2009/10/24(土) 12:55:51 [国内時事]

札束を届けた人々の話

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10円のバザー商品から計400万円=購入女性2人が届け出−奈良県警
 奈良県橿原市内の中学校で開かれたバザーで、10円で販売されていたシューズ用品2点からそれぞれ200万円分の札束が見つかっていたことが23日、分かった。別々に購入した保護者の女性2人が県警橿原署に届け出たという。札束は同じ商品の箱の中に入っていたことから、同署は同一人物が出品したとみて、持ち主を探している。時事通信Web)10月23日付記事より参照のため引用/写真は「路傍の花」(筆者)

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「正直」を支える心

 学校のバザーで購入したシューズ用品の箱から200万円の札束が出てきた。しかし、「別々に購入した保護者の女性2人が県警橿原署に届け出た」(表題)、と伝えるニュースである。別々の2人が届け出た、とあれば、合計400万円になる。人には、ふと「出来心」ということもあるが、しかし、それぞれに届け出た方々の正直さをふと感じるものがあり、ふと心温まる思いである。

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時事通信Web)10月23日付記事
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 ここで思い出すことは、父が、祖父から譲り受けた時計を落とした時のことである。その時計を、父は正装で赴くべき行事や要人と会う時に腕にはめていたようだ。不覚にも、ある日、移動中にその時計を失った。晩年の父の痩せた手首から、時計がするりと抜け落ちてしまった。それに気づいたのは乗物を下りて、改札から出ようとする時であった。その場で遺失届を出したところ、翌日、父に連絡があり、祖父の形見の時計が無事に手元に戻った。こういう思い出がある。

 時計は年代物であり、誰かが拾い、ふとした「出来心」が働けば、高価な値を付けて売れるであろう一品であった。正直に届けてくれる人がいたから、祖父の時計は父の腕に帰り着くことができたのである。その時の、父の安堵の表情が今も忘れらない。拾得物を届ける。その人の心には、落とした人や失った人が、さぞ、お困りであろう、との思いやりが先ず働いているに違いない。大切なことだ。

 「出来心」といわず、むしろ、それが常套化し、あたかも、人を騙す、他人のものを「自分のもの」、とするのが当たり前のような特亜の風潮が徘徊し、同じく偽装をも平然と行う政党、政治家が日々の“話題”を提供する中にあって、しかし、表題の事例には、そもそも、人として持つべき正直さ。その、日本人の原点の大切さを思わせてくれるものがあるかに映るので、以上、小稿に紹介させていただきたい。


平成21年10月24日

博士の独り言
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 日本は毅然とあれ!
 

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