2006/10/24(火) 08:03:52 [中共(中国共産党)]

海外メディアが報じる
中共の人命軽視の実態 

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中共傾倒のわが国の報道
危惧感を抱くのは筆者だけか?

 中共より「優良メディア」と賞賛される朝日新聞をはじめ全国紙は、「中国との関係改善」、「中国との経済関係」を強調し、片や、中共のプロパガンダを代弁するかのように、“戦争責任”“歴史問題”等々、読者に自虐史観を植えつけるかのごとくの“報道”に忙しい。

 これらの実態は、中共の対日工作要領にもとづく「中共」の日本篭絡の意図に乗せられて出来上がった報道構造であり、櫻井よしこ氏、中西輝政氏らがその倒錯した姿を指摘しているとおりである。

 本稿に一端を紹介する人命軽視の実態についても、是非、克明に報じていただきたい。短稿ながら、BBC、CBSの報道を中心に記事を紹介する。以下、
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中共は中国共産党

 「中国」というより「中国共産党」と記した方が論理が明確になる。その意味から、拙記事では「中国共産党」または「中共」と記すことにした。

 とすれば、昨今の多くのマスメディアの論調にみられる「関係改善」や「関係修復」とは、この中国共産党との関係を改善せよ、修復せよ、仲良くせよ、と報じているに等しい。

 わが国に対しては“日中友好”を看板とし、円借款、他さまざまな援助を引き出す。しかし、その裏では刃物をつきつける如く、激しい対日宣伝工作を展開する中共。

 そもそも、東シナ海に向けて強大な軍事攻撃力の増強を図り、わが国と台湾に向けて1000基以上のミサイルを配備するような“国家”が、“友好”の看板をいくら掲げても信用はできない。

 世界唯一・悲惨な被爆国である日本に対し、破壊力にして累積でその166回分以上もの核兵器を準備し、これ以上、何を恫喝しようというのか。

 この裏表2つの顔を峻別せずして、かりそめにも媚従する間違いが重なれば、すでに篭絡された一部メディア、政治集団を通じた一層の情報操作と思想支配が日本国内を侵蝕し、次なる段階に懸念される中共による軍事侵攻の危機をわが国に呼び起こす。

【筆者註】 

 「人権弾圧」と記せば誤解を招きやすいので、「人命軽視」と記す。

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移植手術の件数増加を自負する中共

 ここ数年、世界各地から中国大陸に渡航し、中共の病院で臓器移植を受ける患者数が激増している。6月10日の新華社電(日本では時事通信が配信)によれば、同国でこれまでに8万5000件以上の臓器移植が実施され、2005年は1万2000件以上に達したとあった。

 陳教授(中共の医学団体、中華医学会臓器移植学会の陳実主任委員)の発言が掲載され、「わが国は米国に次ぐ第2の臓器移植大国。海外で行っているあらゆる移植手術が国内でも実施でき、世界先進水準にある」との自負の弁が報じられた。

 この臓器移植手術の件数増加について、以前の記事で大紀元紙の報道にその数値のヒントを求めたことは既報の通りである。先ず、あらためて当該記事をレビューしたい。

 「中国官製の統計によると、1991年から1998年の8年間に、全国の肝臓移植例はわずか78例であったが、法輪功の弾圧が始まった1999年から、肝臓移植手術件数は倍増しており、世界一になっている。1999年、2000年、2001年にはそれぞれ118件、254件、486件で、2001年までの累計は996件となっていた。2003年には、肝臓移植は一気に3000例にも上った」(2006年4月15日付記事)とある。

 この大紀元紙の数値を参考に、筆者は独自の概算のもとに、「移植手術の対象はこの肝臓だけではない。角膜、皮膚、腎臓など、多岐に渡っている。筆者の概算によれば、それを少なめに累算したとしても、過去1年間だけでも全土で1万件はゆうに超えていると読者に報告。今回の新華社電が報じた数値と符合するに至った。

 自賛ではない。こうした不幸な数値ほど、筆者のように性格の悪い学者の計算、予測には「真実」があることをご考慮に加えておいていただきたいと願うからである。

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世界に真実を知らしめた決死行動

(写真: AP通信/Mannie Garcia撮影)

 2006年4月に行われた胡錦涛主席の訪米歓迎式典を“妨害した”とされていた女性医師・王文怡(ワン・ウンイ)氏(47)に対する起訴がこの6月21日に取り消された。

 コロンビア地区の裁判所はこれまでに審理を3回延期してきたが、証拠不足を理由に検察側及び弁護側と起訴の取り消しに合意した、とのこと。

 筆者は正鵠を得た措置と考えるし、いずれこうした措置が講じられることを期待していた。そう考えていたところへ、米国人の識者から「女性はまもなく不起訴になるかもしれない」と聞いた。

 中国共産党の報復を怖れて媚中に徹するわが国の政治家、宗教家、財界人、メディア関係者はよく肝に銘ずるべきである。この一人の女性が、式典妨害という罪を覚悟で決死の行動に奔った意味は大きい。

