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2009/02/23(月) 23:15:13 [メディア/意見書]

朝日、手を替えて中川攻撃

20090223017 
中川財務相「もうろう会見」 記者は何をしていたのか?
 朝日紙面に報道を回顧するコラムが掲載されている。興味深い記事なので、小稿に参照したい。博士の独り言/写真は朝日新聞記事(切り抜き)2月23日夕刊(9面)。参照のため引用

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中川昭一「バッシング」の一環

 バッシング報道の「アリバイ」記事のパターンではないか。云く、「中川前財務・金融相はローマの記者会見で醜態をさらしましたが、会見に出席した記者たちもまた、批判を浴びることになりました。テレビニュースが、記者会見の様子を放送したからです」とある。論旨のすり換えではないか。記者を批判する論調はどこの紙面にあったのか。また、云く、「呂律(ろれつ)が回らない大臣の様子を見て、(記者からは)体調を心配する質問があってもよさそうなものですが、質問がなかったことがわかってしまいました」とある。

 池上氏が示唆されるように、確かに、体調に関する記者の質問はあって良かった、とトリミングされた報道映像のみを見れば、ふとそう思えるかもしれない。だが、報道そのものが、表題の写真選びと同様、中川財務相「もうろう会見」とキャプションを付ける朝日紙面のような意図性を持っていた、と認識すれば事の次第は判りやすくなる。すなわち、「ニュース映像」で配信するための、「ネタ」シーンが最初から欲しかったのである。中川氏は状態が悪い中でも、会見全般では何とか受け答えをこなしている。だが、それについての映像は放映せず、「ネタ」の部分を強調するかのように、際限なく放映し、記事に書き続けたのは、いったい、「どなた」であったのか。

 また、云く、「それとも中川氏と一緒に酒を飲んでいたので、追求できなかったのでしょうか」と。そこで、云く、「毎日新聞は18日朝刊で、中川氏が前夜男性記者たちと酒を飲み、当日は、日本から同行した女性記者らと昼食をとり、その際、赤のグラスでワインを注文したと書いています。この記事の最後には、「毎日新聞の記者は、中川氏との会合には、いずれも出席していなかった」と書いてあります。わが社は潔白だと言いたいようです」とある。曖昧に過ぎる論旨である。池上氏がここで引用されている「毎日新聞」の記事については、筆者が同紙に取材し、同記事の内容が直接取材ではないこと。また、直接取材したように書いて、どこが悪い、との応対を受けた経緯を報告した。大報道が始まるタイミングで、読売サイトから姿を消した記者が自紙に書けないため、毎日新聞が掲載した、との見方もできるが。

 さて、記事の終盤に、朝日新聞記者は同席していなかった、とする朝日新聞記事(20日)に触れ、池上氏はこう記しておられる。云く、「飲酒について質問しなかったのは、「日本の新聞の15日付朝刊締め切りが迫っており、質問はG7の内容に集中したからだそうです」と。いわば、会見の原映像の通り、中川氏が受け答えしていたから、約35分余りの時間の中でも、「質問はG7の内容に集中」(記事)できたのではないか。池上氏は原映像をご覧になっていなかったのか。言葉は悪くて恐縮だが、こうした記事は、論旨が曖昧だ。
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記者の責任を問う形で、中川氏の「もうろう会見」を補強

 朝日新聞にしても、唯一、ハッキリしている論旨は、中川昭一氏の議員生命を絶ちたい。メディアが誘導した中川氏の辞任劇をそのまま倒閣につなげたい、とする意図にある。ゆえに、記事の締めくくりに、「中川氏の飲酒癖を知っていながら、大事な会議の前夜に一緒に酒を飲む記者。記者会見前の昼食にワインを注文した中川氏の行動を「確認」しなかった記者。大臣の呂律の回らない様子を問いたださなかった記者たち。記者の行動もまた、読者から厳しく問いただされる時代なのです」と。同行記者に問うようであって、しかし、何で、中川氏を止めなかったのか、と。巧みに、むしろ、中川氏の「もうろう会見」を補強しているのである。

 指桑罵槐(しそうばかい: 桑を指して槐(えんじゅ)を罵(ののし)る)とは、このことかもしれない。延々と、中川氏のバッシング報道は、その姿形を変えながら続いている。中川氏を議員辞職に追い込むまで、執拗な報道は続くのであろう。だが、中川氏に投げつけたブーメランは、必ず投げた当事者の首をめがけて返って行く。中川氏は、間違っても心を弱くしてはならない。
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要求は「議員辞職要求」にいたれり

 東京新聞の朝刊紙面には、こうあった。云く、「民主党の鳩山由紀夫幹事長は22日、中川昭一前財務相がバチカン博物館で柵を乗り越えたり、素手で美術品を触ったりした問題について「大臣や政治家というより、人間としてやってはいけない。議員バッジをつける資格があるのか、厳しく問わなければならない」と述べ、議員辞職に値するとの見方を示した」と。続けて云く、「鳩山氏は、福岡県筑紫野市で民主党衆院議員の会合に出席し「日本の政治家がこんなに程度が低いものだという恥をさらした罪は極めて重い」と強調した」とある。こと「議員辞職要求」にいたれり、と謂うべきか。真の「」は、いつまでも、攻撃「ネタ」で騒ぎ立てる。議員まで辞職せよとする鳩山由起夫氏、ひいては民主党にこそ問われるべきではないのか。

20090223016 
東京新聞記事(切り抜き)2月23日朝刊(2面)
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 そして、麻生総理への「問責提出」か。これも、メディアを使った「大報道」→「議員辞職」→「総理の任命責任追及」の、「小沢ルーチン」とも指摘すべきお決まりのパターンである。パターンをフローに落としてみると、過去のケースも同じフローに収まることを確認した。その「やり方」は、議論より先に相手の抹消に出る特定国の手法そのものだ。後稿の機会に報告したい。「小沢ルーチン」が機能できなくなるバスターがあれば良い。最大の弱点は、わがままで中身が無いことだ。

20090223018 
東京新聞記事(切り抜き)2月23日朝刊(2面)
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■ 主な関連記事:

報道「小沢発言」の闇 2009/02/23
毎日「取材なし記事」に思う 2009/02/21
朝日「バチカンの変」の闇 2009/02/21
毎日「バチカン観光」記事に問う 2009/02/20
朝日毎日「総理追求」の闇 2009/02/19 
手紙・中川昭一議員殿 2009/02/18 
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【筆者記】

 闇政治、闇法案に奔走する政治家は何10人辞めようとも、日本の損失にはならない。だが、これに真っ向から対峙して来た中川昭一氏は失ってはならない存在だ。賊も認識しているがゆえに、中川氏に執拗な攻撃が続くのである。以上、紙面記事を参照し、小考を報告する。
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 読者のみなさまにはお忙しい中、ご訪問をいただき感謝しています。ここに、小稿を新たにアップさせていただけたことを有難く思います。 拙い記事に対し、有志のみなさまより、内容を的確にフォローいただくコメント、身を案じてくださるコメント、メッセージをいただき感謝します。一日一日を大切に、みなさまと共に考え、真実を共有できればと願っています。事実を指摘する批判は「悪口」ではなく、真実を掘り出し、その共有のために不可欠です。また、真実の共有はすべての第一歩です。正論は真実から生まれ、良識の声は必ず力になる。辛抱強く支えてくださるみなさまに心より感謝します。
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