往生際「小沢氏の場合」考4
2010/11/25(木) 21:17:22 [民主党]
政治家にとっても、大切な「往生際」
小沢氏の特別抗告棄却=検察官役指定の差し止め請求-最高裁
東京第5検察審査会の起訴議決をめぐり、小沢一郎民主党元代表が求めていた検察官役弁護士の指定の仮差し止めなどについて、最高裁第1小法廷(白木勇裁判長)は25日、請求を退けた東京高裁決定に対する小沢氏の特別抗告を棄却する決定をした。小沢氏の求めを退ける判断が確定した。時事通信(Web) 11月25日付記事より参照のため抜粋引用/写真は「起訴議決の適否、刑事裁判で」最高裁初判断 小沢氏の特別抗告棄却 」と報じる産経新聞(Web) 11月25日付記事より参照のため引用
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自語相違と往生際の悪さ
小沢一郎氏の資金管理団体の政治資金規正法違反事件が、嫌疑不十分による「不起訴」(2月)した検察判断に対し、不服申立を受理した東京第5検察審査会によって「起訴相当」の議決(4月27日)が下されたことは、多くのみなさまがご存知のことかと思う。同議決を受けて検察は再度捜査を行ったが、再び不起訴処分となった後に、検察審査会が2度目の審査を実施し、2度目の議決を発表(10月4日)し起訴が確定した。
それに対し、小沢氏が東京地裁に行政訴訟を起し、検察官役として強制起訴を行う弁護士の指定を差し止めるよう、国に求めるたが棄却。その後も抗告を重ねるも、小沢氏のその「検察官役指定の差し止め請求」は、ついに最高裁でも「請求を退けた東京高裁決定に対する小沢氏の特別抗告を棄却する決定をした」(時事通信)と伝える記事である。その事由について、「同小法廷は、改正検察審査会法で導入された起訴議決の適否について、「刑事訴訟で判断されるべきもので、行政訴訟を起こして争うことはできない」とする初判断を示した」としている。
時事通信(Web) 11月25日付記事
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特異なゴネ得は、特亜の気風
さらに、別途、「小沢氏は議決取り消しなどを求める行政訴訟も東京地裁に起こしており、12月21日に第1回口頭弁論が開かれる予定だが、訴えが却下される公算が大きくなった」とも報じている。小沢氏のこれらの行動は、どこへでも正々堂々と出て身の潔白を証明する(要旨)、とのどこぞの党の代表選などでの公言を自ら覆すに等しく、さて、起訴議決を突きつけられて、いやだ、起訴なんていやだ、とばかりに駄々をこね、眼前の現実からお逃げになろうとしているに等しい。
往生際は潔く。これはいにしへよりの日本人の美徳だが、かくなる往生際の悪さと、それを証する自語相違の言動を拝見するつけ、この方をどうしても日本人とは筆者には思えないのである。さも特異なゴネ得狙いは特亜の気風に違いない。先稿でも指摘させていただいたが、御身の“潔白”の証明を願われるのであれば、裁判から逃げるのではなく、むしろ自ら進んで法廷に臨むべきではないのか。且つ、公職にある公人として、求められれば、偽証罪を適用し得る国会喚問の場で、御身が主張されて来た“潔白”を証明すべき立場にある。
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■ 主な関連記事:
・往生際「小沢氏の場合」考3 2010/10/18
・往生際「小沢氏の場合」考2 2010/10/14
・往生際「小沢氏の場合」考 2010/10/07
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特に、将来の国思う政治家を志すみなさまにとって、小沢一郎氏の事例は、こうなってはならない、との逆手本となしていただくに十分かと思う。たとえば、「石川や 浜の真砂(いさご)は つきぬとも 世に盗人の たねは尽きまじ」、とは石川五右衛門の辞世の句と伝えられる歌だが、かつての大泥棒でさえ最期は潔かった。潔しをもって美徳となす日本人の心。たとえ砕末であっても、五右衛門の胸にもその心が幾分か在ったゆえと拝察する。ひるがえって、この小沢一郎氏は何であろうか、とあらためてこう感慨するニュースである。
平成22年11月25日
博士の独り言
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日本は毅然とあれ!