 この勇気が、世界数百万の人々に中共の人命軽視の実態を伝えるきっかけとなったのである。

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胡錦濤に抗議した女性

 去る4月20日、米ホワイトハウス南側園庭で催された中国・胡錦濤主席の歓迎式典。そのスピーチ中に、報道カメラマン席からブッシュ大統領に対して中国共産党による人命軽視を声高に抗議した王文怡(ワン・ウンイ)氏(47)。



[胡錦濤氏に抗議する王氏(AFP/Getty Images)]

 事件の状況とその後については、CBS、BBCの報道を通じて下記の記事で紹介する通りである。その王氏が釈放後、声明文を発表。4月25日付の大紀元紙において、ホワイトハウス事件に至った心境を語っているので紹介したい。

 大紀元紙は、中国国内で激しい弾圧と人命消耗に遭っている健康法集団・法輪功の機関紙だが、満足な情報開示がなされていない中国の実情を知る上で、中国共産党に対して歯に衣を着せぬ報道を展開する同紙は、唯一ともいえる貴重なインフォメーションリソースとして筆者は重視している。

 中国共産主義の横暴に危惧を抱く各国の有力者、財界人らが、たとえ大紀元紙に経済的な支援をしたとしても、その信条は筆者には理解できる。

 当初、記者席から叫んだこの女性が医学博士であり、その人命を重んじる立場から出た抗議行動であるとは筆者も気づかなかった。声明文を引用すれば長くなるので王氏の写真に大紀元の当該記事のリンクを貼らせていただく。



[王文怡氏(大紀元)]


 健康法集団「法輪功学習者」だけでも6万人にも及ぶ一般人が、消息不明(すなわち中国共産党に冤罪逮捕)となり、その多くが中国の移植ビジネスのために「生体臓器摘出」の犠牲になっているとの談話には、筆者も驚愕の念を禁じ得ない。

 相次ぐ告発者により、次第にその実態が明らかになり、最近では、欧米のメディア、各国の議会もこの問題を大きく扱うようになった。


[売買される人の臓器 (BBC)]

 これに反応するかのように、中国政府はこの春、臓器移植に関する管理条例として『人体臓器移植管理暫定規定』を発布し、7月1日を発効日とした。しかし、それが逆に「生体臓器移植」の駆け込み需要を促進することになり、外国からの移植手術希望者に対して手術を急ぐように促し、手術の件数も急増した。

 この『人体臓器移植管理暫定規定』は「ドナーの同意」を必須事項に掲げているが、その「同意」のプロセスが表面的に変わるだけで、7月1日以降にも、新たな形で人命の消耗が行われている。

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胡錦濤主席スピーチ中の出来事

【CBS写真報道−2006年4月20日(米時間)】



2006年4月20日、木曜日、ブッシュ大統領と胡錦濤主席は、歓迎式典出席のためホワイトハウスに到着。ホワイトハウスをバックに南側園庭の楽隊を閲見する両氏。
(写真: AP通信/Charles Dharapak撮影)





式典に臨むブッシュ大統領と胡錦濤氏。
(写真: AP通信/Gerald Herbert撮影)





胡錦濤氏に歓迎の辞を述べるブッシュ大統領。
(写真: AP通信/Gerald Herbert撮影)




式辞の後に演壇を降り、集まった群集に応えるブッシュ大統領と胡錦濤氏。
(写真: AP通信/Mannie Garcia撮影)





同じく式典に出席したローラ・ブッシュ大統領婦人と国家主席婦人。
(写真: AP通信/Mannie Garcia撮影)




群集の中でカメラを構える中国人女優の章子怡(Ziyi Zhang)。
(写真: AP通信/Ron Edmonds撮影)




AP通信社のカメラに親指ポーズでサインを送る章子怡。
(写真: AP通信/Mannie Garcia撮影)




「ブッシュ大統領、彼 (胡錦濤) の殺戮(さつりく)を止(と)めてください!」。
胡錦濤主席のスピーチの最中に、突然、金切り声で叫ぶ婦人がカメラ席に出現。(写真: CBS)




抗議の叫びに反応し、婦人の口を塞ごうとする中国人カメラマン記者。
(写真: AP通信/Mannie Garcia撮影)




式典の妨害をしたとして、手にしていた抗議の弾幕を引き離される婦人。なおも必死に「ブッシュ大統領、法輪功の殺戮を止めてください!」と英語で抗議。中国語でも「ブッシュ大統領、彼の殺戮を止めてください!」と繰り返す。
(写真: AP通信/Charles Dharapak撮影)




ついに婦人の口をシークレットサービスがふさぐ。
(写真: AP通信/Charles Dharapak撮影)




シークレットサービスが婦人をカメラ席から連れ出す。
(写真: AP通信/Charles Dharapak撮影)




連れ出された後、遠くから式典を見つめる婦人。
(写真: AP通信/Gerald Herbert撮影)
[この騒ぎの間、中共国内では映像配信を中断]




