2008/04/06(日) 03:07:26 [明るいニュース]

 

 
宗教者に相応しい勇気ある言動

20080328001
僧侶方の手紙
 有志ブログの多くがあつかわれている事項と思う。関西地域限定で放映された青山繁晴氏のテレビ番組「ぶったま」で、天台宗の僧侶方が時局に即した意義深い発言をされたそうだ。すでに多くの読者がご存知のことと思うが、小ブログでも短稿に紹介させていただく。博士の独り言。写真は「大規模暴動の起きたラサで3月27日、中国政府の手配で現地入りしている外国メディアの取材団がジョカン寺(大昭寺)を訪れた際、チベット仏教の若い僧侶約30人が「チベットに自由はない」などと訴える騒ぎがあった」 時事通信3月27日付記事より参照のため引用

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宗教者に相応しい勇気ある言動

 表題については、読者からも同番組を収録した動画情報をいただいているので併せて紹介する。

20080406001
動画】天台宗住職がチベット問題について涙ながらに語る
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 番組で手紙を読み上げた僧侶方は、兵庫県姫路市の天台宗別格本山書寫山圓教寺の大樹玄承執事長と、金子峻祐執事とのこと。同番組を敢行した青山繁晴氏と出演された僧侶方に敬意を表し、下記に、当該の書簡を掲載させていただく。

(以下、引用)

書寫山圓教寺 大樹玄承師の書簡

 今私達日本の仏教者の真価が問われています。

 チベットでの中国の武力行動によって、宗教の自由が失われることに心から悲しみと、やむにやまれぬ抗議を表明せずにはいられません。

 私たちは、あくまでも宗教者、仏教者として、僧侶を始めとするチベット人の苦しみをもはや、黙って見過ごす事が出来ません。チベット仏教の宗教的伝統を、チベット人の自由な意思で護ると言うことが、大切な基本です。

 皆さんは、日本の全国のお坊さんどうしているのかとお思いでしょう。

 日本の各宗派、教団は日中国交回復のあと、中国各地でご縁のある寺院の復興に力を注いで来ました。私も中国の寺院の復興に携わりました。

 しかし、中国の寺院との交流は、全て北京を通さないと出来ません。殆ど自由は無かった。これからもそうだと、全国の殆どの僧侶は知っています。

 そして、日本の仏教教団が、ダライラマ法王と交流することを、北京は不快に思うこともよく知られています。 あくまでも宗教の自由の問題こそ重大であると、私は考えています。しかし、チベットの事件以来、3週間以上が過ぎて尚、日本の仏教会に目立った行動は見られません。

 中国仏教会が大切な友人であるなら、どうして何も言わない、しないで良いのでしょうか。

 ダライラマ法王中心に仏教国の歴史を重ねてきたチベットが、今無くなろうとしています。

 私たちは宗教者、仏教者として草の根から声を挙げていかなければなりません。しかし、私の所属する宗派が、中国の仏教界関係者から抗議を受けて、私はお叱りを受ける可能性が高いでしょう。

 このように申し上げるのは、私達と行動を共にしましょうということではないのです。それぞれの御住職、檀信徒の皆さんが、これをきっかけに自ら考えて戴きたいのです。

 オリンピックにあわせて、中国の交流のある寺院に参拝予定の僧侶もいらっしゃるでしょう。この情勢の中、中国でどんなお話をされるのでしょう。

 もしも、宗教者として毅然とした態度で臨めないならば、私たちは、これから、信者さん、檀家さんに、どのようなことを、説いていけるのでしょうか。

 私たちにとって、これが宗教者、仏教者であるための最後の機会かも知れません。

書寫山 圓教寺 執事長 大樹 玄承

平成20年4月5日

(以上、引用)
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創価学会は殺人政府を礼賛

 宗教には門外漢であるため、短稿での仏教界についての言及は、別機会の別稿に託したい。だが、道義上、この一点だけは指摘できそうだ。いわゆる、この天台宗のような伝統的な宗門に対して腐敗堕落、悪魔の巣窟、といった毀損誹謗の言辞を惜しまない創価学会という宗教団体がある。散々に罵(ののし)っておきながら、しかし、仏教を看板にする団体として、過去も現在も、中国共産党によるチベットの虐殺に関しては「何も」言わない。

