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2010/05/12(水) 17:10:05 [民主党]

赤松氏は、口蹄疫「処分現場」を見たのか?

20100512005  
口蹄疫 国・県 甘い対応
 宮崎県で家畜伝染病「口蹄(こうてい)疫」が爆発的に広がっている。疑い例を含めた発生は11日現在で71農場で確認され、殺処分される牛と豚は7万7000頭を超えた。規模は既に前回発生時の100倍以上。過去最悪の被害を招いた国と県の対応を検証する。読売新聞紙面(切り抜き)5月12日朝刊(3面)より参照のため抜粋引用/写真は「宮崎・口蹄(こうてい)疫被害 71カ所で感染や感染の疑い確認 処分の対象は7万7,000頭超」と報じるFNNニュースWeb) 5月12日付記事より参照のため引用
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赤松農相「宮崎入り」以降、増えた報道

 宮崎県に「過去最悪」の被害をもたらしている「口蹄(こうてい)疫」に関して、とりわけ、5月に入り、被害が刻々と拡大しつつあるその最中にありながらも、新聞、テレビの報道が少なかった。同時に、民主党政府の具体的な対応が見られなかったことは、小ブログも、事実をもとに推定し得る要因の指摘を併せ、これまでの稿で報告させていただいた通りである。

 現下では、ようやく全国的に報道されるようになったかに映るが、それも久しく消息を絶っていた赤松広隆氏(農水相)がこの10日に、発生後「初の宮崎入り」を果たしてからに映ってならない。それらの報道から聞こえて来るのは、「発生から約3週間を経ての宮崎訪問」(報道要旨)、との表現(表記)である。確かに、最初の症例を認定したのは4月20日であり、そこから「約3週間」との意味合いであろう。だが、最初の疑わしい事例は、そこから11日遡(さかのぼ)る4月9日に診断されている。もしも、そこを最初の症例、すなわち「発生」とみなせば、赤松氏の現地訪問まで実に「1カ月」のタイムラグが実在することになる。

 その差分の「11日」、それを合わせての「1カ月」という期間は、仕事をしない政治家にとっては“一瞬”かもしれないが、理工系の視点から観れば、途轍(とてつ)もなく大きなタイムフレームである。そうでなくても、時間が貴重な人がごく身近に考えれば、長いと謂うに有り余る時間に違いない。たとえば、病気で来院した人が、待合室で「1ヶ月間」待たされたらいかがだろうか。火事を消防署に通報し、消防車が来るまで「1ヶ月間」待たされたらいかがだろうか。極端な皮肉かもしれないが、助けを呼ぶ宮崎の農家に対して、管轄の府である農水省、とりわけ農水相の態度は本質的にはこれらの喩(たと)えと変わらない。

20100512004

読売新聞紙面(切り抜き)5月12日朝刊(3面)
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 さして報じなかったメディアにも、当然、問うべき点がある。この農水相、ひいては民主党政府の失態を、いかなる事由があるにせよ、結果的に擁護していたに等しい。まして、拡大時期には報道が僅少で、赤松氏の宮崎訪問後に、報道が増えつつあるが、その事由をどう説明するのか。管轄大臣である原口一博氏(総務相)がご自身のツイッターに、「発生後、すぐ私は指示をしています。風評被害が大きくなれば、さらに大きな被害となります。畜産と言う産業の性質上の問題もご考慮ください」(5月9日付)、と記されているが、同相から自粛を促(うなが)されていた実際はないのか。一国の危機にも発展しかねない危機が、一党のボロ隠しのために報じられず、且つ、自民党支持層が厚い宮崎県を締め上げるために、以って放置された、と認識すれば事の次第が判りやすくなる。
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赤松氏の「口上」と言動に問う

