
保守を偽装した「全体主義」
幸福実現党「大川隆法」の憲法草案に仰天した人
新党結成以来、その宣伝攻勢は凄まじいものがある。6月21日にも、読売、産経新聞紙上で、宗教団体「幸福の科学」を率いる大川隆法総裁の“憲法草案”がデカデカと掲載された。だが、その中身について、仰天した人々もいて・・週刊新潮7月2日号(6月25日発売)(P169−170)より参照のため抜粋引用/写真は週刊新潮の同誌面(切り抜き)より参照のため引用
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保守ではなく、全体主義
保守を支持しておられる有権者の中には、いわゆる、「幸福実現党」の結成が「保守割れ」を生むのではないか(要旨)、と心配する声がたまに聞こえて来るが、その種の心配は無用ではないか。そもそも、幸福の科学が、たとえば、自民党候補者を支援していた、と自称していても、仮にそれが事実であったとしても、しかし、それが、一体、どれほどの“支援”であったのか。その具体的な票数に置き換えた指標すら示せない、斯様な妄想教団の言資を真に受ける必要もないだろう。
その妄想の成れの果てが、自前の、地方議員の1人すら存在しない中で「幸福実現党」結成であり、総選挙への多数の候補者の擁立である、と認識して差し支えない。その無謀なまでの体たらくは、規模の差はあるとはいえ、かつての、オウム真理教の「真理党」の、候補者擁立のやり方と本質は同じで、すでに、常軌の域にはない。いわば、表題に記される「大川隆法総裁の“憲法草案”」(誌面)も、斯様な妄想にさらに輪をかけたかの誇大妄想であり、カルトとは、このように、非常識な存在である、と自らを実証しているに等しい。
「幸福実現党」の街頭宣伝(国思う調査隊)
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先稿で指摘させていただいたが、そもそも、カルトとは全体主義であり、民主主義とはかけ離れた存在に過ぎない。たとえ、いかに、保守らしきことを語ろうとも、それは亡者(教祖)の果てなき病理充足のための、教勢拡大のツールでしかない。羊頭狗肉とも謂える「騙(だま)し看板」に過ぎない、と認識すれば、事の次第が判りやすくなる。そのカルトの「本性」が、如実に現れた端例が、表題に記される“憲法草案”と指摘できよう。
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教祖自らを国主とする横暴
斯様な稚末な条文を以って、「本憲法により、旧憲法を廃止する」(試案の第十五条)と謳い、「「大統領制」(第三条)を敷き、防衛軍が組織される(同第五条)」(誌面)とし、それを、わざわざ、新聞の全面広告に掲載するセンスや如何に、と問えば、身勝手なまでの、同教団教祖の誇大妄想の他の、何物でもない。百地章氏(日大法学部教授)の指摘が明解である。
新潮誌面(切り抜き)7月2日号(P170)
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いわば、“新憲法”によって、教祖自らの存在を国の絶対権力者に祭り上げようとする。このカルトの病癖は、かの“総体革命”の末に、やはり教祖(「永遠の指導者」(会則)」自らを国主と定めるかの、創価学会の池田大作の妄想や、教団内に“省庁”を設け、自らをその“頂点”に据えたオウム真理教の麻原彰晃の妄想と、その本質は変わらない。そもそもが、教団の内部そのものが、教祖の妄想を洗脳、また洗脳で植え付け、反対者の存在も許し得ない「全体主義」の世界だ。それを、“新憲法”や“総体革命”のさらなる妄想によって、一国を“教団化”(=イコール)全体主義へと書き換えようとする横暴ではないか。
カルトは、表向きに、如何に巧妙な宣伝言資を並べようとも、煎じ詰めれば、その本質は、すべて全体主義に通じている。それが、筆者の指摘である。表向きの宣伝や言々句々は、自らの集団洗脳の病癖を、一般にまで広げるための「羊頭」に過ぎず、その実体は「狗肉」なのである。一般の方々には、そう明確に認識され、亡者の宣伝の言々句々に惑わされることのないよう願う次第である。
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カルトが存在しない日本を
