2009/11/05(木) 15:27:57 [民主党]

先行きも融曖な民主党

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献金、鳩山家資産から 首相答弁、書類に自ら署名
 鳩山由紀夫首相は4日の衆院予算委員会で、自身の個人献金の虚偽記載問題に関連し、鳩山家の資産管理会社「六幸商会」(東京・港)の資産を献金に充てていた事実を認めた。資産を政治献金に流用する際、元秘書からの要請に応じて手続きに必要な関係書類に署名していたことも明らかにした。自民党の柴山昌彦氏への答弁。日本経済新聞紙面(切り抜き)11月15日朝刊(1面)より参照のため抜粋引用/写真は日本経済新聞の同記事より参照のため引用

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答弁で「署名」が明らかに

 多くのみなさまがすでにご存知の通り、自らの政治資金収支報告書の不実記載(虚偽献金)に関して、鳩山由紀夫首相が新たな答弁(4日))を示した。鳩山首相が、実家の資産を“献金”に充(あ)て、「資産を政治献金に流用する際、元秘書からの要請に応じて手続きに必要な関係書類に署名していたことも明らかにした」(表題)、と報じられている。小稿ではこの点に集約して少々申し述べたい。

 これまでの鳩山氏の答弁とは論旨を異にするものであり、その自語相違について、表題(日本経済新聞)紙面は、「首相は自身の署名に関して「元秘書から『口座からこれだけ貸してください』と言われ、私が署名しているのは事実」と語った。これまでは資金流用を「私がしたわけではない。秘書がなぜこういうことを行ったのか、必ずしも本心が見えていないところがある」などと説明していた」(同)と指摘している。すなわち、「秘書が独断でやった」「私は知らなかった」(要旨)、と答えて来たが、質疑が掘り下げられるに従って、その論旨では通用しなくなり、自らの「関与」を認めた、と認識すれば、事の次第が判りやすくなる。

 件の虚偽献金は多年に渡り、しかも多種多様で累積も多額である。「秘書がやった」「知らなかった」(要旨)の釈明では辻褄(つじつま)が合わなくなる。だが、実際は、鳩山氏が元秘書と「やりとり」しており、自らの政治資金へ流用する際に、書類に「署名をしていた」、とすれば、虚偽献金のこれまで続いていた理由がこれで判る。

 また、質問に対して、表題紙面には、「首相は同日の答弁で、詳細に関して「会計責任者の担当者と電話を含めて一切連絡を取っていない。だからどの部分が虚偽記載なのか分からない」との説明にとどめた」とある。1つは、鳩山氏の杜撰(ずさん)さを示す発言であり、自らの収支報告書でありながら、実態が判らなくなっている。言葉は悪くて恐縮だが、下手に答弁すれば、また突っ込まれる。こう逃げておこう、と。融曖精神を発揮しておられる様子が窺(うかが)える。ちなみに、これは、どこぞで飲んだ上での「受け答え」ではなく、粛々と事実の議論あるべき「国会」での首相答弁である。
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「民主にも懸念−衆院予算委」

 答弁同日の別報では、この様子をやや詳細に報じている。云く、「自民党は、献金問題で首相自身の「関与」を浮き彫りにできたと攻勢を強めており、民主党内からは先行きを懸念する声も上がった」と。続けて云く、「「首相が資金操作を知らないというのはあり得ない」。自民党の柴山昌彦氏は、2004年から08年までの献金者名を記載する必要のない5万円以下の小口献金1億7717万円の大半が、資産管理会社「六幸商会」からの資金だと指摘。元秘書は、首相の「指示書」に従って資金を引き出していたと追及した」(時事通信)、と質疑の概要を記している。

 これに対する答弁として、「首相は「元秘書がお金が足りなくなったので、商会のわたしの口座から引き出させてくださいということに署名したのは事実」と答弁」(同)とある。同記事では、「10月初め以降は、地検の捜査を見守るとの立場を繰り返してきたが、初めて具体的な事実関係に言及した」と記しており、この答弁それ自体は事実に迫るものと認識することは出来るが、しかし、上記の、それ以前からの鳩山氏の発言の流れから観れば、これも明らかな自語相違である。