 むしろ、殺人指導者の来日と、その人物と「永遠の師(会則)」と仰ぐ教祖・池田大作との会見を演出するためか、同団体の機関紙・聖教新聞等では、中国共産党への礼賛を文革(文化大革命)にまで遡って、連日のように掲載している。チベット大虐殺は「内政問題だから干渉しない」と云いながらも、しかし、この「文革」もまた「内政問題」であるはずだが。

 当該の文革では、先稿でも度々触れた通り、7000万人もの自国民を虐殺している。そして、150万人にも達するチベットでの大虐殺(「大法輪」が指摘)を累々と重ねて来たのもまた中国共産党である。ともすれば、創価学会による一連の言動は、詮ずるところ、中国共産党と謂う殺人政府を礼賛し、今も続いている虐殺をも礼賛しているに等しい。

 上記に引用させていただく僧侶方の発言と、それを毀謗(きぼう)し、しかし、殺人政府を礼賛する創価学会とを比べれば、どちらが「宗教」と呼ぶに相応しい存在であるか、は子供の目にも一目瞭然ではないか。この集団がいかに平和、文化の看板を掲げ、奇麗事を並べたとしても、良識の信用には値しない。そのおぞましい実態をここでも確認できる思いがするのは筆者1人ではないだろう。
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国民から相次ぐ勇気ある発言

 これまで紹介した砲丸作りの辻谷政久氏や登山家の野口健氏。そして、今般の僧侶方と。社会のそれぞれの立場から、民間人の明快な発言が相次いでいる。政治家、役人に「ろくでもない」存在が目立つ。この現状に辟易(へきえき)としている庶民にとっては、いやいや、日本は捨てたものではない、と勇気付けられる言動だ。日本の「まともな神経」は脈々と生きているのである。
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野口健「チベット発言」一考


 国思う講座「中国共産党の嘘を見破る」序講
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【筆者記】

 ご縁があり、過去に創価学会脱会者の人々を少ながらず取材している。云く、学会(創価学会)にいた時は、なまじ言論の自由はなかった。会内のことについて、率直な疑問を質問の声にかえることさえためらうことが多かった、と。また云く、仮に、池田大作に逆らった質問や発言をしただけで、あいつは病気だ、三位坊だ(さんみぼう=反逆者の象徴として、実在していた過去の人物の名を借りてそう呼ぶそうだ)、退転者だ、と口コミで阻害された、と。また、脱会者に対して、自殺に追い込んでよい、との「指導」を受けた、等。おぞましい話を随分とうかがって来た。

 創価学会員から集団暴行を受けた青年の事例も先稿に記したが、そもそも、このような「全体主義」を是とする集団は、一応は宗教を掲げていたとしても、その実は宗教ではなく、いうなれば、中国共産党ともよく似た「集団の狂気」とも謂えよう。ということは、あるいは、その精神的な土壌には、チベット、東トルキスタンの人々の苦しみは微塵も理解でき得ない。人間としてあるべき要素が欠如している、と謂えるのかもしれない。
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2008/04/04(金) 22:05:16 [明るいニュース]

 

 
野口健氏が中共の「非」をずばり指摘

20080404003
チベット問題で中国を批判した 登山家「野口健」の覚悟
 “媚中派”宰相率いる政府や、五輪取材パスという“人質”を取られたテレビ・新聞が、形ばかりの抗議でお茶を濁すなか、中国のチベット弾圧に断固として反対する登山家のブログが、俄然、注目されている。週刊新潮 4月10日号(4月3日発売)記事より参照のため引用/写真は「野口健公式ブログ」のカバーページ。参照のため引用。

