2008/07/31(木) 00:09:58 [メディア/意見書]

猥褻連発にも「反省なし

20080730009
マイコミ子会社、「不謹慎」記事でアダルト4誌廃刊
  人材情報サービスの毎日コミュニケーションズ(マイコミ)の100%子会社MCプレスのアダルト4誌が廃刊することが2008年7月28日までに分かった。廃刊が決まったのは「DVDデラデラ」「DVD DELUX」「DVDヤッタネ!」「DVD人妻DELUX」の4誌。マイコミによれば、08年2月にマイコミの社屋で不適切な撮影が行われたほか、就職活動をテーマにした不適切な記事内容があったことが判明した。毎日コミュニケーションズ広報部は「プロのモデルを使用した企画記事ではありましたが、弊社サービスのイメージを損なう不謹慎な記事内容であった事実を重大に受け止め、同社(MCプレス)と協議の末、二度とこのような事態を引き起こすことのないよう、4誌を廃刊することを決めております」と述べている。J-Cast News 7月29日付記事より参照のため引用/写真は同記事。参照のため引用

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廃刊は「ここ2、3日で決めた」

 表題に報じられるMC(毎日コミュニケーションズ)プレスによる月刊誌4誌の「休刊」について、博士フォーラムが取材をしたので小稿に報告する。 

(以下、敬語、敬称等略)


筆 者: 廃刊は何時決められたのか?

M C: ここ2、3日のことだ。

筆 者: 突然の廃刊に映るが。あるいは、週刊文春(7月31日号・7月24日発売)の記事で世に知れたことが原因か?

M C: いや、以前から子会社のMCに対して、社内調査を進めていた結果、このタイミングの休刊になった。ご理解いただきたい。

筆 者: 以前から調査とあるが、何時頃から調査されていたのか?

M C: この春頃からだ。

筆 者: で、休刊を決められた事由は?

M C: 一部に不適切な内容があったためだ。

筆 者: 今までのご説明は事実を述べられたものか? 

M C: 事実とご理解いただきたい。

筆 者: それならば、お伺いする。先ず、かなり以前から「調査」を進められていたようだが、お話が事実だとすると、その間の数ヶ月間、過激な性行為を収録したDVDを付録とする月刊誌を、4誌とも延々と発行・販売されていたことになるが、その間、御社は何もなさらなかったことになるが。

M C: ... ... ...

筆 者: また、内容について、「一部不適切な内容があった」とのご説明だが、不適切は「一部」ではなく、「すべて」ではないのか?

M C: おっしゃる意味が分からない。

筆 者: MCとは「毎日コミュニケーションズ」のイニシャルであろう。いわば、毎日系列であることは一目瞭然ではないか。その毎日の名を冠したメディアが、ほぼ全内容にわたって卑猥な記事、写真を掲載している。それらを延々と毎月販売し続けた。その社会的責任について何もお感じにはならないのか?

M C: ご指摘の通り、まことに恥ずかしいことである。全社を挙げて取り組んで行きたい。

 丁寧な応対をいただいたが、卑猥雑誌のどこか悪いのか、と。そのようなトーンであった。もはや、公器であるべき「新聞」を頂点する、メディアグループが持つべき感覚とは思えなかった。

 いわゆる、MCプレスも商業メディアであるから、ある程度は仕方がないのではないか、との声はある。だが、それが新聞を頂点するメディアであるからには、「商業メディア」であると同時に、「公器」としての自覚と責任が末端まで浸透していてもよいはずだ。いわば、「商業メディア」、「公器」の2つの要件を縦、横軸として論理積をとれば、その在るべき姿、機能、責任の範囲が自ずと明らかになるはずだ。

 この峻別すべき事項が曖昧に過ぎてしまう面があったために、かの英文サイトの垂れ流しは延々と続いたのではないか、とも思える。いわば、問うべきは全体「体質」そのものではないか。上述に報告するやりとりから読み取っていただけることと思うが、在るべきメディアの姿に照らした、いわゆる、在るべき責任意識は薄弱である。
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皇居を背景にした卑猥動画

 多くの有志が指摘されている通り、同社の雑誌付録のDVDには、窓外に映える皇居の緑をバックに、性行為を展開する動画が存在している。

筆 者: 不謹慎にも、皇居が窓外に入るホテルの一室で撮影した動画が指摘されているが。

M C: いや、あれは、その...故意に入れたのではない。

筆 者: たとえば、移動中の車窓に皇居が入った、という性質の企画には見えないが。そこにホテルの一室をとって撮影におよばれた、ということは、あらかじめ場所を選んでのこととしか思えないのだが。それでも故意ではないとおっしゃるのか?

M C: 社内で調査したい。

筆 者: 元来、毎日新聞には皇室を侮辱する体質があるようだが。

M C: 毎日新聞とうち(毎日コミュニケーション)とは別会社であり、うちには無関係である。

筆 者: 別会社であるけれども、しかし、体質は同じということではないか。今般の卑猥雑誌と、件の英文サイト「WaiWai」のベクトルは、同じグループ企業として同じ方向に向いている、と理解すれば、事の次第が判りやすくなる。

M C: 申しわけないことだ。皇居が背景に入った動画について、社内で調査を進める。

 上記の動画もまた然りだが、有志が入手した同雑誌と付録の内容は、上記のMC担当者の説明では補えない酷さがある。「休刊」に際しての反省の念も感じられない。
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「回収はしない」

 一般的に、メディアが発行物の「休刊」を決める場合、あくまでも「休刊」事由にもよるが、「不適切」を事由とする限り、その大部分のケースでは、「休刊」と同時に、「回収」を実施して然るべきだが。それは一般常識のレベルではないか。

筆 者: 「休刊」と同時に、「回収」はされないのか? 「休刊」したが、しかし、店舗に出ている分は売り切ってしまえ、と。そのおつもりに見えるが。

M C: 考えていなかった。ご指摘を社内に上げるつもりだ。

筆 者: 「休刊」の事由と釈明、告知が見受けられないが。

M C: そのご指摘も社内に上げる。善処したい。

筆 者: いつまでに善処されるお考えか?

M C: 時限を切る必要があるのか?

筆 者: 一般に、「何」を「何時」までに、御社の「誰」が、「どう」善処されるのか。その具体的な方針もなく、ただ、善処する、調査する、改善すると言われても、単なる、その場逃れの「嘘」にしか聞こえない場合がある。具体的に教えていただきたい。

M C: 具体的に...と意われても。

筆 者: それでは、今までおっしゃったことは単なる「嘘」か?

M C: ご指摘の事項について、内部に上げる。

 言葉は悪くて恐縮だが、MCの対応は、総じて、すべてが「手前味噌」の対応に映った。同系の毎日新聞、TBSなどと同様の対応である。これでは、体質改善は困難ではないか。
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■ 主な関連記事:

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【筆者記】

 毎日新聞、およびグループには、残念ながら、公的メディアとして期待すべき自覚、資質が喪失されているかに映ってならない。日本のメディアの立場を濫用するかのように、そこからも、ここからも、日本人は斯様に卑猥な存在である、と主張したげな、妄想と猥褻に満ちた情報を拡散し続けているのである。その国籍も厳しく問われるべきであろう。後稿に本社取材の続きを報告する。短稿にて。
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