2009/11/16(月) 11:24:04 [メディア/意見書]

苦境は、真の媒体を育てる

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ボーナス手取り10万円台も 産経新聞社員の「悲鳴」
 興味深い記事を一部の誌面(週刊現代11月28日号)拝見したので、小稿に参照させていただきたい。博士の独り言/写真は、週刊現代誌面(切り抜き)11月28日号(P63)より参照のため引用

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「広告収入の激減で業績悪化が続く全国紙」

 この書き出しのもとに、「5大紙の一角、産経新聞の今冬ボーナス平均金額が30万円台前半まで落ち込むことが決まったという」と記し、産経記者の嘆きの声を伝える記事(表題)があった。状況は良くない、との話は数年前から伺(うかが)っている。だが、さまざまなアイデアが有りながら、あれもダメ、これも無理、と云って、やや硬直化した体質のもとで、媒体の目玉、「売り」になるような大きな工夫、改善がなし得て来なかった結果ではないか。

 苦境は、何も産経新聞社だけではあるまい。現下の景況のもとで、ボーナスが出なくなった企業さえ世にザラである。倒産しないで、務めていられるだけも有り難い、と。こうした声も巷から聞こえて来る。世の状況をよく知り、紙面作りに臨んでおられる同紙の諸兄には、筆者のような一般読者よりは、ことさらに世情をご存知ではないか、と。こう拝察する次第である。
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苦境あればこそ、真の媒体に純化できる

 不毛の時代であるほどに、むしろ、人は育つ。また育てる存在も現れる。これと同様に、産経新聞殿におかれては、苦境を、真の媒体への純度を高められる成長期と心得られると良い。日中新聞者協定に加わらない新聞媒体として、且つ、中国共産党から“頂戴する”「言論暴力団」、との称讃を大いに誇りとされるべきだ。新聞壊滅の中にあって、せめて、一紙だけでも、との願う多くの国思う良識の付託に応えるべく、全体の一割でも、二割でも日々応(こた)え続ける紙面作りに臨んでいただければ、と思う。

 特に、本年2月から開始された「民主党解剖」の特集や、折々に報じられる特定国による日本領土への侵犯や侵害。さらには、政界に徘徊する闇法案の周知に資する記事の掲載など、もう購読を止めようと考えていた読者を引き留めた報道は少なくない。そこを端緒として、望ましくは、他の紙面には乏しい国を思う独自色を前面に出されると良いのではないか。一般に、報道され難い傾向にある掘り下げた「事実」への遡及と、読者に対して、日本の主権の尊厳と、確たる国家観の重要性を問い続ける紙面を発展させていけば、産経新聞ならでは紙面は際立って来るだろう。その純度が高まれば、購読者が増えるように、と御紙面を推奨していきたく思う。

 個人的には、子供の頃、「週刊サンケイ」の記者に、誌面記事に対する感想を書き、大変に丁重なお返事(手紙)をいただいたことが嬉しかった。そのことが、メディアに対する書簡活動の原点に出来た、と今思う。産経紙面に対しても、日頃は辛口で恐縮だが、しかし、紙面品質の高純化が進めば購読者は自然に増えるだろう。その一環として、特に、闇政治、闇法案に対する遠慮無き報道を今後にもお願いしつつ、紙面諸兄のご健闘をお祈りする。末筆ながら。

平成21年11月16日

博士の独り言
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20091116006   
路傍の花(筆者)
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20091006011
 「桜大和掲示板」 
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