カルトに共通している弱点は「事実」である。いずれの教団の上層部も、末端や会員に「事実」を知らされることを嫌っている。いわば、「真」「偽」を明確な判別を武器とし、「事実」をもとにした、「おっしゃることと、実際は違うじゃないですか」(要旨)と問いかける。虚構を植えつけるのがカルトの「洗脳」ならば、それに対して、事実、真実を呈して虚構を砕(くだ)く、事実を知らしめる。これを「啓蒙」と謂う。たとえば、新聞の拡張などは、本当の意味では(実態上)「啓蒙」とは謂えないので誤用無きようお願いしたい。
その啓蒙には、忍耐は要るが、勇気を以ってすれば、意外なほどに効果がある。そもそも、人間には、真実を求め、「事実」を知りたい、という本能があるからだ。それは、理性の働きとも謂えるのかもしれない。「事実」ではないことを繰り返して受けつける病悪に対して、啓蒙とは「事実」を知らしめることを基本とした、本年的な理性への呼びかけ、問いかけとも謂えよう。ささやかな、国思う活動だが、足かけ8年におよび地道に書簡を送り続けていた相手の1人が1名。先日、めでたくカルト宗教から脱退。ご家族も喜んでおられた。学生時代からの国思う啓蒙活動での、カルト関連の脱退者はこれで累計186名となった。他、特亜支援の“市民団体”から脱退者が17名、日教組からの脱退者が3名いる。正直なところ、変な人々にもう関わりたくない。吐き気がする。そう思ったことは数え切れないほどある。また、そのような時間があれば、もっと自らの専門分野の研究に専念できたのに、とこう思うこともしばしばある。
だが、次世代にかけて、この日本が良識によって守られることを願い、先ず日本人を啓蒙する。そこを基本として、可能なところから続けよう、との地道な信条は変わらない。細胞の髄から、日本人は目覚めよ、国思う良識は結束せよと願い、1人1人への啓蒙は果てなく続く。そ1人1人の先には、また幾人もが連なっている。いわば、1本の日の丸の先には、沢山の日の丸が見えてくるのである。良い国を願いつつ。日本が毅然とあることを願いつつ。ささやかだが、路傍の花のように、そのどこかでお役に立つことが出来ればと思う。
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■ 主な関連記事:
・統一教会「印鑑脅し販売」一考 2009/06/11
・カルト「幸福実現党」一考 2009/05/29
・カルト「幸福の科学」一考 2009/05/25
・創価「毎日新聞」か2 2009/03/05
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【筆者記】
表題の全面広告のみならず、幸福の科学関連の書籍宣伝の紙面広告は頻繁だ。それゆえ、創価学会やパチンコの場合と同じように、新聞は実質的に買い取られたに等しく、提灯記事は書くかもしれないが、批判的な論評はや記事は掲載しないであろう。ひとつ注目しておいていただきたい点がここにある。
また、幸福の科学が、選挙運動を新たな教団宣伝に資している様子が、重なる記者会見からも窺(うかが)えるが、しかし、オウム真理教がそうであったように、莫大な宣伝、選挙費用支出のために、同教団が、いよいよ、これで衰亡に向かう可能性も否定できない。秋の勉強会で、その辺については詳しくお話しできればと思う。以上、誌面を参照し、雑感ながら小稿を呈する。
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読者のみなさまにはお忙しい中、ご訪問をいただき感謝します。ここに、新たに記事をアップさせていただけたことを有難く思います。 拙い記事に対し、国思う有志、読者のみなさまよりいただく、内容を的確にフォローくださるコメント、アドバイスに感謝します。一 日一日を大切に、みなさまと共に考え、真実を共有できればと願っています。事実を指摘する批判は「悪口」ではなく、真実を掘り出し、その共有のために不 可欠です。また、真実の共有はすべての第一歩です。正論は真実から生まれ、良識の声は必ず力になります。国思うみなさまからお預かりしているポジション を、どうか守らせてください。辛抱強く支えてくださるみなさまから、いただく日々新たな応援に心より感謝します。
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