路傍にて(筆者)
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世界に誇る「個」の力
2010/11/17(水) 00:43:21 [明るいニュース]
世界に誇る職人技、「個」の力
「自分より優秀なものが出てきたらまた挑戦する」砲丸 辻谷政久氏
意義深い写真記事を小稿にクリップさせていただきたい。博士の独り言/写真は砲丸作り世界一の辻谷政久氏を紹介する週刊文春誌面(切り抜き)11月18日号写真記事より参照のため引用
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世界に誇る、積み重ねの職人技
砲丸作り世界ナンバーワンの辻谷政久氏の事跡を、ご記憶の読者も少なくないことかと思う。表題にクリップさせていただく誌面は、「プロの仕事を支えるプロの「技」と題して、和裁の鋏(はさみ)作りの清水孝継氏、電球職人の小川愛明氏。「桶は直せば何百年と使える」と語る桶職人の上芝雄史氏、漆刷毛職人の泉清吉氏の4人とともに、辻谷政久氏が紹介されている誌面である。
辻谷氏は、世界一の砲丸職人として知られ、「アトランタからアテネまでの三大会の五輪で、全メタリストが辻谷さんの砲丸を選んだのだ」、と同誌面でも紹介している。続けて、「その快挙は「鉄の鋳物を、旋盤から手の平に伝わってくる硬さで判断しながら、重心が中心にある真球に削り出す」という離れ業から生まれた」(文春)と讃えている。
みなさまのお身近にも、探せば、あるいは、計量器を使わずにグラムの単位まで正確に袋詰めする米屋さんや、ミシンで縫うよりも丈夫で、且つ精密に衣服を仕上げる仕立屋さんがおられるかも知れない。まさに、マシンを超えた技であり、積年の地道な研鑽と改良、工夫と努力。それらの積み重ねの成果が、日本の数々の職人技を生み出して来たに違いない。辻谷氏の世界一の技もまた然りではないか。ひいては、先祖代々の昔から日本人が宝として来た底力であり、あるいは、こうした積み重ねの気風は、今日の世界に誇る基礎研究にも反映されているかに思える次第である。
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北京五輪供出を断った、辻谷氏の事跡
先年の北京五輪に対しては、この辻谷氏は、「アジア大会などの中国の対応がおかしい」(誌面)、と砲丸を供給しなかった事跡を紹介している。その勇気に世界の関係者が息を呑み、且つその「個」の勇気に、あらためて中国共産党政府の非動に気づいた人は世界中に少なくなかった。どこぞの国の政治家諸氏も、この辻谷氏の整然としたスタンスを見習うべきであろう。
そもそも、それぞれの「個」の立場において何が可能か、何が出来得るか。ささやかながら、ブログを通じてその問いかけをなして来たつもりである。とにかく集団にならなければ何も出来ない、とそう思いこんでしまう前に、先ず、自らにその問いかけをなすべきではないか。そして、些細な事柄でもよい。そのオンリーワンの「個」の次元から、相応に可能な研鑽と努力を積み重ねるべきではないか。これが「博士の独り言」が問いかけて来たテーマでもあり、及ばずながら、拙き身でも実証して来たつもりである。
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すぎやまこういち氏の国思う活動
辻谷氏の事跡で想起するのは、すぎやまこういち氏の勇気ある「個」の活動である。先稿で度々紹介させていただき、多くのみなさまがご存知のことかと思うが、特定国による対日毀損への反駁を、御自ら執筆された意見広告に整然と印、その掲載を求め、米国紙数紙相手に独りで格闘された事跡は、まさに「個」の国思う勇気以外の何ものでもなかった。その貴い事跡が端緒となり、その後の国思う議員諸氏や識者諸氏の活動の指針となり、拙者も大きな励みとさせていただいた1人である。
心が有れば必ず何か出来る。心が無ければ、たとえ時間や経済的に余裕が有ろうとも、何も出来得ない。大切なのは「心」であり、強い「心」があれば、必ず何か出来る。このことを日々思う次第。辻谷氏、すぎやま氏の益々のご健勝をお祈りする。
平成22年11月17日
博士の独り言
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■ 主な関連記事:
・すぎやまこういち氏の国思う活動 2010/08/25
・日本「誇れる職人気質」追考 2008/04/03
・砲丸「北京五輪提供しない」 2008/03/26
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先祖代々の日本を護りましょう!