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野口氏の勇気ある発言

 多くの方がすでにご存知かもしれないが、小ブログからもお知らせしたい。登山家の野口健氏が、ブログとホームページから、今般のチベット弾圧に際し、中国共産党を明快に非難されている。表題記事(新潮誌)が指摘しているように、首相をはじめ政府閣僚、要人がモゴモゴを口を閉ざしたかのような現状にあって、野口健氏の発言は、ずばり的を得ている。この発言を通じ、スポンサーを降りる企業があり、仮に、登山家としての道を閉ざされるようなことがあるとしても、ここは言う、との強い決意と凛としたスポーツマンシップが感じられる。
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抗議の理由が明確なチベット人

 野口氏は、今般のチベットの人々の抗議について、『永年に渡り中国に支配されチベットの文化が葬り去られようとしている時に命をなげうってでも中国による侵略を国際社会に訴え、そして救いを求めようとしている彼らの行為を一体誰が責められようか。まさに知覧から飛び発つ思いであったに違いない』とその心情に同感と理解を寄せている。

 また、一昨年(2006年)9月に、ネパール国境のナンパ・ラ峠でネパールに向けて歩いているチベット人に対し、中国共産党の国境警備兵が発砲し、チベット人を射殺した行為についても、当時の記録映像を紹介し、『パン、パンという銃声にチベット人が倒れてゆく。そして次の銃声で再びパタリと倒れるチベット人。煙草を吸いながら平然と遺体を引きずる中国国境警備隊員。映像の中で銃殺されたのはわずか17歳と23歳の青年だ』とその陰惨な様子を紹介している。

 この事件は、『当初、中国当局は「銃撃事件は承知していない」とコメントしていたが、ネット上に映像が流れてしまったためか「自衛のために発砲した」と説明。今回のラサの暴動でもその直後にはチベット自治区政府は「我々は発砲していない」と語り武力鎮圧を否定したが次第に事態が明らかになっていくにつれ「デモ隊を解散させるためにやむを得ず威嚇射撃を行った」とコメント』と。最初から嘘を放ち、しかし、嘘がつき切れなくなると、「言い訳」にならない説明をする当局の体質を指摘している。

 また、当局の国連の介入を許さない隠蔽政策により、死者が30万人を超えた、近年のスーダンのダルフール大虐殺では、中国製の銃火器が使用されたこと。また、その中に、『石油の確保を国策の中心に据えている中国と武器を必要としているスーダンの思惑が一致し、スーダンは大量に石油を中国に輸出。その石油の売却代金を中国からの武器輸入に補填するいわゆる「死のサイクル」が形成されているのだ』とずばりと指摘されている。ご自身がチベットに訪問された経験や、その中で見た中国人に圧迫され、隅に追いやられるチベットの人々の姿など。さまざまな角度から、チベットの人々の抗議の理由とその背景に触れてい
る。
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北京五輪ボイコットについて

 そして、野口氏は、『このオリンピックに向けて一生懸命励んできた選手たちの気持ちを思えば北京オリンピックの「ボイコット」などそう簡単に口にはできない。しかし、これ以上の非人道的な行為が中国によって繰り返されるのならば、中国に対する明確なメッセージとして中国が最も恐れている「ボイコット」という最終手段がその選択肢の中に含まれるのも、またやむを得ない』と述べている。これらの指摘は、客観的、且つ明快な指摘であり、本来は、政府、政治家がいち早くなすべきものと謂えよう。

 さらに、『オリンピック出場の条件として国連などによる国際調査団の受け入れとダライラマとの直接対話を中国に強く要求するべきではないだろうか』と。また、『オリンピックと政治は別問題とよく言われるが、本当にそうでしょうか。そもそもチョモランマの山頂にまで聖火リレーし、オリンピック開催までに急ピッチでラサを開発し、「中国のチベット」を演出しようとしている中国自身がオリンピックを政治利用しているではないか。「オリンピックと政治は別問題」は所詮は綺麗ごとであり、建前でしょうに、それを鵜呑みにしたらそれこそ中国の思うつぼでしかない』と結んでおられる。
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もの言わないのは「弾圧に加担しているのと同じ」

