2007/03/07(水) 00:15:10 [アジア]
中共の隣国侵蝕を看過する外務省!
外務省、ネパールに対する無償資金協力を発表
5日、外務省は、日本政府がネパール政府に対し、「貧困農民支援」として、総額3億円の無償資金協力を行うことに関する書簡交換が、カトマンズにて、平岡邁駐ネパール大使とラメショア・プラサド・カナル大蔵省次官代行との間で行われたと発表した。ネパールは、約14万7000平方キロメートルの国土と約2530万人の人口を有し、北はヒマラヤ山脈を挟んで中国と、南はタライ平原と呼ばれる東西に広がる平坦地でインドと国境を接する内陸国で、1人当たりのGDP(国内総生産)は、約294ドルと発展段階の低い後発開発途上国であり、貧困削減が政府の最重要課題の1つとなっている。BTimes 3月6日 /写真は外務省(Wikipedia)
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中共のネパール侵蝕は止まず!

毛沢東主義派、和平協定締結後も子ども兵士解放せず - ネパール
写真は、カトマンズ南方120キロ、マクワンプール(Makwanpur)地区のキャンプで訓練を受ける毛派の子ども兵士(2006年11月10日撮影)。(c)AFP/Ravi MANANDHAR
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くすぶり続ける毛沢東主義派の動静
ご存知の読者も多くおられると思う。写真は、人民解放軍ではなく「ネパール共産党毛沢東主義派」に徴兵されたネパールの子供たちである。毛沢東主義派による「人民戦争」と称する反政府活動が活発化して10年。中共(中国共産党)によるネパールへの侵蝕が露(あら)わになっている。 2006年11月に、政府と和平協定を締結した、とされているが、中共の実質的な侵蝕は止んでいない証左である。
「反政府活動を展開してきたネパール共産党毛沢東主義派は、政府との和平協定を締結後も子ども兵士を解放していない」。
国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウォッチアジア支部が、2月4日に公開した報告書(72ページ)によれば、人数的には小規模ながら、いまだに子ども兵士の徴兵も行われているという。これがネパールの現実だ。
ネパール共産党毛沢東主義派は、これまでに10年におよぶ武装闘争の展開。数千人の子ども兵士を数千人徴兵していたと伝えられている。この武装闘争で、少なくとも1万3000人が死亡。ネパール国内は混乱に陥ったのである。ヒューマン・ライツ・ウオッチ研究所長のサム・ザリフィ氏は、「和平協定は、子ども兵士の徴兵を禁じている。この条項に従えないのであれば、毛沢東主義派は協定を順守できないということになる」と報告書に述べている。
和平締結はおろか、この2月も国内抗争で20名以上が命を落としているのである。隣接する国々に対していかに巧妙な手法で、且つ周到に進められるか。その教訓を、ネパールの実例が我々に警告しているように、筆者には映ってならない。
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「王国」が消えたネパールの名称
昨年(2006年)4月21日に、国王はついに直接統治を断念。国民への権力移譲を発表した。同27日、コイララ新政権が発足。国王は国家元首としての地位を事実上失った。共産党毛沢東派が参入した「民主連合政府」を樹立。国号も「ネパール王国」から「ネパール国」に変更する方針となり、在外公館の表記からも「王国」が削除されている。
ヒマラヤ山脈の南側の麓(ふもと)に位置するネパールは、隣接するインドと同じく親日的な王制国家であった。だが、現在は親中国家へ変わろうとしている。この国家の激変のプロセスは、中共の「第二期対日工作要綱」とよく似ている。このまま中共による侵蝕が続けば、その延長線上に、中共に吸収される国家の姿が見えて来る。
どこかの国の外務省は、この動静を「民主化運動の高揚」と賞賛。共産党毛沢東主義派に対する「テロ」指定。それを解除した新政権の方針と制憲議会を支援している。中共の領土拡大覇権主義を指摘することなく、中共に促される通りに、すなわち、「貧困解消」を表看板にした経済支援のみを重ねているのである。
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【筆者記】
昨年、中共がパラセル諸島の一部領海基点上に標識を建立。これに対してベトナムは「主権の侵害」であり「無効」であるとして非難した。しかし、中共政府は、同海域について、「完全に中国の主権の範囲内の事柄であり、他国がこれに干渉する権利はない」(1月4日)と主張。本来は、南ベトナムの管理下にあったこの小さな島々を、1974年1月19日に中共が占領。ベトナム戦争末期のどさくさに紛れての収奪であった。
中共の他国への侵蝕、領土・領海の収奪行為は、決して「遠い国」の出来事ではなく、明日の我が国への警告として認識するべきである。中共一辺倒の現在の外務省では心もとない、再編を願う!
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2007/05/18 00:00 設置 (PCカウント)
Author:博士の独り言
いかなる組織、団体とも無縁の日本人発行のメルマガ、およびブログです。初期のように、氏名とプロフィール、写真を掲載すべきと考えていますが、迫る身の危険回避の意味からも自重すべし、との筆者をよく知る友人らの制止により、現在は「博士の独り言」として活動しています。活動自体も全く無収入です。