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2014/08/11(月) 00:31:00 [武士道に学ぶ]

敷島の武士道 一期一会(1)

 「一期一会」は多くの方がご存知と思う。ゆえに由来と説明は省くが、敷島の「人の道」をなす重要な一つととらえ、事例を通じて若干だがメモに記してまいりたい。なお。事例の参照はその説明のためでありもとより悪意の類ではない。

 先年、瑣末な身へ「支那製の餡子かもしれませんが、召し上げっていただきたい」(要旨)と和菓子をわざわざ携えてくださった方がおられた。無論、ご本人は悪意ではないにせよ、お心には感謝するとしても、やはり贈り主が「得体の知れない」ものを差し出すに等しく、無礼に当たる事例と謂わざるを得ないのである。

 「一期一会」とは、結果的にそれが最期の挨拶、出会いになっても身に悔いの残らぬよう、流儀にあらぬ恥や遺恨を残さぬように接することを本分とするのであって、拙き身でさえ贈答をなす場合も、その時の分相応の最善の、言い換えれば自らもが食さぬ、使用せぬ最善のものを選んで来たつもりである。以って、上記のような戯けをなしたつもりも無い。

 メンタリティの朝鮮化が横行する昨今に問いたい一つである。(つづく)

平成26年8月11日
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