2008/04/04(金) 22:05:16 [明るいニュース]
野口健氏が中共の「非」をずばり指摘
チベット問題で中国を批判した 登山家「野口健」の覚悟
“媚中派”宰相率いる政府や、五輪取材パスという“人質”を取られたテレビ・新聞が、形ばかりの抗議でお茶を濁すなか、中国のチベット弾圧に断固として反対する登山家のブログが、俄然、注目されている。週刊新潮 4月10日号(4月3日発売)記事より参照のため引用/写真は「野口健公式ブログ」のカバーページ。参照のため引用。
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野口氏の勇気ある発言
多くの方がすでにご存知かもしれないが、小ブログからもお知らせしたい。登山家の野口健氏が、ブログとホームページから、今般のチベット弾圧に際し、中国共産党を明快に非難されている。表題記事(新潮誌)が指摘しているように、首相をはじめ政府閣僚、要人がモゴモゴを口を閉ざしたかのような現状にあって、野口健氏の発言は、ずばり的を得ている。この発言を通じ、スポンサーを降りる企業があり、仮に、登山家としての道を閉ざされるようなことがあるとしても、ここは言う、との強い決意と凛としたスポーツマンシップが感じられる。
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抗議の理由が明確なチベット人
野口氏は、今般のチベットの人々の抗議について、『永年に渡り中国に支配されチベットの文化が葬り去られようとしている時に命をなげうってでも中国による侵略を国際社会に訴え、そして救いを求めようとしている彼らの行為を一体誰が責められようか。まさに知覧から飛び発つ思いであったに違いない』とその心情に同感と理解を寄せている。
また、一昨年(2006年)9月に、ネパール国境のナンパ・ラ峠でネパールに向けて歩いているチベット人に対し、中国共産党の国境警備兵が発砲し、チベット人を射殺した行為についても、当時の記録映像を紹介し、『パン、パンという銃声にチベット人が倒れてゆく。そして次の銃声で再びパタリと倒れるチベット人。煙草を吸いながら平然と遺体を引きずる中国国境警備隊員。映像の中で銃殺されたのはわずか17歳と23歳の青年だ』とその陰惨な様子を紹介している。
この事件は、『当初、中国当局は「銃撃事件は承知していない」とコメントしていたが、ネット上に映像が流れてしまったためか「自衛のために発砲した」と説明。今回のラサの暴動でもその直後にはチベット自治区政府は「我々は発砲していない」と語り武力鎮圧を否定したが次第に事態が明らかになっていくにつれ「デモ隊を解散させるためにやむを得ず威嚇射撃を行った」とコメント』と。最初から嘘を放ち、しかし、嘘がつき切れなくなると、「言い訳」にならない説明をする当局の体質を指摘している。
また、当局の国連の介入を許さない隠蔽政策により、死者が30万人を超えた、近年のスーダンのダルフール大虐殺では、中国製の銃火器が使用されたこと。また、その中に、『石油の確保を国策の中心に据えている中国と武器を必要としているスーダンの思惑が一致し、スーダンは大量に石油を中国に輸出。その石油の売却代金を中国からの武器輸入に補填するいわゆる「死のサイクル」が形成されているのだ』とずばりと指摘されている。ご自身がチベットに訪問された経験や、その中で見た中国人に圧迫され、隅に追いやられるチベットの人々の姿など。さまざまな角度から、チベットの人々の抗議の理由とその背景に触れている。
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北京五輪ボイコットについて
そして、野口氏は、『このオリンピックに向けて一生懸命励んできた選手たちの気持ちを思えば北京オリンピックの「ボイコット」などそう簡単に口にはできない。しかし、これ以上の非人道的な行為が中国によって繰り返されるのならば、中国に対する明確なメッセージとして中国が最も恐れている「ボイコット」という最終手段がその選択肢の中に含まれるのも、またやむを得ない』と述べている。これらの指摘は、客観的、且つ明快な指摘であり、本来は、政府、政治家がいち早くなすべきものと謂えよう。
さらに、『オリンピック出場の条件として国連などによる国際調査団の受け入れとダライラマとの直接対話を中国に強く要求するべきではないだろうか』と。また、『オリンピックと政治は別問題とよく言われるが、本当にそうでしょうか。そもそもチョモランマの山頂にまで聖火リレーし、オリンピック開催までに急ピッチでラサを開発し、「中国のチベット」を演出しようとしている中国自身がオリンピックを政治利用しているではないか。「オリンピックと政治は別問題」は所詮は綺麗ごとであり、建前でしょうに、それを鵜呑みにしたらそれこそ中国の思うつぼでしかない』と結んでおられる。
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もの言わないのは「弾圧に加担しているのと同じ」
さて、表題記事には、野口氏が、あえて今般の非難にいたった心情を吐露されている。云く、『登山家としての私の最終目標は、チベット側から登りネパール側に下りるという、日本人は過去1度しか挑戦していない難コースを踏破することなんです。だが、中国がタブー中のタブーであるチベット問題について発言を繰り返せば、二度とチベットには入れない。私の聖地チョモランマに帰れないかもしれない。あるいは入った途端、逮捕される可能性もあるでしょう』と。
それゆえ、『だから、書くべきか否かについては大いに悩みました。けれども、私はチベット人が中国人警官に蹴られたり棒で叩かれたりする光景を何度も目にして来た。糞尿の臭いのひどい環境劣悪なカトマンズの難民キャンプに、チベット人が命を守るために次々に逃れてくる現実も知っている。その上で、何も語らないのは、弾圧に加担しているのと同じだと思ったので』と述べている。
まさに、野口健氏の「グッドジョブ」と謂えるのではないか。勇気の分、重みが増す言葉の数々である。特に、もの言わないのは、「弾圧に加担しているのと同じ」。まったく、野口氏の言われる通りではないか。政治家のみなさん、聞えてますか?
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【筆者記】
まだまだ、これからのブログである小ブログが、野口健氏のブログを紹介する僭越をお許しいただきたい。野口氏のご活躍とご健勝をお祈りする。短稿にて。
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2007/05/18 00:00 設置 (PCカウント)
Author:博士の独り言
いかなる組織、団体とも無縁の日本人発行のメルマガ、およびブログです。初期のように、氏名とプロフィール、写真を掲載すべきと考えていますが、迫る身の危険回避の意味からも自重すべし、との筆者をよく知る友人らの制止により、現在は「博士の独り言」として活動しています。活動自体も全く無収入です。