事]

 

 
それなら灯火リレー「中止」の検討も

20080415001
聖火リレー、関連イベント中止=長野市
 長野市は14日、同市で26日に行われる北京五輪聖火リレー後に予定していた記念イベントを中止すると発表した。長野市の聖火関連イベントの予定変更は初めて。長野市では当初、26日午後2時から市内の南長野運動公園で、聖火リレーに参加した市民ランナーらを招き、記念イベントを開くことにしていた。市実行委員会は中止の理由について「聖火リレーそのものの中止や変更ではない。こういう状況であり、本来の聖火リレーに集中したい」と話しており、不測の事態も予想される中で、関連行事まで手が回らなくなったことが背景にあるとみられる。時事通信 4月15日付記事より参照のため引用/写真は「2008年4月13日、タンザニアのダルエスサラームで行われた北京五輪の聖火リレーで、走者に伴走する中国当局の警護団(c)AFP/SIMON MAINA」AFP 4月13日付け記事より参照のため引用 

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周到、且つ執拗に準備されていた宣伝キャンペーン

 すでに「聖火」の意味とともに、開催資格が自動消滅している、中国共産党の宣伝キャンペーンである「灯火リレー」は、タンザニア(4月13日)を経て、オマーン(現地時間4月14日・日本時間4月15日)でスタートしたそうだ。タンザニアでの灯火リレーでは、『ケニアの環境活動家でノーベル平和賞受賞者のワンガリ・マータイ氏は、「スーダンのダルフールやチベット、ミャンマーで起きている人権問題に取り組む人々に連帯を示すため」として参加を取りやめた】(「AFP」4月13日付)ことはご存知のことと思う。

 表題写真は、そのタンザニアでの灯火リレーの様子が報じられた1枚だ。中国共産党の宣伝キャンペーンであるゆえか、例によって、トーチを持った走者が青服の防衛隊に囲まれ、強制的に走らされている。本来は、自由と平和の象徴であるべき催しが、厳しく規制されているかの光景に映る。これらの青服の防衛隊について、興味深い記事があった。云く、『北京五輪組織委員会は14日、「警護隊は2007年8月に全国から選抜された」と公式サイトを通じて明らかにした。同委員会によると、海外担当は約30人で構成されている。また中国国内でのリレーは約40人が参加する』(「中国情報局」4月14日付)と。

 一部では、最近募集した学生ボランティアであるかに報じられていたが、しかし、昨年8月から準備されていた、と伝える同記事が事実とすれば、その周到さが窺える。一部の誌面報道(新潮誌4月17日号)では、中国共産党の統一戦線工作部なる組織がもたらした情報により、昨年12月の段階から今般のチベットの状況を予測していた、との覆面談話があった。それも事実に近い話とすれば、チベットでの便衣隊の導入も。また、総じて、各国首脳に対する五輪開催に「反対させない」根回しも、さらには、ケース・バイ・ケースでの、灯火リレーにおける「妨害」自作自演等の細部にいたるまで、すべて宣伝キャンペーンの一環として、周到且つ執拗に準備されていたのか、とさえ思える。
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灯火リレー中止の検討を

 しかし、キャンペーンを続行するほどに、チベットの人々やそれに連帯する各国の人々による抗議は止まず、むしろ拡大しつつある事態については、いささか想定外であったようだ。チベット自治区の観光を5月に再開する、否、やはり再開は止める、といった当局の狼狽ぶり。あるいは、滑稽(こっけい)さを増す当局のプロパガンダに、その焦燥感を見て取ることが出来る。

 表題に報じられる長野での灯火リレーの「関連イベント中止」もまた、想定外の波乱を呼ぶ1つの兆候と謂えるのかもしれない。その様子を伝えた産経紙(4月14日付)では、云く、『他国の混乱を見れば、長野で何も起こらないとは言い切れない」。聖火リレー長野市実行委員会の担当者はこう話した。実行委など市側には今月3日以降、聖火リレーの中止要求などの電話やメールが約160件(11日現在)寄せられており、担当者が神経をとがらせるのも当然だ』と記している。

 『長野市では緊迫の度合いが高まっている』と報じられる中に、良識による数多くの抗議の声が現実を変えつつある様子が窺える。ここにいたって、筆者も1つの結論にいたった。それを小稿に申し述べて恐縮だが、灯火リレーの開催それ自体を見直し、中止を検討してはいかがだろうか。灯火リレーの参加者や、開催準備に当たっておられる関係者には申しわけないことだが、もはや、中国共産党のキャンペーンと化した行事を手伝う意義がどこにあるのだろうか。