 さて、表題記事には、野口氏が、あえて今般の非難にいたった心情を吐露されている。云く、『登山家としての私の最終目標は、チベット側から登りネパール側に下りるという、日本人は過去1度しか挑戦していない難コースを踏破することなんです。だが、中国がタブー中のタブーであるチベット問題について発言を繰り返せば、二度とチベットには入れない。私の聖地チョモランマに帰れないかもしれない。あるいは入った途端、逮捕される可能性もあるでしょう』と。

 それゆえ、『だから、書くべきか否かについては大いに悩みました。けれども、私はチベット人が中国人警官に蹴られたり棒で叩かれたりする光景を何度も目にして来た。糞尿の臭いのひどい環境劣悪なカトマンズの難民キャンプに、チベット人が命を守るために次々に逃れてくる現実も知っている。その上で、何も語らないのは、弾圧に加担しているのと同じだと思ったので』と述べている。

 まさに、野口健氏の「グッドジョブ」と謂えるのではないか。勇気の分、重みが増す言葉の数々である。特に、もの言わないのは、「弾圧に加担しているのと同じ」。まったく、野口氏の言われる通りではないか。政治家のみなさん、聞えてますか?
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【筆者記】

 まだまだ、これからのブログである小ブログが、野口健氏のブログを紹介する僭越をお許しいただきたい。野口氏のご活躍とご健勝をお祈りする。短稿にて。
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2008/04/03(木) 16:39:34 [明るいニュース]

 

 
日本の誇れる職人気質

20080403002
fact 真相 ボイコット第1号
 オリンピックは、選手が活躍するだけの場ではない。身にまとうウエア、使う用具を提供するひとびとにとっても、真剣勝負の場である。そんな晴れの舞台であるはずの北京五輪を、ひとりの“職人”が“ボイコット”すると宣言した。埼玉県富士市の辻谷政久さん(75=写真)である。週刊新潮 4月10日号(4月3日号)より参照のため抜粋引用/写真は同記事(グラビアページ)より参照のため引用
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清々しい笑顔

 清々しい表情をしておられる。辻谷政久氏(辻谷工業)が、表題(新潮誌面グラビアページ)に紹介されている。北京五輪を指して、淡々と、『やっぱりこの国にオリンピックをやる資格はありませんよ』と語った。その発言については、J-CASTニュース(3月25日付)の一報をもとに、有志ブログの多くがあつかわれ、小ブログでも先稿(3月26日)に紹介させていただいた。その後、産経新聞が「【すごいぞ日本】ファイルI」の中で、3回にわたって、砲丸の真髄を極める辻谷氏を紹介(3月31日〜4月2日付)しているので、ご記億に新しいことと思う。

20080403003
小さな町工場で五輪メダルを独占してきた砲丸(手前)
を作る辻谷政久さん
(産経 Web 3月31日付

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 表題記事でも、辻谷氏制作の砲丸について紹介している。云く、『砲丸投げで使う砲丸を作って来た。鋳物(いもの)の素材を、辻谷さんがひとつひとつ旋盤(せんばん)で削って仕上げた重さ7.26キロの砲丸は、他社製に比べ1〜2メートル飛距離が違うといわれるほどに選手に好評。男子砲丸投げでなんと、アトランタ・シドニー・アテネと3大会連続でメダリスト全員が辻谷さんの砲丸を使っていた(写真の砲丸は同型)』と記している。砲丸に特別な仕かけがあるわけではなく、丁寧に制作され、砲丸の「重心」が安定しているためだ。
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切削による制作は辻谷氏だけ