式典中、ホワイトハウスの傍(かたわ)らでデモンストレーションを行う中国人の集団。それを巡視するパークサービス。
(写真: AP通信/Heesoon Yim撮影)





ホワイトハウスを望むラファイエットパークに集まった抗議の群集。中共の強制収用所に反対する弾幕をかかげている。その群集を制止するパークサービス。
(写真: AP通信/Heesoon Yim撮影)




ホワイトハウスで記者会見に応える胡錦濤主席。
話す主席を横から見つめるブッシュ大統領。
(写真: AP通信/Gerald Herbert撮影)

【以上、CBS写真報道】

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【CBS写真報道−2006年4月21日(米時間)】



胡錦濤主席による訪米は、機がまだ十分に熟していなかったとの声もあった。しかし、ホワイトハウスでは歓迎式典の準備が粛々と進められた。




カメラを持って持ち構えている中国人。




法輪功の弾圧など、なおも続く人権侵害に抗議するためにホワイトハウス周辺に集まった群集。




ミサイルの標的になっている台湾の人々の抗議もあった。




胡錦濤氏の訪米を歓迎する舞を演じ、支援する中国人グループの姿もあった。




一部騒然としている中、南側園庭で歓迎式典がはじまった。




歓迎の意を表わす12丁の祝砲列を閲見する両首脳。




演説中に法輪功弾圧を抗議する声が響いた。
温和に反応しながらも当惑を隠せない胡錦濤氏。




誤ったタイミングで演壇を降りようとする胡錦濤氏。「まだまだ」と腕をつかんで制止するブッシュ大統領。




この式典の様子は中国、台湾の両方の人々が注目した。


【以上、CBS写真報道】

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ワシントン裁判所に出頭

 ホワイトハウスでの式典中、中国の激しい人命軽視に「抗議の叫び声」をあげた婦人のその直後を、4月21日(英時間)付のBBCが紹介している。


【BBC報道−4月21日(英時間)】



裁判所に出頭した王氏

 BBCの記事は、婦人のその後を取材しており、中国の人命消耗に対する欧米メディア関心の深さを表している。その後について、記事は、ワシントンの裁判所に出頭した婦人の様子を紹介している。

 罪名は「外国要人に対する脅迫罪」で「懲役6ヶ月または5千ドル(米ドル)の罰金」とされ、婦人は約40人の支援者に守られながら裁判所に到着。

 その婦人、王文怡氏は博士号を持つ47歳の医師。住居があるニューヨークでの生活は許されたが、裁判所の用事以外を除いて、ホワイトハウス、ワシントンへ近づくことが禁止となった。

 付き添いの弁護士は、王氏の言い分を聞くようにを求めたが、検察官は法に抵触したこと自体は揺るがせない事実としてこれを拒否。一方的な裁定となった。

 彼女が胡錦涛氏に投げかけた言葉は中国語で、「法輪功の弾圧を止めなさい」、「あなたの時代は終わった」。英語で、「ブッシュ大統領、彼(胡錦涛)の殺戮を止(と)めてください」との訴えであった。(つまりどこが「脅迫罪」なのか、とのニュアンスで記事は静かに問いかけている)

【以上、BBC報道】

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【筆者追記】2006年10月24日


 本編に、前版で消失した報道写真をもとに「中共の人命軽視の実態」を指摘する記事を再作成した。iza版でのアップを試みたが、「人を不快にする表現が含まれている可能性があります」と表示を拒まれたので、本編に後の参考資料とアップする。


  この続編では、報道写真をさらに紹介してまいりたい。独自ドメインを取得したが、サーバー上におけるゼロからのブログ構築には、大変な労力が要ることを思い知った。使用までに相応の時間を必要とする。


 なお、中共については、下記の資料を併せてご参照いただければ幸いである。


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公聴会の内容


 櫻井よしこ氏によって開催された公聴会の記録。



◆参考資料: 
中共「対日政策要綱」(概観)

 これはネットで知られている「概略目次」を記録した身近な「参照用控え」だが、検証解説版を順次アップする予定。

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 私儀、職責が重くなったため、ブログに取り組む時間が乏しくなりました。しかし、小ブログは何としても継続発展させて行くつもりです。しばし復刻記事や短稿を差しはさみながらのアップとなりますが、何とぞご容赦いただきたく。

 小さなブログながら、読者のみなさまにはお忙しい中、ご訪問をいただき感謝しています。本日も新たな記事をアップさせていただけたことを有難く思います。

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Comment

なんてひどい事を!
本当にこの勇気ある女性の抗議がなければ、分からなかった、公にはならなかったと思います。
それにしても、中国共産党は、なんてひどい事をして
いるのでしょうか。実に、暗い気持ちになります。うう

中国の人々と、中共とを区別する博士の意見には、私
も、以前からそう思っていましたので、賛成です。

また、大紀元時報への注目も、その通りだと思い、私
も、いつも、チェックしています。

これからも、引き続きのご活躍を、祈っています。

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