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時事通信Web) 11月4日付記事
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 いよいよ、公人として、且つ一国の首相として「説明責任」を求める追及が強まる様子である。この状況に対して民主党議員諸氏からも声が出ているようだ。云く、「民主党内からも首相答弁の「不自然さ」を指摘する声が漏れ、若手議員は「非常に苦しい答弁だ。自民党からこの問題を執ように突かれると痛い」と語った」(同)と。事実とすれば、新政権の首相であり、自陣の代表でもある鳩山由紀夫氏の答弁は不自然であり、そぞろに窮地に追い込まれつつある。そうした認識が同党の若手議員にもいささか疑義が生じているのかもしれない。一方、「「首相は低姿勢で、何も言わずにやり過ごすのが一番だ」。テレビで予算委の質疑を見ていた国対幹部は、こうつぶやいた」との言資が興味深い。

 何も云わずにやり過ごす。そういえば、どこぞから弾道ミサイルが上空を通過した際も、また、核実験の時も、ねずみが穴に隠れて息を潜めるように、党全体が何も云わずに、「やり過ごした」政党があった。都合の悪いことには、国民の安全と生命と財産が脅威に晒(さら)されるようなことがあっても、無言を重ねる。その“党是”を云い表わしたものかもしれないが。それで、「国民政党」と謂えるのだろうか。事業仕訳を進める気があるならば、その一環として、自党への政党助成金をカットしていただくのも1つかと思う。
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5日は国会中継「無し」

 恥ずかしい答弁は国民に「見られたくない」のかもしれない。この5日は国会中継「無し」のようだ。そこへ、読者のみなさまから、「宜しければ、以下の衆議院インターネット審議委員会で視聴できますのでご紹介申し上げます」、と(要旨)、と「衆議院TV」の存在を教えていただいた。感謝する。この時間のアップで恐縮だが、本日を含め、国会中継が無い場合に、ご利用いただけばと思う。

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「衆議院TV」のカバーページWeb)
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 短い会期も今月一杯で終了。しかし、その後に、「Xデー」が鳩山氏を待ち受けている、との指摘もあり、目が離せない状況が続きそうだ。
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■ 主な関連記事:

株売却所得「申告漏れ」考 2009/11/03 
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【筆者記】

 捜査の手が、小沢一郎氏(民主党幹事長)にも飛び火するかの状況となって来た。云く、「民主党の小沢一郎幹事長の資金管理団体「陸山会」(東京都港区)が、実際には2004年に購入した土地を、翌年に購入したように政治資金収支報告書に記載した問題で、「世論を正す会」と名乗る団体が4日、当時、陸山会の事務担当者だった石川知裕衆院議員(36)ら3人について、政治資金規正法違反(虚偽記入など)容疑で東京地検に告発状を提出した」(読売新聞)との報もあった。事実とすれば、これまで指摘されて来た小沢氏の公金流用による莫大な資産形成「解明」への端緒となる可能性もある。ちなみに、この小沢氏については、件の西松建設違法献金事件の捜査も終了していない。

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読売新聞紙面(切り抜き)11月5日朝刊(35面)
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 可能な限り早期に、日本国民へ政権返還していただきたい。以上、記事を参照し、小考を報告する。
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20091105011   
路傍の花(筆者)
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 読者のみなさまにはお忙しい中、ご訪問をいただき感謝します。ここに、新たに記事をアップさせていただけたことを有り難く思います。「国思う人は国士であり、若き国士は国の未来の財(たから)である」。少年時代に、国思う議員殿からいただいたこの言葉を、特に、この夏、日の丸を掲げ、日本を守るために毅然と立ち上がった若いみなさまと共有させていただきたい。そして、急逝した国士の志を国思うみなさまとともに毅然と引き継いでまいりたく思います。一日一日を大切に、みなさまと共に考え、真実を共有できればと願っています。事実を指摘する批判は「悪口」ではなく、真実を掘り出し、その共有のために不可 欠です。また、真実の共有はすべての第一歩です。正論は真実から生まれ、良識の声は必ず力になる。辛抱強く支えてくださるみなさまに心より感謝します  
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