 その砲丸作りの一端を、産経紙(4月1日付)は紹介している。『一度に100個作ります。14工程あるので1週間かかりますね(辻谷氏)』と。さらに、『大切なのは後半の仕上げの工程だ。耳と目と手の感触を総動員して微妙な比重の違いを見分けながら表面を薄く削っていく。研究を重ね、川口の鋳物工場でも体験的に働かせてもらってようやく身につけた技術である。「教えてもほかの人にはできません。経験で覚えなければ」という(同)』と。やはり、技術と経験、五感のすべてを尽くした職人気質。その入り口とも謂えよう。

 日本の優れた職人に共通していること思う。もしも、ぜひ、その技を教えてほしい、等と。安直に尋ねようものなら、たとえば、「その問いは、10年早い」と喝破される。そうした話をよく聞く。それだけ真剣であり、制作に没頭している。職人のその証(あかし)であり、また、物事に正直でなければ、こうした気質はあり得ない。切削による砲丸作りは、辻谷氏独自の技術のようだ。同特集には、辻谷氏の以前のエピソードとして、『外国製の砲丸を取り寄せて2つに割り、中を調べると、空洞があったり、鉛を詰めたりして重さを調節していることが分かった』とある。これでは、辻谷氏の技術には適わないであろう。砲丸を手にとる選手にも、その「違い」が判るはずだ。
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何事も時間がかかる

 辻谷氏の砲丸が五輪に初めて採用されたのは1988年(ソウル大会)とのことだ。だが、競技で使った選手は誰もいなかった。次のバルセロナ大会(1992年)で、辻谷氏の砲丸を使った選手が『銀メダル』を獲得。その後、アスリートに評判が広がり、アトランタ大会(1996年)、シドニー大会(2000年)、アテネ大会(2004年)の3大会連続で、メダルの「金」「銀」「銅」すべてを独占、との快挙となった。それまでには相応の歳月と努力を要している。

 言い換えれば、物事を簡単には諦めない。何事も時間と根気が要る。その大切さについても辻谷氏は教えてくれているに等しい、と謂えるのではないか。
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「北京はやめました」

 しかし、北京五輪への砲丸の提供をあえて断った。それは4大会制覇という、新たな五輪での実績の積み重ねをも断念する。そのことも意味する。辻谷氏のその決断には、そうした採用、不採用や利害さえも超えた気質と誇りがある、と拝察する次第である。「毅然」としたスタンスは、そこから生まれてくるに違いない。

 清々しい笑顔を拝見し、ここに短稿を申し述べてみたくなった。およばずながらも、数十年後には、この辻谷氏のような表情で生きていたい、誇りを持つ日本人の1人でありたい。そう願って止まないからである。短稿にて。
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■ 主な関連記事:

砲丸「北京五輪提供しない」
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【筆者記】

 職人気質に通じる日本の学者もいる。辻谷氏のニュースで思い起こしたのは頑固な恩師の存在である。院生時代に、その恩師から贈られた言葉が現在を支えている。ある日、少し不精して手抜きの小論を提出した時のことだった。恩師は、不機嫌そうに筆者の小論文をクシャクシャと丸めて、くずかごに捨てて見せた。

 そして、こんな莫迦な学生を育てた覚えは無いぞ、とばかりに筆者を睨みつけ、こう諭(さと)したのである。「少しは世界に通用する学者になりたければ、孤独に耐え得る力と、100万人をも説得できる論理の力を磨け」と。また、「知識は、その人間としての力量を磨いた上で初めて活(い)きるのだ」と。また、「チャラチャラと知識を披見していい気になるな。1万年早いぞ、お前の態度は」(要旨)と。

 極寒の中で氷水を浴びせられた思いがした。否、5トントラックでバックして来た恩師から、氷の山を身にぶち撒かれたような痛さ、辛さがその時にあった。だが、その言葉は愛弟子への贈り物だったのである。感謝している。その懐かしの地も、桜の開花が間近のようだ。
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2008/04/02(水) 19:21:07 [明るいニュース]

