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2009/01/28(水) 06:52:13 [国内時事]

面白い授業、生きた授業に期待

20090128001 
エンジニアが教える理科
 理科離れ 昨年12月に発表された「国際数学・理科教育動向調査」で理科平均点は小学4年で5点、中学2年で2点上がり、文部科学省は「学力低下傾向に歯止めがかかった」としている。平成15年の前回調査は小4理科が前々回より10点下がり、中山成彬文科相(当時)が学力低下を認め、「ゆとり教育」見直しのきっかけとなった。産経新聞記事(切り抜き)1月28日朝刊(25面)より参照のため抜粋引用/写真は産経新聞の同記事。参照のため引用

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面白い授業、生きた授業に期待

 「エンジニアが教える理科」。産経紙面で目についた記事だが、好ましい試みの1つではないか。云く、「ものづくり再生は小学生の理科授業から」と。記事は小学5、6年生を対象に、「社会人講師活用教育支援プロジェクト」が進められている、その光景の一端を紹介している。実体経済の根幹は「ものづくり」にあり、「もの」を研究開発する人々、「もの」を設計する人々、そして、「もの」を作り出し、「もの」を運ぶ人々によって支えられている。いわば、「ものづくり」のそれぞれの分野で活躍するエンジニアはその国の財産であり、また、いかに、その国がエンジニアを守り育てているか、否か、がその国の実体経済の先行きを占う大きな要素とも謂えよう。

 一般に、企業で活躍するエンジニアは、「ものづくり」の厳しい採算の上で、どうしたら限られたコストの範囲内で信頼性の高い「もの」を作り出すことが出来るのか(要旨)、と日夜汗して職務に取り組んでいる。日常の電化生活やライフライン、通勤に使用する乗り物、街々の灯りや空調設備、ひいては身につける時計などの精密製品にいたるまで、エンジニアが関わらないものはない。それらの存在を、ごく当たり前のように錯覚してしまいがちだが、これらを抜きにして、現状の生活は成り立たない、と謂えよう。その意味で、前線で活躍するエンジニアが、次世代を担う小学生の授業に登壇することは、面白い授業、生きた授業の期待にもつながるのではないか。
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理数は「物事」の考え方を学ぶ科目

 表題記事には、学力低下を憂い、かつての「ゆとり教育」見直しに寄与した中山成彬文科相(当時)の事跡について触れ、新学習指導要領では、小学生の理科の授業時間が増えることが記されている。そもそも、この理科、算数は、受験のための学科と謂うよりは、やがて大人になり、社会人になり、親となるであろう子供たちにとって、「物事」の考え方を身につける学科である。この認識が必要だ。やがて、科学者、数学者になるためではなく、これから生きていく上で、目の当たりにする物事、事象を認識し、頭の中で整然と整理し対処するための「考え方」を身に備えるための「基礎」と謂える学科である。

 たとえば、アインシュタインは、「教育とは、学校で学んだことをすべて忘れた後に残るものだ」(要旨)との言葉を遺したが、子供の頃に学ぶ理数科目には、とりわけ、この言葉が示唆する意味の重さがある。幼い年齢ほど、学校教育の中で重視すべき分野ではないか、と記事に触れてふと思う次第である。この辺の論理的な「考え方」をしっかり身につけておけば、大人になってから、さらに、年齢を重ねるほどに役立つ機会が増える。つまらない授業は身につかない。どのようにして、子供たちが興味を持てる、楽しい授業を、と教育の現場は工夫を重ねる必要があるだろう。ストで授業を平然と休む先生たちの代わりに、場合によっては、海外に流出してしまいかねない優秀なエンジニアたちに、次世代を担う子供たちへの授業を任せてみるのも有意義な1つではないか。
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【筆者記】

 その意味で、表題は興味深い記事である。以上、紙面記事を参照し、小考を報告する。
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 読者のみなさまにはお忙しい中、ご訪問をいただき感謝しています。ここに、小稿を新たにアップさせていただけたことを有難く思います。 拙い記事に対し、有志のみなさまより、内容を的確にフォローいただくコメント、身を案じてくださるコメント、メッセージをいただき感謝します。一日一日を大切に、みなさまと共に考え、真実を共有できればと願っています。事実を指摘する批判は「悪口」ではなく、真実を掘り出し、その共有のために不可欠です。また、真実の共有はすべての第一歩です。正論は真実から生まれ、良識の声は必ず力になる。辛抱強く支えてくださるみなさまに心より感謝します。

日本は毅然とあれ!
 
 


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