 10日の訪問時に、赤松氏は「全額補償」を口にし、国として「可能なことを尽くす」(報道要旨)と謳(うた)った様子が伝えられている。

 だが、4月30日に、「「対策は万全」として中南米の外遊に出発」(表題)し、非常事態の報が届いているはずでありながら、緊急帰国さえしなかった人物が、今さらアリバイ的にそう述べても信用に価しない。また、「全額」云々は、「無料」云々とともに、他の政策でも民主党が「党技」としている口上だが、約束を履行した前例が存在しているのだろうか。どこぞのたかりの国の民や現下の首相が、その場、その場で適当な虚言を並べ立てて、「その場」をしのぐ態度と同軌ではないのか、との指摘がなされても不自然ではあるまい。

 そのご都合主義の証左として、赤松氏は、宮崎県知事訪問の時に、同席した自民党議員の発言を許されなかった様子が伝えられている。読者から教えていただいた江藤拓議員のブログには、その「電話報告」として、こう記しておられる。

(以下、引用)

 今、古川・松下議員から電話をもらいました。

 大臣と知事・議長との意見交換の場で、両議員が発言をしたら、「自民党議員の同席は認めたが、発言は許してない!」と止められたとの事。

 2人から憤慨しての報告でした。

 私が、そんな場面に出られなくて、2人には申し訳ないと謝りました。

 どれ程、悔しかったことでしょう。

(以上、引用、段落はそのまま)
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江藤拓議員のブログより
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作業服を着た自民党議員

 作業服を着た男性が、「今日は5月10日です」「第一例が発症してから3週間にあたります」(要旨)、と赤松氏に問いかけ、高慢なまでに発言を制止する赤松氏の様子が一部のニュース映像に一瞬盛り込まれていたようだが、その作業服の男性こそが、地元で懸命に対策に当たっている上記の古川議員であったことはここに記すまでもない。そもそもが、国家的な危機、あるいはそれに発展しかねない、または、それに準ずる危機に際しては超党派で臨むべきであり、「訪問」が事態発生後初めてであるほどに、現場を観て来た議員から様子を聞き取り、意見があれば謙虚に耳を傾けるべき立場が管轄の長にあるべき態度であるはずだ。

20100512007 
ニュース動画より
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 だが、その場の議員らの発言を頭から制し、党利党略の発言であるかに抑え込むその態度それ自体が、上記を背景としたボロ隠しと対立政党の議員封じ込めの「党利党略」の言動に他ならないのである。パチンコ関係からの献金を受け、民団の会合にはそそくさと出席し、「外国人参政権」実現を「公約」とまで公言する人物が、宮崎入りするまでに「1カ月」を要した真の事由と背景がここにも窺えるのではないか。
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■ 口蹄疫感染被害の関連記事:

原口総務相「報道規制」考 2010/05/10 
民主「口蹄疫事件」考 2010/05/09 
宮崎県「非常事態」に際し 2010/05/07 
小沢氏「宮崎県知事訪問」考 2010/05/06  
追及「口蹄疫災害」 2010/05/05  
消息不明「赤松農相」考 2010/05/05  

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 赤松氏の訪問を前に、「宮崎日日新聞」(5月9日付記事)には、「外遊から帰国後、10日の来県を決めた赤松広隆農林水産相には「今更どんな顔で来るのか」と怒りの声も上がった」、として、こう記されている。

 「注射を打たれた豚は鳴くんです。あんな鳴き声を聞くのは初めてで、胸が詰まった」。感染疑いの豚が確認された養豚農場に勤める30代男性は、殺処分の様子を切々と語った」とある。

20100512008
宮崎日日新聞Web) 5月12日付記事
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 表題の、殺処分の現場に臨んだ様子が報じられる県知事の談話にも、同様の苦渋の言葉がある。果たして、赤松氏、ひいては政府首脳がこうした現場を訪れ、目の当たりにされたのであろうか。上辺だけのアリバイ訪問に過ぎない証左であり、その実態は愚政の極みである。二度とかくなる政党を選んではならない。

平成22年5月12日

博士の独り言
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20100512009
路傍の初夏(筆者)
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