2009/06/13(土) 00:22:58 [メディア/意見書]

「ダメージ」を造り出すメディアの不可解

20090613001
政権ダメージ、「聞く相手間違ってる」…首相発言要旨
 鳩山総務相更迭に関する麻生首相の発言要旨は次の通り(首相官邸で)。◇郵政事業は国民の財産だ。その郵政事業に関して、政府と(日本)郵政会社との間に混乱を生じたような印象を与えたことは甚だ遺憾であって、この状況は早急に解決されてしかるべきだと基本的に思い、(鳩山総務相の更迭を)判断させてもらった。あまり長引いて、話がさらに混乱しているかのごとき印象を与えるのはいかがなものかと思った。読売新聞Web) 6月12日付記事より参照のため抜粋引用/写真は読売新聞の同記事より参照のため引用

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「更迭」なのか、「辞任」なのか

 先稿を通じて、これまで3度にわたり、「地上波広報テレビ」の開設への「請願」署名の周知をお手伝いして来た。同趣旨は、加工や脚色が目立つメディアを経た情報よりは、良くも悪くも、政府の情報はありのままいただいた方が良い、とする、ブログを開始して以来、一貫して主張して来た論旨とも整合している。

 いわゆる、メディアを経た情報は、当てにならない。「新聞にはこう書いている」。「テレビではこう言っている」との次元で、人の思考は、こうした「メディア脳」で停止してしまって良いものか、と。むしろ、「新聞にはこう書いてはいるが」、「テレビではこう言っているが」、と。そこから思考を展べて“行間”を読み取り、あるいは、事実へと掘り下げる。この大切さを、問うて来た次第である。すなわち、事の「真」「偽」を見極め、事の次第や経過の「正」「誤」を峻別する。間違うことはあるけれども、そのスタンスで、一貫して、さまざまな事柄に触れて来た次第である。

 その意義からすれば、現時、ニュースで賑わっている、鳩山邦夫総務相の「更迭」が真に、「更迭」なのか、または、「辞任」なのか、その点1つの違いでも、報道の「印象」は大きく変わるだろう。「首相発言要旨」を伝える報道に云く、「郵政事業は国民の財産だ。その郵政事業に関して、政府と(日本)郵政会社との間に混乱を生じたような印象を与えたことは甚だ遺憾であって、この状況は早急に解決されてしかるべきだと基本的に思い、(鳩山総務相の更迭を)判断させてもらった。あまり長引いて、話がさらに混乱しているかのごとき印象を与えるのはいかがなものかと思った」(読売新聞)とある。わざわざ、( )を付して、「(鳩山総務相の更迭を)判断させてもらった」とあるが、これが、たとえば、「(鳩山総務相の辞表受理を適切と)判断させてもらった」と報道されていたら、いかがであろうか。いわば、“正義を貫いた”鳩山総務相を首相が“更迭した”、と強調するかの報道(要旨)の加工が、ここで露呈するのではないか。

 このように、あくまでも、言葉の、字句の表現上の問題では終わらない、問うべき要素が、メディアには常に徘徊している。なにせ、メディアを写真、映像の配信と併せて、「言葉」を配しているゆえに、この点は重要だ。写真や動画も、キャプションや説明書きで、実態とは正反対の印象を与えることがある。同様に、表題についても、本当に「更迭」なのか、または、「辞任」なのか、と問う事由がここにある。
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かんぽの宿問題と、郵政社長の続投の是非論議

 ご存知の読者もおられることかと思うが、「かんぽの宿問題は」、実は、2月6日付の朝日新聞の記事が1つの発端となっている。この経緯については、後稿の機会に指摘するが、「朝日新聞はこう書いている」と。上にも述べるブログの主旨から、そのまま騒ぐつもりはまったくなかったのである。それゆえ、朝日新聞が報じ始めた意図と、事の事象の「真」「偽」と、さらに、経過を見極める上で。また、現総理がどのように対処して行くか、その施策を見極める上で、今少し、観る必要があるのではないか、と決めていた次第である。

 表題には、いみじくも、云く、「(日本)郵政会社は民間会社だ。株主(である政府)が人事権を使い、民間の事業に国が直接色々なことを介入したりするのは、努めて避けるべきだ。(西川善文社長の続投は)業務の改善などの問題を新大臣とどう解決していくか、その判断がきちんと出た上で判断させていただきたい」(同)とある。「新大臣とどう解決していくか、その判断がきちんと出た上で判断させていただきたい」との言葉が事実であるとすれば、事の次第の更なる経緯と、最終的な総理の判断を見極める必要があるのではないか。
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鳩山邦夫氏は、本当に「正義」の人か?

