2009/10/28(水) 00:15:39 [国内時事]

ダメージが大きい海自護衛艦 

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海自護衛艦「くらま」、商船と衝突 関門海峡、3人負傷
 防衛省に入った連絡によると、27日午後7時56分、山口、福岡両県にまたがる関門海峡で海上自衛隊の護衛艦「くらま」(柏原正俊艦長、5200トン)が貨物船とみられる商船と衝突した。くらまで火災が発生、地元の消防などが消火に当たっている。防衛省によると、この事故でくらまの乗組員3人が負傷した。第管区海上保安本部(北九州市)によると、貨物船は海峡内にいかりを下ろして停泊中。沈没のおそれはないという。政府は同日夜、首相官邸内に危機管理センターを設置、情報収集を始めた。日本経済新聞Web) 10月27日付記事より参照のため引用/写真は、「護衛艦とコンテナ船衝突・火災、3人けが 関門海峡」と報じる読売新聞Web) 10月27日付記事より参照

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韓国船の状況を写真報道しないのか

 海上自衛隊の護衛艦「くらま」(5200トン)と、韓国籍のコンテナ船「カリナ・スター」(7401トン)が関門海峡で衝突、との報道。負傷された方々にお見舞いを申し上げたい。事故については、続報で詳細が報じられるのかもしれないが、しかし、現時点の報道に欠落が観られ、いささかの違和感が否めないので、小稿にクリップさせていただきたい。

 先ず、表題によれば、「第7管区海上保安本部(北九州)によると、両船は炎上し、7管と北九州市消防局が消火に当たった。7管や海自佐世保地方総監部によると、くらまの乗員3人が足にやけどをしたり、煙を吸ったりするなどの軽傷を負った」(読売新聞)とある。事実とすれば、韓国船にも事故による相応のダメージがあったはずだが、各紙の報道写真(現時点)に配されているのは護衛艦「くらま」のみであり、韓国船の写真情報が乏しい。

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日本経済新聞Web) 10月27日付記事
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 また云く、「くらまは衝突した船首部分が炎上し、コンテナ船は積み荷のコンテナが燃えたという」(同)とあるが、「くらま」の船首と韓国船の積み荷とが接触した、とのことであろうか。これだけでは変則的な「衝突」としか考え得ない。詳細な続報を待ちたいが、しかし、なぜ、通常の船舶よりも装甲が厚いはずの、護衛艦の船首がこれだけ破損したのだろうか。大きなダメージに映るが。あくまでも報道写真を拝見してのことだが、衝突というよりは、あたかも、何らかの爆薬による攻撃か、体当たりでも受けたかの破損状況に映るが、いかがか。

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毎日新聞の報道写真(左)と読売新聞報道写真(右)
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 云く、「コンテナ船は午後8時22分に自力で消火」(毎日新聞)とある。いわば、韓国のコンテナ船のダメージの方が比較的軽微であり火災がいち早く鎮火し、その一方で、「くらま」の消火活動が延々と続いたことになる。

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毎日新聞Web) 10月27日付記事
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 以上は、あくまで、現時点での記事を拝見する上でふと抱いた感慨に過ぎないが、これらの報道に触れるにつけ、さらに違和感は膨らむ思いが禁じえない。両船がどのような航跡を示しての「衝突」か。また、「くらま」の破損が大きい理由は何か。さらに、当該の韓国船の写真報道が極めて乏しい理由は何か。さらに、なぜ、この時期の事故なのか、と考え併せる必要もあるのかもしれない。基本的な事柄だが、可能な限り、続報から読み取り、確認でき得れば、と思う次第である。

平成21年10月27日

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