2008/03/25(火) 12:57:43 [中共(中国共産党)]
4ヶ月半で露呈する中国共産党の「素顔」
五輪聖火を採火=活動家が妨害―ギリシャ
【オリンピア(ギリシャ)24日AFP=時事】 8月8日に開幕する北京五輪の聖火が24日、古代五輪発祥の地、ギリシャのオリンピア遺跡で厳戒態勢の中、採火された。採火を受けて聖火リレーが開始。リレーは五輪史上最長となる13万7000キロを130日間かけて走破する。 採火式では、活動家3人が北京五輪組織委員会の劉淇会長のスピーチを妨害しようとする騒ぎが発生。3人はマイクをつかみ、「人権を踏みにじる国での五輪はボイコットせよ」と書かれた横断幕を掲げた。3人は「国境なき記者団」のメンバーとみられる。劉会長は「聖火は中国や世界の人々に向け、平和と友情、希望と夢を放つだろう」とあいさつした。 〔AFP=時事〕時事通信 3月25日付記事より参照のため引用。/写真は「採火される聖火」。同記事より参照のため引用
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聖火リレーを利用するファシズム
「採火(さいか)」の謂(い)われは、凹面鏡で太陽光を一点に採集して灯す「火」であること。また、「採火」を行う場所が、古代オリンピック発祥の地と謂われるオリンピア(ギリシャ)で灯される「火」であるゆえに、「聖火」と呼ぶ所以(ゆえん)があるそうだ。近代五輪の象徴として「聖火」が採用されたのは、アムステルダム(1928年・オランダ)大会がその始まりと聞く。ギリシャで灯した「聖火」をそのまま移入していたようだ。
その五輪への「聖火」移入の過程が「リレー」形式へと変わり、大衆にアピールされるようになったは、ベルリン(1932年・ドイツ)大会からと聞く。ナチス(国家社会主義ドイツ労働者党)の権勢を国内外に見せる。その示威的な大会、と指摘されたベルリン五輪から、そのままタイムスリップしたかのように、今般は、中国共産党による示威的な開催が指摘されている北京大会の「聖火リレー」が始まった。
北京大会の「聖火リレー」は、先ず、世界五大陸の主な都市を経由して中華人民共和国に入る。同国内では、主要都市、および中国共産党の歴史に関連深い都市や少数民族が居住する地域をくまなく周回し、内に向けては愛国心の高揚を図り、外に向けては国家としての一体性をアピールする。その政治的な意図があからさまなのだが。国際世論の随所から上がる「北京五輪反対」の声に対しては、「スポーツと政治を一緒にするべきではない」(要旨)、と反論する中国共産党の「自語相違」とも謂うべきスタンスには、大変に興味深いものがある。
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五輪開催にこぎ着けたとしても
表題に引用する記事では、ギリシャでの「聖火」採火式で、「国境なき記者団」による“妨害”行為があったと報じている。当初から波乱含みではないか。『聖火は中国や世界の人々に向け、平和と友情、希望と夢を放つだろう』(表題)、との北京五輪組織委員会委員長のスピーチも「うわごと」の絵空事のようにも映る。「聖火リレー」は、5月に、世界最高峰チョモランマを登頂し、6月にラサへ入る予定と伝えられている。中国共産党によるテレビ放送まで計画されているという。この時点でどう強行されるのか。あるいは、進路の変更を余儀なくされるのか。この動向についても大変に興味深い。
再び「ファシズム」の象徴と利用されている。その指摘を免れ得ないであろう今般の「聖火リレー」だが、リレーが進むほどに、同時に、中国共産党の非道をアピールする場として、逆利用される可能性がある。それがベルリン大会と異なる点と謂えるのではないか。開会までの約4ヵ月半の間、各国のネット有志による、チベット大虐殺の現状周知の波は世界中に大きく広がるであろう。
初のテレビ放送が話題となったベルリン大会に比較すれば、「情報」伝播の量と速度には、それこそ隔絶の差がある。その点で、およそ19年前の天安門事件(六四事件)の時代と比較しても、「情報」では比べものにならないであろう。五輪開催までの期間は、中国共産党の非道の実体と残虐な本質を「あぶり出す」。それに十分な時間と謂えるのではないか。これに対し、当時と同じ手法、パターンで状況の隠滅を図る。これは同党の初歩的な弱点と謂えよう。空しいプロパガンダを放つほどに、自らの首を絞めているに等しい。「化けの皮」はますます剥がれて行くであろう。
北京五輪開催を支持する国際五輪委員会のロゲ会長の言動は、むしろ、そのための期間と機会を与えてくれているに等しい。短稿にて。
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■ 主な関連記事:
・ チベット「犠牲者」一考
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【筆者記】
確認された死亡者は続々と増えているようだ。短稿に度々申し述べて恐縮だが、亡くなったチベットの方々に心より哀悼の意を捧げ、ご冥福を祈る。巨大な権力を振りかざす中国共産党に対し、ひるむことなく抗議を続けられる方々の勇気と、銃撃にも屈しない魂。チベットを愛して止まない心に、多くを学ばせていただく思いをいたす1人である。涙が止らない。
犠牲になられた方々の尊い命がきっと世界を目覚めさせ、人類の癌「中国共産党」の策動から救うことに通じて行くに違いない。奢れる中国共産党久しからず。まさに、天網恢恢疎(てんもうかいかい)疎(そ)にして漏らさず、と謂えるのではないか。
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2007/05/18 00:00 設置
Author:博士の独り言
いかなる組織、団体とも無縁の日本人発行のメルマガ、およびブログです。初期のように、氏名とプロフィール、写真を掲載すべきと考えていますが、迫る身の危険回避の意味からも自重すべし、との筆者をよく知る友人らの制止により、現在は「博士の独り言」として活動しています。活動自体も全く無収入です。