2008/06/18(水) 00:18:43 [北朝鮮]
平沼赳夫議員らが「申し入れ書」を提示
対北制裁解除で申し入れ=家族会が政府に
拉致被害者家族会の飯塚繁雄代表と拉致議連の平沼赳夫会長らは17日午後、首相官邸に町村信孝官房長官を訪ね、先の日朝協議を踏まえ政府が経済制裁の一部解除を決めたことについて(1)北朝鮮が拉致被害者の帰国につながる再調査を実行した後に実施(2)再調査を引き延ばした場合は制裁を強化−などを文書で申し入れた。
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これに対し、町村長官は「何もしないのでは何も変わらない。話し合いを進め、糸口を見つけながら、北朝鮮に言葉だけでなく真摯(しんし)な行動を促したい」と述べ、政府の対応に理解を求めた。また、町村長官は同日午後の記者会見で、解除実施の時期について、「北朝鮮がどういう行動をとってくるかでわが方の行動も決まってくる」との考えを示した。時事通信 6月17日付記事より参照のため引用/写真は「日朝協議を踏まえ政府が経済制裁の一部解除を決めたことについて、町村信孝官房長官に「実施は再調査後に」などとする申し入れ書を手渡した。写真は記者団の質問に答える家族会の飯塚繁雄代表(中央左)(17日)」。時事通信社 6月17日付記事より参照のため引用
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「何もしない」よりなお悪い
「何もしないのでは何も変わらない」(町村長官談)と表題にあった。確かにそうだろう。北朝鮮による拉致事件がようやく国会質疑の俎上(そじょう)に上がったのが1988年1月28日とのことだ。たとえば、横田めぐみさんが拉致被害(1977年11月15日)に遭ってから実に10年以上もの歳月を経てのことであった。何もしなかったのは一体「誰」か。
また、その前後を含む「何もしなかった」時期に、社会党(元・社民党)の政治家が相次いで訪朝している。たとえば、飛鳥田一雄氏(77年5月訪朝)、石橋政嗣氏(84年9月)、田辺誠氏(85年5月)、土井孝子氏(87年9月)等、と名だたる諸氏が訪朝を果たしている。公費を費やしての訪朝でありながら、しかし、その目的、内容が具体的に明かされることはなかったのである。ましてや、金正日と笑顔で握手を交わす。そのシーンを1枚に残した政治家もいたのである。「推して知るべし」と謂うことか。
なお、町村長官との面談を終えた横田早紀江氏(横田めぐみさんの母)は、「民間の人道物資輸送に限り北朝鮮の貨客船「万景峰92」の日本入港を認める、との事項を含む「制裁一部解除」について、『一番ショック。簡単に大事なカードを切ってしまうとは悔しい思い』と語ったと別報道(「JPN 47 NEWS」6月17日付)では記している。「何もしない」よりは、との配慮だろう。
しかし、横田早紀江氏が語られた通り、いきなり「万景峰92」の入港を認めたのである。たとえ、「民間の人道物資輸送に限り」と謳ったとしても、北朝鮮は「偽装」を国技とする相手である。いくらでも、そして、際限なく、この「解除」を利用して来るだろう。たとえば、新たな工作員の流入もあり得る「相手」が北朝鮮だ。「何もしないより」は、なお状況を悪くする懸念がある。本当に、真摯な行動を受け止める「相手」か。約束を履行する「相手」か、をよく見極める。事象を先読みをして施策を判断する。それは、政治にも不可欠な要素ではないか。
その点を英邁に見抜き、拉致議連の先頭に立って「待った!」の申し入れ書を提示した、平沼赳夫氏ら国思う政治家が存在していることが良識の救いである。
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あわただしい朝鮮総連の動き
神奈川県の有志諸氏からは、県下の朝鮮総連の拠点(会館)では、今般の日朝協議以降、人の出入りがあわただしくなった、と。その様子が伝えられて来ている。深夜まで明かりがついている、との情報もあった。状況の推移に応じるかのように、制裁一部解除の「盲点」を衝いた集団行動などが発生するのかもしれない。その「盲点」とは、たとえば、読者のみなさまが指摘されているように、今般の「万景峰92」の入港に関する「一部解除」は、北朝鮮の都合勝手な解釈と偽装にかかっては「全面解除」に等しい、とみなせる点にある。 短稿にて。
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■ 主な関連記事:
・対北「制裁一部解除」の裏側
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【筆者記】
少々高熱を出した。ひと汗かけば治まるものと思う。数多の報告は後稿にて。
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2007/05/18 00:00 設置 (PCカウント)
Author:博士の独り言
いかなる組織、団体とも無縁の日本人発行のメルマガ、およびブログです。初期のように、氏名とプロフィール、写真を掲載すべきと考えていますが、迫る身の危険回避の意味からも自重すべし、との筆者をよく知る友人らの制止により、現在は「博士の独り言」として活動しています。活動自体も全く無収入です。