 

 
日本は世界で最も「好影響」を与える国

20080402003
日本「世界に良い影響」、独と並びトップ…BBC・読売調査
 読売新聞社が英BBC放送と実施した共同世論調査によると、日本は世界に良い影響を与えていると思う人は56%で、悪い影響を与えているとの答えは21%だった。「良い影響」はドイツと並んで最も高く、「悪い影響」はドイツの18%に次いで低い数値となり、総合的に高く評価された。調査は昨年10月から今年1月にかけて34か国で行い、政治、経済、安全保障分野で世界に影響を及ぼす14か国・国際機関についての評価を聞いた。 「良い影響」は、ドイツ、日本に欧州連合(EU)の52%、仏英の各50%が続いた。「悪い影響」はイランの54%が最高で、イスラエル52%、パキスタン50%も5割台となった。読売新聞 4月2日付記事より参照のため引用/写真は「満開の桜」筆者撮影。
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本年も「最も好影響」を与える国に

 表題に報じられる調査は、世界34カ国、1万7000人余りを対象に実施とのことだ。昨年と同様、日本は、最も「世界に良い影響」を与える国と評価される結果となった。

 また、表題には、『日本に対する各国の評価を見ると、「良い影響」が最も高かったのはケニアの78%』と。その一方で、日本に対する評価で、『「悪い影響」は中国55%、韓国52%が目立った』と記している。いわゆる、特定国の“評価”を除けば、日本の「世界に良い影響」評価のパーセンテージは上がり、「悪い影響」評価の数値はさらに低くなる。謂うなれば、現時点でも、日本は、断トツで「世界に良い影響」を与える国」となることは間違いない。

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書簡活動でも同様の「実感」

 微力な存在に過ぎないが、およそ11年前から、事実にもとづき、米国、英国、イタリア、ドイツの4ヶ国。さらに、スイス、スペイン、オーストラリア。および、インドネシア、インドなど、人脈とツテをたどり、日本への理解を求める書簡を送る個人活動を続けて来た。その幅を広げたく思い、才能はないが、現在、自身5つ目の言語になるフランス語の修練に挑戦中である。

 意見交換の過程で、気が遠くなるほど忍耐を要する時もある。無力さを覚えた時もあった。だが、これまでに、およそ200名を超える人々の理解を得ている。どちらかといえば、日本に冷淡な視線を送っていた学者、識者が親日家に変わり、親日家であった人々はさらに日本への理解を深めている。これらの識者、学者の中には、特定国のプロパガンダや嘘八百を真に受ける人はいない。

 それぞれのご家族や教え子、同僚の研究者など、人々の個々の人脈、さらにそのまた先の人脈にまで、「日本」への理解が、数千、数万、数十万人の「理性」を通じて広がっていくことを願う。書簡活動は地道だが、今後、どのような立場になろうとも、あと40年は頑張り通す。「私」はどうでもよい。やがて、その時が来て、自らの骨を埋めるこの日本が、世界中の人々から敬愛され、国民は誇りと自信を持ち、そして、毅然とした国であれば本望である。
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【筆者記】

 困難な過渡期を乗り越え、日本を新たに築く。その端緒となるこの時代に生まれ合わせた幸運に感謝する。さまざまな紆余曲折はあろうとも、また、多少の苦労は経ようとも。国思う我々の存在が、子々孫々の代から感謝される時代は必ず到来する。それが、日本であることが歴史の上に証明されるであろう。
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2008/04/02(水) 08:46:44 [明るいニュース]

 

