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2011/05/21(土) 22:51:34 [民主党]

徹底追及すべき「結果責任」

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海水注入中断は「人災」…谷垣総裁、首相追及へ
 自民党の谷垣総裁は21日、新潟市で講演し、東京電力福島第一原子力発電所の事故発生直後、菅首相の意向により、海水注入が中断されたことについて、「その事が事態の初動を遅らせたとすれば、人災と言わねばならないのではないか。よく検証しなければならない」と述べ、週明けの国会審議で徹底追及する方針を表明した。読売新聞Web)5月21日付記事より参照のため抜粋引用/写真は「首相意向で海水注入中断」と報じる読売新聞紙面(切り抜き)5月21日朝刊(1面)より資料として参照のため引用
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「結果責任」として追求を

 たとえば、「知らなかった」「直接関与していなかった」。これらの言が再び並べ立てられるとすれば、民主党政権が党是とする責任転嫁の言だが、且つ、テロリストの常套句でもあることに気づかねばならない。

 表題の、震災翌日(3月12日)の「首相意向で海水注入中断」(読売新聞)した「55分間」について、谷垣総裁(自民党)が「週明けの国会審議で徹底追及する方針を表明した」(同新聞Web)とあるが、抑えるべきポイントは先ず上述にあり、原発事故を肥大化させた「結果」責任を、指示権者の菅首相に強く問うべきではないか、とこう拝察する次第である。

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読売新聞
Web)5月21日付記事より
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  たとえば、対災害初動でのわずか「数分間」の分かれ目が災害を肥大化させ、後の10年、20年の歳月におよぶ修復を要する場合が往々にしてある。いみじくも、国家の首長たる存在は、その重要性をあらかじめ測り知る能力を有していなければ、その資質足り得ないことを自覚すべきであることは当然のこととして。

 現首相、ひいては現・民主党政権には、残念ながらその資質が窺えず、たとえば、先年の宮崎県での口蹄疫感染拡大事件と同様、知っていて「人災」を起こしている人為性もまた問うべきである。
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次の災害でも繰り返す可能性

 先稿でも指摘したが、そもそもの、菅首相、ひいては、赤軍政権それ自体がテロリストである可能性もまた否定できない。一般に、これまでに指摘されて来た「第三者武装集団による民間(非武装)人への攻撃」を是とする「テロ」とはまた異なるタイプの、赤軍政権による、新型の「国民テロ」の可能性が、先年からの同様の「パターン再現」に読み取れてならないのである。

 すなわち、国内のいずこかで、災害が事故が起きた場合、この一類はまた同様のパターンを繰り返す可能性が窺えてならず。同党首脳に露骨な、マニフェスト総選挙でも露呈した「亜」さながらの騙しを“本分”とする「朝鮮人民主党」のメンタリティがそもそもの「災い」の根源であることを英邁見抜く必要がある。
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責任は、首相指示に帰着

 表題に参照する朝刊紙面には、「二ノ方壽(にのかた・ひさし)東京工業大学教授(原子炉工学)の話として、「(前略)注水停止は、事態を悪化させた可能性が高い。事故2日目で、炉心の状態に関する情報がほとんどない状況では、とにかく冷やすことが必要だった」と。続けて、「仮に注水で再臨界が起きたとしても、それほど高いエネルギーが出るわけでもない。(核燃料の過熱が続くことにより)再臨界を恐れるとしたら、まったくの誤解だ」との指摘がある。

 その後、海水でも良しとして炉へ注入し、さらに注入する。とにかく冷やす。その措置のために、全国の消防団が交互に駆けつけ、命がけの任務に当られた事実が、上述の二ノ方教授の指摘の正確さを物語っているのではないか。
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■ 主な関連記事:

菅「テロ政権」考 2011/03/16 
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【筆者記】

 復興を盾にしながらも、国民を守る施策を放棄するかの赤軍政権の居直りを許してはならない。国会追求を宣言された谷垣氏におかれては、お身体に気をつけて頑張ってください、等との言は用いずに、事実追求に徹していただきたい。闘え、自民党!
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 ブログの日頃の論旨につき、ごく当たり前の筋道に照らして「おかしい」、「変だ」と洞察し、意見書のメモとしてみなさまに報告させていただき、その病理を問う。これが「博士の独り言」のスタンスで、今後も不変です。

 事実の指摘は決して悪口には該当しません。「公」に対する批判はそれが事実であればことさらに「悪口」の類ではなく、むしろ、さらに事実を掘り下げるために不可欠な指摘です。事実を淡々と指摘すれば、「なるほど、そうか」と気づく人もまた意外に多い。ごく普通の日本人が、ごく当たり前の「言」を発して行く。事実を即した、その共有が広がるほどに、また日本は毅然と恢復する、その素地を取り戻していくに違いありません。

 事実の共有はすべての第一歩です。正論は事実から生まれ、良識の声は必ず力になる。良識による日本防衛を切に願い、国害と指摘すべき諸事項に対し、覚悟して取り組む国思う活動を応援くださり、辛抱強く支えてくださるみなさまに心より感謝します。
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日本は毅然とあれ! 

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初夏にて(筆者)
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