 そもそも、小ブログは、闇法案やそれらを生み出す闇政治に対峙する国思う政治家、議員にエールを送り続けて来た。その上で、鳩山邦夫氏について、筆者は、エールを贈るエントリーに採りあげたことが無い。中川秀直氏や山崎拓氏、加藤紘一氏らに対する認識と同様に、国思う政治家とは峻別していなかったからかもしれない。鳩山邦夫氏の、フィリピンへの公費を投じた個人的趣味による蝶の採集で、感電事故に遭い、両足切断等の大けがを経て死亡した同行者への対処の杜撰さは、知る人ぞ知る国辱に発展しかねない事件であった。

 この事件を知っていたからかもしれないが、さらに、現下の、NHKや一部メディアによる、事実には相反した歪曲報道が社会問題となっている重要な時局に、総務相として、これといった対処をしない存在で良いものか、と拝察していた次第である。国を思う麻生総理個人にはエールを贈るが、しかし、これまでに、その「足場の弱さ」を指摘してきた事由がここにある。必ず、と謂って良いほど、味方をして来たようで、しかし、刺客であった、と判断し得る人物が、身近に親近して紛れ込む。この構図は、先代内閣での、中川秀直氏らの存在も同様に映る次第である。大局から観れば、先年、講義させていただいた、特定国の対日工作の中に、先ずは、最も邪魔な政党の内部分裂と分断を是とすべし、また、それにマスコミを使うべし(要旨)、と示されているが、度々の事例と、それを拡大報道するかのメディアの様相に、それらへの巧妙な符合を感じてならないのである。
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【筆者記】

 かくなるコメントをいただき、感謝する。云く、「博士の望まれるカルト撲滅に自公連立政権が大きな妨げになっていることはもはや周知の通りです。でも公明が自民から離れるようなことがあれば博士の支持される麻生内閣は存続できませんよね」と。筆者の先稿をご覧いただけば、さまざまな確度から、いずれにせよ、公明党を分離することが、むしろ、多くの保守票を奪回し、麻生総理と、国思う議員諸氏を中に擁する自民党の存続の鍵であることを指摘して来たことが、お判りいただけることと思う。この主張は、3年前といささかも変わりはない。通りがかりではなく、以前から、日々新たに、訪問くださる読者のみなさまには、すでに主旨をご理解いただけていることと思う。

 現下で、可能なこととして望み得ることは、カルト勢力や七変化するリベラル議員は分離して、特亜を第一とする政党などへむしろ献上し、西村眞悟氏(改革クラブ)や平沼赳夫氏(平沼グループ)との政策協力を講じた上での、国思う政治家の結集による政治の進展を願うものである。また、政治が世代交代を転じて行く上で、今少し、国の綱格をごく当然のこととして守れる政治家の台頭が必須である。その未来志向の上で、カルトや特定国、毀日集団の毒害を排した上での、純粋な国思う政治家の輩出を願い、これらが日本の要件であることを、ブログや国思う活動、勉強会などを通じて、カルトやパチンコ、特定国の対日毀損、ひいては、メディア報道の毒害について指摘して来た次第である。

 これらは、「正義」や「愛」を唱える政治家には、ほぼ解決不能の問題に違いない。ちなみに、拙き筆者だが、自民党が生まれるよりも、遡ること数百年以前からの、1つの国思う家系にあり、実際に維新も経て来た。細胞の髄から、血の一滴からして、国思わずにはいられない。以上、記事を参照し、小考を報告する。
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 読者のみなさまにはお忙しい中、ご訪問をいただき感謝します。ここに、新たに記事をアップさせていただけたことを有難く思います。 拙い記事に対し、国思う有志、読者のみなさまよりいただく、内容を的確にフォローくださるコメント、アドバイスに感謝します。
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