 
北京五輪開会式への出席要請を受けず

20080402001
北京五輪開会式 皇族の出席見送り  政府方針「不安定要因多く」
 中国が北京五輪開会式に、天皇、皇后両陛下をはじめとする皇族方の出席を要請していた問題で、日本政府は1日、この要請を受諾しない方針を固めた。中国製ギョーザ中毒事件や膠着(こうちやく)状態の東シナ海のガス田共同開発問題に加え、チベット騒乱など不安定要因が多く、時期尚早と判断した。開会式への出席では欧州各国に参加を辞退する動きがある。日本政府から開会式に誰を派遣するかは「全くの白紙状態だ」(外務省幹部)という。(中略)
北京五輪開会式では、ドイツやチェコ、ポーランドなどの首脳が欠席を表明しているほか、英国のチャールズ皇太子も不参加を明らかにしている。産経新聞 4月2日付記事より参照のため引用/写真は「2008年3月31日、ネパール・カトマンズにある中国大使館前で行われた中国への抗議デモで、警官隊に拘束されるチベット人デモ参加者。(c)AFP/Prakash 
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端緒とすべき今般の対応

 北京五輪開会式についてだが、中国共産党政府による両陛下、および皇族方の出席要請は受諾しない。今般は、政府、関連省庁の最低限の「グッドジョブ」と謂えるのではないか。

 表題記事には、『両陛下は平成4年、天安門事件で国際社会から孤立していた中国を訪問された。これには「日中関係を非常にしっかりした盤石なものにした」(河野洋平衆院議長)との評価はあるが、中国の銭其●元外相が回想録で「中国が西側の制裁を打ち破る最も適切な突破口となった」と記したように、「ご訪問が中国に利用された」(閣僚経験者)側面は否定できない』と指摘している。

 また云く、『さらに江沢民前国家主席は、両陛下ご訪問後も「反日教育」を強化し、反日デモが繰り返されてきた』と。日本を都合よく利用し、しかし、散々に毀損せしめて来たのである。このような表と裏の顔を使い分ける中国共産党のスタンスは、日本に国害をもたらす。上述の河野洋平氏のように、空々しいコメントを述べる政治家は、いい加減に引退していただきたいものだ。

 また、今般の最低限の対応を端緒として、胡錦涛氏(国家主席)を「国賓」として招く一件、および来日それ自体の再考へと通じることを願う1人である。短稿にて。
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■ 主な関連記事:

国辱「胡錦濤来日」
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【筆者記】

 国際社会を動かし始めたチベットの人々の勇気、絶えざる抗議行動に心より敬意を捧げ、犠牲になられた方々に心より哀悼を捧げる。

 平家物語に云く、『祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理を顕す。驕れる者久しからず、ただ春の夜の夢の如し。猛き人も遂には滅びぬ、偏に風の前の塵に同じ』と。これを筆者が中国共産党に約して云く、「北京五輪の鐘の声、弱者虐殺の響きあり。焚書坑儒の旗の色、虚飾崩壊の姿を現す。驕れる中国共産党久しからず、ただ春の夜の夢の如し。人類の癌は遂には滅びぬ、偏に黄砂の中の塵に同じ」と。

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 読者のみなさまにはお忙しい中、ご訪問をいただき感謝しています。ここに、新たに記事をアップさせていただけたことを有難く思います。 拙い記事に対し、有志のみなさまより、内容を的確にフォローいただくコメント、身を案じてくださるコメントに感謝します。昨今、売国事例と呼ぶべきさまざまな事件、不祥事が露呈していますが、良識の力によってこれらを今周知・打開し、未来の教訓とすべき「日本復刻」への確かな前兆と筆者は観ています。先ず膿を出し切って、病を治す。これもまた自明の道と思います。力を合わせて頑張りましょう。

 一日一日を大切に、みなさまと共に考え、真実を共有できればと願っています。事実を指摘する批判は「悪口」ではなく、真実を掘り出し、その共有のために不可欠です。また、真実の共有はすべての第一歩です。正論は真実から生まれ、良識の声は必ず力になる。辛抱強く支えていただき、共に闘ってくださるみなさまに心より感謝します。 

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