路傍の昼食(500円)
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朝鮮人民主党 14
2010/11/04(木) 16:11:47 [民主党]
偽装選挙と“同胞”のために国費を遣う
朝鮮人民主党のアリバイ「闇政治」
朝鮮学校無償化 文科省近く最終決定 「ただの時間稼ぎだったのか?」
北朝鮮の影響下で行われる思想教育や反日教育を不問にして朝鮮学校への高校授業料無償化適用の是非を決める判断基準について、文部科学省は近く、最終決定する方針を固めた。国民の強い批判に配慮する形で、2カ月以上、判断を先送りにしてきた文科省だが、結論は同じ。専門家からは「本質的に、批判は何も反映されていない。時間稼ぎだったのか」と厳しい声があがっている。産経新聞紙面(切り抜き)11月4日朝刊(24面)より参照のため抜粋引用/写真は産経新聞の同紙面より参照のため引用
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参院選、国民議論「争点化」を回避のための決定「延期」
表題は、朝鮮学校の授業料無償化について、「文部科学省は近く、最終決定する方針を固めた」として、その“結論”は「同じ」(産経新聞)と報じる記事である。加えて、「専門家からは「本質的に、批判は何も反映されていない。時間稼ぎだったのか」と厳しい声があがっている」と記している。
事実とすれば、これまでの幾多の“先送り”プロセスは、所詮は、この“結論”ありきの偽装に等しい、と指摘して差し支えない。先ずは、反対世論が高揚しかけた鳩山前政権の末期から現政権への移行期において、「決定」を“8月”まで先送りした真の事由は、参議院選挙での争点化を避けるための偽装であった。そして、予定の“8月”からさらに先送りして今般の“結論”にいたった背景には、いよいよ、国家公安委員会委員長に親南北朝鮮の人物を据え、且つ国民の反対の声を封じる危険性十分な言論統制「闇法案」法制化への“環境”造りが整ったためかとも拝察できる。
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嘘と虚構で成り立つ「朝鮮人民主党」
言論統制「闇法案」については、後稿に詳しく指摘させていただくこととして、表題事例にも集約されている通り、民主党とは、かくも「国民の反対の声」には無関心で、そもそも「民主主義」などあり得ない。そこに在るのは、あこがれの“祖国”朝鮮人「民主主義」共和国さながらの狂権的な党体質であることが、ここでも確認できる。さればこそ、この党を「朝鮮人民主党」との“愛称”で呼ばせていただいている。
時の政権という「国家的な権能」を免罪符とするかのように、然るべき国務はそっちのけで、ひたすら、日本国民から吸い上げた税金を、同じメンタリティを有する“祖国同胞”のために惜しみなく遣う。“宗主国”の対日侵略のために内側から門を開ける。そう認識すれば、外国人参政権(永住外国人への地方参政権付与)はじめ、50件をゆうに超える闇法案、闇事案を次々と、これでもかと繰り出す不行が判りやすくなるのではないか。
まさに“政権”そのものが、対日工作政党「朝鮮人民主党」の「ミッション」を有し、その遂行のための偽装である。そのことに、一人でも多くの有権者が真に気づかれるべき時に来ているのではないか。
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■ 主な関連記事:
・朝鮮人民主党 13 2010/09/12
・民主「総連草案丸写し」考 2010/07/20
・総連「韓国籍偽装」の真実 2010/05/02
・民主「高校無償化」について 2010/04/23
・高校無償化「朝鮮学校」一転適用 2010/03/11
・毎日新聞宛質問・意見書 2008/08/21
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国籍条項の「有無」で峻別すべき、その「政党」の用不用
そもそも、国会とは主権国の立法府である。一切の法案草出と法制化へのプロセスには、主権国政府として自国民の安全と命と財産を守り抜く。その国益の肝要を厳守するために、先ずは、いかなる法案の策定においても「国籍条項」は不可欠な基本であるはず。しかし、民主党、ならびに同様のメンタリティを有する公明党の創出する法案、また法案には、この基本が極めて希薄であり、ひいては、撤廃しているに等しい。多くのメディアがなかなか指摘しようとしない、書かない、報じないこれらの実態の中に、これらの政党が真に、看板通りの“国民”のために資する政党であるか、否かを確実に峻別し得る要素が実在している。
日本政府が日本国民のために資する、との「国籍条項」さえ明確であれば、いかなる法案、事案であっても、その是否の議論についてはまた別次元のものとなるはずで、高等学校授業料無償化においても、「子ども手当」などの場合と同様に、表題に問われる問題は起らなかったのではないか。民主党が表題の“結論”実現に“成功”したとしても、多数の日本国民をこれまでに拉致し、且つ未解決であり、著しく主権を侵害する賊国の、対日工作員養成機関に国税を投じるとあれば哀れな政府実態と謂えよう。時代が異なれば、介錯をお手伝いしてそれで終わりだが。国籍条項なき「朝鮮人民主党」なすこと、やることは悉く国益に反し、未来永劫の戒めとなるべき愚行である。この日本が毅然となった時には、「あのようにあってはならない」との語り草になろう。
平成22年11月4日
博士の独り言
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ねずみ退治の秋!
虎影(今夏、実家にて)
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