2008/01/16(水) 07:58:27 [国内時事]
将来の「前例」となることを忘れずに 
薬害肝炎訴訟、和解へ合意書に調印・第三者機関の検証盛る
薬害C型肝炎訴訟で、原告・弁護団と舛添要一厚生労働相が15日午後、和解条件などを定めた基本合意書に調印した。合意書には、第三者機関が薬害肝炎問題を検証することや、原告側と国側が継続的に協議の場を持つことなど、国による真相究明と再発防止の規定が盛り込まれた。調印式後、原告らは福田康夫首相と2度目の面会をした。Nikkei Net 1月15日付記事より参照のため抜粋引用/写真は「福田首相との面会後の記者会見で笑顔を見せる、薬害C型肝炎訴訟原告団の山口美智子代表(右端)、福田衣里子さん(同2人目)ら。山口さんは「今、頂上に登ることができました」と喜びを表現した(15日、厚労省)」。時事通信1月15日付記事より参照のため引用
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各種製剤の検査・認証の厳正化を
薬害肝炎訴訟の和解と基本合意書の調印。被害を受けられた方々にとっても、政府にとっても、大きな出来事であった。ここで着目すべきことは、先般のHIV訴訟や今般の薬害肝炎訴訟にしても、共通していることは「輸入もの」の製剤に因る健康被害であることだ。
製薬企業が「輸入もの」を多くあつかう限り、また何時、新たな薬害が発生しないとも限らない。外来素材への依存度が高い各種製剤に対しては、ある意味で「検疫」と同様、あるいはそれ以上厳正な検査要件を確立する。製薬企業における検査・検証と関連省庁の認可の厳正化を絶えざる課題とする。その努力が不可欠ではないか。
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被害者認定の厳正化を
今般の「和解」は、C型肝炎医療感染の被害者救済のみならず、将来の「前例」となることを忘れてはならない。将来において、くれぐれも無関係な第三者や訴訟ビジネスに悪用されることの無いように、救済の仕組み、法整備とともに、現時点での「万全」を尽くしておく必要がある。
調印されたとする当該の基本合意書は『(1)国の責任と謝罪(2)和解内容(3)投与事実、因果関係などの認定(4)恒久対策等(5)後続訴訟の扱い−の5項目で構成。投与事実や因果関係は、カルテ以外の医療記録や医師・看護師による当時の証言などでもカルテと同等の証明力があると判断されれば認定される可能性がある。争いがある場合は、裁判所が証拠調べをして判断する。投薬証明や因果関係の認否について、国は特別措置法の一律救済の理念を尊重する』(報道)とある。「一律救済の理念を尊重する」と付加されている点に、若干の違和感が筆者にはある。
真正の薬害被害者に対する「一律救済」であれば、客観的、且つ厳正な「事実認定」、そのための「因果関係の認定」を最もその基本部分に据えるべきではないか。言葉は悪くて恐縮だが、訴訟原告団には「通名」(報道では「通称」と表示)が含まれている。無論、真正の被害者であれば救済対象とすべきだが、外国籍と思われる被害者も含まれている。そうくみ取れる様子に一抹の不安がよぎる。杞憂であればよいが、「一律救済の理念を尊重する」とすれば、そこを訴訟ビジネスに手馴れた勢力、一部の政党などによって逆手にとられ、悪用されることはありはしないか。
やはり「補償」対象となる被害者の認定の厳正化が不可欠だ。恒久対策では、『汚染製剤を投与された被害者の確認を進めることや、肝炎医療の体制整備や研究推進、薬害肝炎問題を検証する第三者機関や被害者と厚労省の定期協議の場の設置などが盛り込まれた』(報道)とある。第三者機関にしても特定国や政党の息がかかった組織が無いとは謂えない。言葉は悪いが、「カルテ」等の書類偽造はかの国々の国技である。仮そめにも、「一律救済の理念を優先せよ」と云わんばかりに、怪しげな賠償請求が殺到し、真正の被害者が犠牲になるような事態が起こらないことを願う。短稿にて。
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【筆者記】
訴訟の政治利用は最もあってはならないことだが、有志から教えていただいた写真、情報をあたれば、今般の薬害肝炎訴訟についても、一部の政党による政治利用の痕跡が伺える。地方参政権付与を要求する民潭(在日韓国人の団体)が、地方自治体を相手に特別給付金を求める運動を大々的に展開しているが、その背後にも特定政党の影が蠢(うごめ)いている。肝心な国民は蚊帳の外に置かれてはいないか。参議院選で有権者に示した公約は何処へ行ったのか。高齢社会を目前にし、これらの政治行動に違和感を拭えない1人である。
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読者のみなさまにはお忙しい中、ご訪問をいただき感謝しています。ここに、新たに記事をアップさせていただけたことを有難く思います。 拙い記事に対し、有志のみなさまより、内容を的確にフォローいただくコメント、身を案じてくださるコメントに感謝します。昨今、売国事例と呼ぶべきさまざまな事件、不祥事が露呈していますが、良識の力によってこれらを今周知・打開し、未来の教訓とすべき「日本復刻」への確かな前兆と筆者は観ています。先ず膿を出し切って、病を治す。これもまた自明の道と思います。
一日一日を大切に、みなさまと共に考え、真実を共有できればと願っています。事実を指摘する批判は「悪口」ではなく、真実を掘り出し、その共有のために不可欠です。また、真実の共有はすべての第一歩です。正論は真実から生まれ、良識の声は必ず力になる。辛抱強く支えていただき、共に闘ってくださるみなさまに心より感謝します。
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2007/05/18 00:00 設置 (PCカウント)
Author:博士の独り言
いかなる組織、団体とも無縁の日本人発行のメルマガ、およびブログです。初期のように、氏名とプロフィール、写真を掲載すべきと考えていますが、迫る身の危険回避の意味からも自重すべし、との筆者をよく知る友人らの制止により、現在は「博士の独り言」として活動しています。活動自体も全く無収入です。