2009/07/01(水) 11:59:00 [民主党]

「秘書1人がやった」で済む事か?
国会参考人招致で説明を

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鳩山代表 匿名献金が突出 5年で2億3千万円
 民主党の鳩山由紀夫代表の政治資金管理団体「友愛政経懇話会」の政治資金収支報告書で、5万円以下などの条件を満たす匿名の個人献金の総額が、03〜07年の5年間で計2億3千万円に上り、国会議員のなかで突出して多いことがわかった。匿名の個人献金の処理についても、「故人献金」で今回問題になった公設秘書が担当したという。朝日新聞記事(切り抜き)7月1日朝刊(35面)より参照のため抜粋引用/写真は朝日新聞の同記事より参照のため引用

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匿名献金でも突出

 何分、朝日新聞の紙面であり、「へえ」と参照する程度だが、逆証的に記事を拝見すれば、朝日新聞でも報じるほどに、鳩山由起夫氏の収支報告の異様さが露出しているとも認識できる。表題は、いわゆる、政治資金収支報告書に、故人を含む、193件(90人)の名前を無断使用した虚偽記載がこれまでに露呈し、当事者の、鳩山由紀夫氏(民主党代表)による“釈明会見”(6月30日)の際に、1件が5万円以下の「匿名献金」が「計2.3億円」に上っていることが判った、と伝える朝日新聞(7月1日朝刊)の記事である。その金額は突出しており、たとえば、同紙面が示す同時期(03〜07年)の「自民・民主党首経験者の個人献金」(下記)で比較しても、鳩山由起夫氏の金額が群を抜いていることが判る。

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朝日新聞記事(切り抜き)7月1日朝刊(35面)より
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 この匿名献金については、政治資金規正法では、年間5万円以下で、税の控除を受けないなどの条件を満たす個人献金者は住所、氏名を記す必要はない、としている。だが、それゆえに、たとえ、同一個人による重複・多重献金があったとしても、見落としてしまいがちな死角もあるだろう。また、あえて、政治家が潔癖に徹すれば、表にも明らかな通り、例によって、民主党内での比較上のことだが、資金に対する厳しさが指摘される岡田克也氏(民主党)の事例を観るまでもなく、当然、麻生現総理や安倍晋三氏のケースのように、匿名献金が無い、透明な状態で収支報告することも可能なはずだ。

 鳩山由起夫氏の匿名献金の圧倒的な多さについて、紙面に云く、「謝罪会見で記者が「5万円以下の匿名献金も一定額ある」と指摘すると、調査にあたった弁護士は「その部分は終わっていない。調査を続ける」と説明した」とある。ということは、これもまた、ごく「氷山の一角」であり、調べれば調べるほどに、廃屋のねずみのように、ぞろぞろと、また、ぞろぞろと“案件”が出て来る可能性も否定できないであろう。露呈している虚偽記載だけでも実に大量である。
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「秘書1人がやった」

 “次期総理”候補、とも報じられている鳩山由起夫氏は、そうであるならば、その存在は民主党支持者に限らず、一般有権者に対しても重要な位置にいる「公人」であるはずだ。その社会的地位を鑑(かんが)みれば、たとえ、今般の匿名献金についても、「秘書がやった、私は知らなかった」(要旨)とお答えになっても、4年、5年という長期に渡って、「知らなかった」、との管理不届きの逃げ口上や、簡単な“釈明会見”で済まされる性質の事柄ではないはずだ。

 また、「鳩山氏は企業団体献金を禁止して個人献金を推進する立場。税額控除を強化するよう主張もしている。自らの場合は、税額控除の対象とならない匿名献金が多いという矛盾を抱えた格好だ」と紙面が指摘する通り、その矛盾を晴らすためにも、鳩山由起夫氏の国会参考人招致を実現し、本当に、「秘書1人がやった」ことなのか、さらには、それらの資金の真の出処など、事の真相を粛々と質(ただ)すすべきではないか。
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■ 主な関連記事:

民主「ドス黒い鳩」考  2009/07/01
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【筆者記】

 鳩山由起夫氏の事例は、かつて、国会喚問の寸前まで行ったカルト教団の教祖が、問われるべき社会問題や不正で、今や故人となった顧問弁護士(当時)を名指しして、「○○が1人でやった」。「私が知らなかった」と盛んに主張していたことを想起させる。問題の性質からして、とても「○○」個人が1人でやれる問題、不正ではなく、単に、側近に転嫁していたに他ならない。オウム真理教の教祖が逮捕された時も、信者への責任転嫁が著しかった。今日の、民主党首脳のさまざまな事件で、皮肉にも、カルト教団の教祖の責任転嫁と二重映しに想起してしまうのは、筆者だけだろうか。

 次に予想される反応は、わたしはやってない、潔白だ。国策だ、陰謀だ(要旨)、といった“反論”であろう。カルトにも共通するその卑怯なメンタリティは、責任転嫁の病癖に過ぎないのである。鳩山由起夫氏の参考人招致を求めるファックスを。以上、記事を参照し、小考を報告する。
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