 仮に、日本での灯火リレーが中止されれば、それがチベットの人々に対する最大の鎮魂になるのかもしれない。ひいては、5月の殺人指導者の来日キャンセルへも通じて行く可能性もあろう。良識の抗議が、屈中隷中に傾いた政治の流れまでもを変えるとすれば、有意義なことかもしれない。
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先ず善光寺殿にはキャンセルを

 また、以前から、多くの読者が指摘されて来たことだが、スタート地点を務める善光寺殿は再考すべき時ではないか。チベットでは膨大な数に上る仏教徒が虐殺されて来た。同じ仏教寺であるはずの善光寺殿が、その加害者である中国共産党に加担する筋合いにはないはずだ。

 ご存知の方は多くおられることと思うが、小ブログにも、次の回覧をいただいたので、紹介する。以下、

(以下、転記)

善光寺「灯火リレー出発地」に反対しましょう。
「灯火リレー」善光寺さんが出発地見直しを検討しておられるようです。反対意見が多ければ断わりやすくなるはず。反対の意見をお届けしましょう。

以下、引用

★★★ 善光寺作戦、開始!! ★★★
北京オリンピックの聖火リレーの日本での基点である善光寺が対応を迷っているようです!世界初の「出発地点のボイコット」を世界中に見せつけろ!

善光寺の認識まとめ

聖火リレーの出発地を引き受けたのは東京オリンピックからのご縁があるから。
チベット仏教と善光寺の宗派は別だが同じ仏教仲間という認識。
チベット問題が表面化して善光寺側も大変憂慮している。

善光寺への抗議の現状まとめ

抗議の電話が非常に多い。
住職の人達の中で聖火リレーの出発地をボイコットする意見が出てきている。 中国当局からリレー出発地を引き受けろという通達がJOCを通さずに毎日来ている。 本当に聖火リレーの出発地点を引き受けていいのか近々会議を行う。


どう抗議したらいいの?

抗議電話数を数えており、数によってはJOCに数字見せて断るつもりらしい。
文書で抗議する場合は先方の手間を考えて封書よりも葉書がよいかと。
「※聖火リレーへの意見奏上」とか表に書いとくと仕分けしやすくてよいかも。
できたら年齢職業など書いたら重みがあるかもしれんが、不安な方は匿名でいいかも。

抗議先:善光寺事務局
〒380-0851 長野県長野市元善町491
善光寺事務局 御中


(以上、転記)
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 よくよく考察してみれば、宣伝キャンペーンの出発地点が仏教寺とあれば、「ほら、仏教徒も我々を支持している」と。中国共産党にとって、これほど好都合なことはあるまい。中国共産党のよく知られた手法として、自己正当化の宣伝のために、近親者や同族を人質に取るやり方がある。言葉は悪いが、リレーが実施されるにいたれば、善光寺殿のケースもまた、それに利用される可能性もある、と謂えよう。 以上、独断ながら、雑感の短稿にて。
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■ 主な関連記事:

14世「シアトル発言」一考
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【筆者記】

 青服の「灯火」防衛隊について、中国情報局の記事には、『警護隊のメンバーは毎日40−50キロ走ることを要求されるほか、英語、アラビア語、スペイン語、フランス語、日本語などで「止まれ」「進め」「急げ」といった基本的な言葉を話すことも出来るという』(4月14日付)とある。精鋭ぶりが窺える。逐次、青服部隊から指示があった、との灯火ランナーの談話も一部で報じられていた。

 たとえば、あれこれ指図されることを嫌う星野仙一氏が、果たして、ランナーとして耐えられるのだろうか。
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 読者のみなさまにはお忙しい中、ご訪問をいただき感謝しています。ここに、新たに記事をアップさせていただけたことを有難く思います。 拙い記事に対し、有志のみなさまより、内容を的確にフォローいただくコメント、身を案じてくださるコメントに感謝します。昨今、売国事例と呼ぶべきさまざまな事件、不祥事が露呈していますが、良識の力によってこれらを今周知・打開し、未来の教訓とすべき「日本復刻」への確かな前兆と筆者は観ています。先ず膿を出し切って、病を治す。これもまた自明の道と思います。力を合わせて頑張りましょう。

 一日一日を大切に、みなさまと共に考え、真実を共有できればと願っています。事実を指摘する批判は「悪口」ではなく、真実を掘り出し、その共有のために不可欠です。また、真実の共有はすべての第一歩です。正論は真実から生まれ、良識の声は必ず力になる。辛抱強く支えていただき、共に闘ってくださるみなさまに心より感謝します。 

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